Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹2017~SV Horn (Austria) Physio/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

アミノ酸

筋力/パワー系アスリートのβアラニン摂取の有効性(カルノシンターゼの酵素制御を通じて筋内のカルノシン濃度を高める)

βアラニンは他のサプリメントに比べて有効性を証明した臨床試験が最も少ないサプリメントになります。 科学的研究が少ない理由のひとつは、サプリメントが最近登場したからであり、大多数の論文は過去3年以内に発表されています。 特に無酸素性競技アスリー…

必須アミノ酸とトレーニング(トレーニング直前の投与は、トレーニング直後の投与と比べ、160%筋同化作用増大をもたらす)

レジスタンストレーニングは、タンパク質の合成と分解の両方を刺激します。 しかし、タンパク質合成のほうがより多く刺激されるために、骨格筋におけるタンパク質のネットバランスが向上しますが、数値的にはまだマイナスになります。 対照的に、全アミノ酸…

有酸素性運動のための分岐鎖アミノ酸(持久系エクササイズ中にBCAAを補給すると、トリプトファンの吸収が相対的に減り、セロトニン中枢性疲労が軽減する)

BCAA(分岐鎖アミノ酸)は従来、主観的運動強度を低下させ、持久系パフォーマンスの向上をもたらすために使用されています。 このような目的によるBCAAの摂取はセロトニン中枢性疲労仮説に基いており、この仮説によると、持久系エクササイズ中は循環する血中脂…

筋サイズと筋力のための分岐鎖アミノ酸(BCAAの中では、ロイシンだけが単独でタンパク質合成を促進できる)

BCAAが他のアミノ酸と特に異なるのは、内臓組織にはBCAAの分解を担う律速酵素が少ないことです。 したがって、経口摂取されたBCAAは急速に血中に放出され、筋はこれらの高濃度のアミノ酸に暴露され、最終的にBCAAは、骨格筋タンパク質合成の固有の制御因子と…

必須アミノ酸およびアミノ酸群(体内プロテインバランスやホルモン分泌、免疫機能、タンパク質同化作用や抗異化作用を有する代謝産物への転換に関わる)

アミノ酸は全部で20種類あり、そのうち9種類が必須アミノ酸(EAA:Essential Amino Acid)で11種類が非必須アミノ酸(NEAA:Essential Amino Acid)になります。 EAAは体内で生成することができないため、食事から摂取しなければならず、タンパク質の摂取は通常…

運動後のタンパク質同化としては大豆より牛乳が優れている(筋タンパク合成率は無脂肪乳摂取後のほうが34%も高くなった)

日常的にレジスタンスエクササイズを行う(すなわち、少なくとも週に4日トレーニングする)8名の若齢男性を対象として、片側性レジスタンスエクササイズを利用して大豆と無脂肪乳を摂取するクロスオーバー法で調査した研究があります。 規定の朝食を終えた後、…

グルタミンの役割(高強度運動時の免疫低下現象の予防、試合期の骨格筋維持、アンモニア蓄積による中枢性疲労の軽減につながる)

グルタミンは、筋力系および持久系アスリートに向けて販売されている製品に含まれる一般的なアミノ酸になります。 グルタミンはグルタミン合成酵素の働きによりグルタミン酸塩とアンモニアから生合成されるため、大抵の状況では必須アミノ酸ではありません。…

必須アミノ酸と障害リハビリテーション(EAA摂取により筋タンパク質のターンオーバーが維持されることで、筋の機能的な筋原線維が多く生み出され、筋の機能が維持された)

必須アミノ酸(EAA)の摂取の利点は、外科的手術後の入院期やリハビリテーション期のように、不活動を余儀なくされる時期に骨格筋量と機能を維持する能力にあります。 重要な事として、EAA摂取に対する筋タンパク質同化の急性反応は、異化作用の条件となる安…

MUSASHI

当院でも取り扱っているMUSASHIはアミノ酸を中心とした栄養補助食品です! MUSASHIの魅力 MUSASHI商品は、理想の代謝を成し遂げる目的をもって開発したものです。その理想の代謝に必要とする栄養成分、およびその必要とする栄養成分の絶妙な割…

タンパク質摂取の重要性(BCAAは安静時およびレジスタンスエクササイズ後の骨格筋において、翻訳開始(タンパク質の合成調節の重要段階)にかかわる様々な酵素を活性化することによって同化効果を有する)

運動後のタンパク質の合成を増進することは回復の重要な要素であると考えられています。 研究によるとレジスタンスエクササイズの後、40gの必須アミノ酸を摂取すると、40gの混合アミノ酸(必須アミノ酸21.4gと非必須アミノ酸18.6gを含む)と同程度に、タンパク…

アスリートのタンパク質やアミノ酸の摂取量とは(タンパク質の摂取量そのものよりも、摂取するタンパク質の質(タンパク質の型)と摂取するタイミング(運動刺激に対していつ摂取するか)が重要である)

運動を行う者にとって最も適したタンパク質やアミノ酸の摂取量は、長く議論されています。 なぜならば、絶対量の等しいタンパク質を摂取しても、消費されるアミノ酸の量と型が異なる場合がある、摂取のタイミング(エクササイズの前か後か)によってタンパク質…

毎日のタンパク質摂取量を補う(脂肪分解に対するインスリンの抑制効果を最小化できるカゼインとホエイを両方含む補助食品を用いることには価値がある)

高強度のトレーニングとCHO摂取量の低減とを組み合わせた場合、多くのトレーニングセッションは、筋グリコーゲンの貯蔵がそのセッションのエネルギー必要量に対して完全または十分とは考えられない量で開始される可能性があります。 そのような条件では、ア…

卵タンパク質の容量-反応研究(全卵タンパク質20g(必須アミノ酸約8.6gに相当)の摂取が、下半身のレジスタンスエクササイズ後の混合筋タンパク質合成への刺激を最大化するには十分である)

タンパク質同化 タンパク質または必須アミノ酸や糖質をワークアウト直前直後に摂取すると、レジスタンスエクササイズの同化作用が向上することはよく知られています。 レジスタンストレーニングと分岐鎖アミノ酸:BCAA(ロイシンは、タンパク質合成促進機能、…

アルギニン(2型糖尿病お客において、血圧と血糖値を低下、インスリン感受性を高め、低糖質食中のタンパク質の異化作用を抑制する)

アルギニンとは グルタミンとプロリンから合成されるアルギニンは条件付きでのEAA(必須アミノ酸)になり、アルギニンは近年、一酸化窒素(NO)の増大を宣伝し販売されているサプリメントに含まれています。 L-アルギニンにはタンパク質、尿素、クレアチニンの合…

プロテインと窒素バランス(身体に摂取される食事性タンパク質と排出される窒素量の定量化が伴うため)

[caption id="attachment_16318" align="alignnone" width="576"] Athlete tasting new protein supplements for better muscles[/caption] プロテインの基本情報 筋力/パワー系アスリートに対するプロテインサプリメントの価値は、タンパク質の合成に果た…

アミノ酸は「窒素」と「炭素」が主体(アミノ酸は炭素がある限りエネルギー源になり、肝臓はアミノ酸からグルコースを作ることができる)

タンパク質は、アミノ酸がたくさんつながりできたものになり、「窒素」と「炭素」が主体でできています。 アミノ酸は、基本的にはタンパク質はエネルギーを生み出すためのものよりは、筋肉などの身体の構造を作るものになります。 しかし、アミノ酸は炭素が…

必須アミノ酸と筋同化作用(EAAの補給は、片脚あたりタンパク質が4.0±0.4g増加し、ホエイタンパクの補給は、2.2±0.3g増加)

必須アミノ酸とタンパク質 ホエイプロテインなどの元来からのタンパク質と必須アミノ酸(EAA)摂取1gあたりの筋同化反応は、EAAを摂取するほうが明らかに大きくなります。 このような反応が引き起こされる原因は、主としてEAAの吸収の素早さと、その後の全…

筋タンパク質合成のための必須アミノ酸(必須アミノ酸および、非必須アミノ酸ではタンパク質合成に2倍の差がある)

筋タンパク質合成とアミノ酸 筋タンパク質の合成は、アミノ酸(AA)前駆体の適切な供給によって刺激されます。 血中AA濃度の増加が合成過程開始のシグナルとして働くということになります。 血中AAが十分に増加するためには、通常は細胞内空間に傾く濃度勾…

アミノ酸と筋損傷(乳酸は「代謝によってできるもの」であるのに対して、筋肉痛は「筋が瞬間的に大きな力を出そうとして生じた力学的な原因によるもの」)

以前は、乳酸が溜まっているから筋肉痛が起こるといわれてきました。 しかし、乳酸が多くできるのは運動直後であって、運動後30分や1時間もたてば、元の低いレベルに戻ります。 一方、筋肉痛は運動し終わってすぐ生じるわけではなく、数時間後、あるいは1日…

アミノ酸サプリメント(タンパク質は、筋肉の元になり、その他、化学反応を進める酵素の成分であったりと、身体にとってなくてはならないもの)

アミノ酸はタンパク質が分解されてできたものになります。 逆にいうとアミノ酸が集まったものがタンパク質になるということです。 肉や魚、豆類などにはタンパク質が多く含まれ、普通に食事で肉や魚、豆類を摂取していれば、アミノ酸を摂っていることになり…

スポーツとタンパク質(血中アミノ酸(特に必須アミノ酸)濃度を増加させることによりレジスタンストレーニングに対する同化反応を最大化させることができる)

タンパク質とアスリート 筋力と除脂肪体重の増加を最適化するにはどれほどの量のタンパク質を摂取するべきか、この議論は運動科学者やコーチたちによって、過去何度も繰り返されています。 最近、タンパク質の摂取量そのものよりも、摂取するタンパク質の質…

内分泌器官とホルモン(ストレスに関連したホルモンはトレーニングによる変容する)

内分泌(Endocrine)の概念は、もとは1904年にBaylissとStarlingに提唱され、ホルモンと呼ばれる化学物質(Hardyによる命名でギリシャ語の覚醒素)が分泌細胞から血液中に放出される現象を意味し、導管へ分泌する膵臓や唾液腺などの外分泌(Exocrine)とは…

糖新生(炭水化物摂取量が不足した時、肝臓でピルビン酸・アミノ酸のアラニンからグルコースを合成)

体内に貯蔵されている炭水化物のエネルギー量は約1000Kcalですが、脂肪のエネルギー量は約100倍になります。 炭水化物の体内貯蔵量はそれほど多いとは言えません。 一日に必要なエネルギーは成人では約2000Kcal前後、スポーツ選手が一日のトレーニングで必…

身体活動時のタンパク質の必要量(摂取の上限は2g/kg体重/日程度)

タンパク質を構成するアミノ酸は窒素を含みます。 この為、タンパク質の摂取必要量は窒素の摂取量と排出量の収支である「窒素出納量」によって評価するのが一般的になります。 窒素の摂取量は飲食物を、排出量は尿、糞便などを分析することで求めます。 運…

長距離選手とタンパク質(1時間を超えるような運動を行う場合、エネルギー源として糖質、脂質のほかにタンパク質も利用される)

タンパク質は筋肉の主材料ですので、種目を問わずスポーツ選手には最重要といえる栄養素です。 大きな筋力やパワーを要する種目の選手のほうが、タンパク質摂取に対する関心も高く積極的に摂取しており、これはまったく理にかなった傾向です。 最近は、持久…

基礎代謝(エネルギー代謝と血中グルコース濃度と脂肪酸酸濃度)

基礎代謝は、空腹時状態の覚醒下、横たわった状態での全身の酸素消費量で測定されます。 ※消化器官が運動していないこと、消化・吸収のためのエネルギー消費がないこと、そして筋肉運動がないことなどが条件になっています。 血液中のグルコース濃度は低め…

有酸素性機構が活発に働けば働くほど筋疲労の原因となる水素イオンの分解効率を上げる(短距離の選手であっても有酸素性能力を高めておく必要性がここにある)

有酸素性能力と筋疲労 発生した水素イオンを筋細胞内のミトコンドリアで分解する機構も体内には存在し、酸素とグリコーゲンを原料としてATPをつくり出す有酸素性機構がこれに相当し、有酸素性機構が活発に働けば働くほど水素イオンの分解効率も高まり、有酸…

レジスタンストレーニングはホルモン分泌(アンドロゲン、成長ホルモン)にどれだけ影響が出るか?

トレーニングと関係の深いホルモン レジスタンストレーニングの第一の目的は筋の肥大と筋力の増強にあります。 筋の肥大との関連で男性ホルモン(アンドロゲン)、成長ホルモン、副腎皮質ホルモン、骨の代謝でカルシトニンや副甲状腺ホルモン、脂質代謝でア…

運動前・運動中の分岐鎖アミノ酸(BCAA)摂取の生理学的効果

20種類のアミノ酸の中でバリン、ロイシン、イソロイシンは分岐鎖アミノ酸(balanceed-chain amino acids;BCAA)に分類される必須アミノ酸です。 ※筋肉タンパク質中に含まれるアミノ酸で、自然界の多くのタンパク質にはバリン、ロイシン、イソロイシンがほぼ1…

インスリン分泌刺激性糖質とタンパク質(アミノ酸)同時摂取の重要性

インスリンは筋肉に限らず身体タンパク質の合成を促進し分解を抑制するので、スポーツ栄養においては、高インスリン反応性糖質が重要な役割を担うことになります。 ※犬にトレッドミルランニングをさせたときに、アミノ酸混合物+砂糖、またはアミノ酸混合物の…