Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究してます。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹元SV Horn physio,柔道整復師,NASM-PES,NSCA-CPT。

ウェイトリフティング

ピリオダイゼーションにおける負荷(エクササイズの種類によっても異なるが、パワートレーニングはスクワットやジャンプスクワットのように比較的低負荷(50%1RM以下)で行なうことで効果が得られる場合が多くなる)

ブロックにおけるピリオダイゼーションの負荷 個々のブロック内における負荷のピリオダイゼーションは直線的ではなく、週ごとに負荷を増大させていき、第4週でいったん負荷を下げ回復を促します。 強度自体はブロック1からブロック3にかけて着実に上げていき…

デプスジャンプの応用(DJは姿勢を変えることで、鍛えようとする関節を取り巻く筋構造を集中的に鍛えるように調節でき、様々な異なる可動域でパワーを発揮する必要のあるパワーアスリートにとって、DJの特異性は重要になる)

デプスジャンプとSSC Gehriは、DJのようにSSCが関与する活動は、特に神経筋の特異的適応を通して、CMJよりもパフォーマンスを大きく改善すると結論づけています。 DJトレーニングは、競技特異性をさらに高めるために調節することもできます。 DJは姿勢を変え…

ランジの負荷の増加に伴い、股関節伸展の力積と仕事量はどのように変化するか?

ランジ中の股関節伸展の力積と仕事量 最近の研究により明らかなように、ランジ中の負荷の増加に伴い、股関節伸展の力積が膝関節伸展の力積よりも大きな割合で増加します。 Riemannらは、体重の12.5%、25%、50%に等しい負荷を用いてランジを行なう間、股関節…

デッドリフトの負荷の増加に伴い、股関節伸展モーメントはどのように変化するか?

デッドリフトの股関節伸展モーメント 最近の研究において、従来のデッドリフトにおいても、負荷の増加に伴い股関節伸展モーメントが膝関節伸展モーメントより相対的に大きく増加することが示されています。 Swintonらは、ストレートバーを用いた標準的なデッ…

急速減量法を実施することの潜在的危険性(クライアントが健康を危険にさらしていないか見極め、適切な教育計画や方策を準備することによって、彼らが安全かつ効果的な減量を実施し、健康的な体重を長期的に維持する手助けをする必要がある)

減量 パーソナルトレーニングのクライアントは、しばしば身体組成における目標により、短時間に大幅な、または極端な減量を実行する必要に迫られます。 クライアントが試合出場(総合格闘技、レスリング、ボクシング、ウェイトリフティングなど)のため、また…

レジスタンストレーニングに起因する肩関節複合体の傷害(疫学的報告によると、肩関節複合体は主要な負傷部位であり、その羅患率は22~36%に及ぶ)

肩関節複合体の負傷 疫学的報告によると、肩関節複合体は主要な負傷部位であり、その羅患率は22~36%に及びます。 Keoghらは、オセアニア地域のウェイトリフティング選手(n=101)の調査を行ない、傷害パターンを調べた研究によると、肩関節複合体は報告された…

レジスタンストレーニングに起因する肩の障害(RTを集団で起こる傷害や障害のうち最大36%が肩関節複合体で発生している)

レジスタンストレーニングと肩の障害 レジスタンストレーニング(RT)は、スポーツ競技のための筋骨格の強化、障害のリハビリテーション、様々な健康や体力にもたらす利益などを実現する手段として提唱されてきました。 RTに起因する障害の発生率は過去10年間…

若年アスリートのパワー発揮(コンタクトスポーツのエリート選手は常に60%1RM以上の負荷でこの動作を行っていると報告されていますが、高校生アスリートに同様の相対的負荷を適用することは受傷リスクを大幅に高めるおそれがある)

下肢の爆発的パワーを向上させるには 下肢の爆発的パワー向上に有効でありながら、あまり十分に活用されていないもう一つの特別なエクササイズがジャンプスクワットになります。 ジャンプスクワットはウェイトリフティングやプライオメトリックスのようなレ…

若年アスリートにおける代替え的なパワー向上法の選択(プライオメトリックスでは大きな床反力が生じるため、プログラムへの適用は慎重に行わないと、短期的には過負荷による傷害を、長期的にはオーバーユースの問題を引き起こすおそれがあり、特に成長期のアスリートにおいてはその懸念が大きくなる)

アシスティッド・ジャンプスクワット パワーは伝統的にウェイトルームの中でウェイトリフティングやプライオメトリックスを用いて強化されてきました。 これらは下肢のパワー向上手段として確かに効果的ですが、同時にいくつかの制約もあり、ウェイトリフテ…

ピリオダイゼーションにおけるパワートレーニング(0%1RM負荷でのトレーニングはジャンプスクワットにおけるパワーを、50%1RM負荷はスクワットのパワーをそれぞれ最適化し、70%1RM以上の負荷はパワークリーンのパワー出力を最適化する)

パワー出力を最適化するには パワートレーニングでは、パワー出力を最適化する様々なエクササイズを様々な負荷を用いて行ないます。 その目的は、力、パワー、および加速の発揮能力を広範な負荷にまたがって向上させることであり、その方法として筋力および…

筋パワーを向上させ、競技パフォーマンスを高める3つの基本トレーニング(スクワットやデッドリフトなどの伝統的な多関節ウェイトトレーニング、爆発的なプライオメトリックトレーニング、およびクリーン&ジャークなどのウェイトリフティングエクササイズになる)

ピリオダイゼーションのモデル ピリオダイゼーションのモデルを選択するかにかかわらず、モデルを実際に適用するにあたっては考慮する点がいくつかあります。 例えば、エクササイズの選択や順序、トレーニング目標、選手の年齢や経験レベル、利用できる用具…

プライオメトリックトレーニングにおける筋力向上(筋が短縮する直前に伸張すると、伸張反射により短縮パワーが増大するという科学的根拠に基いてプログラムが作成される)

プライオメトリックトレーニングとは 多くのコーチやアスリートが、プライオメトリクスはリフティング速度に効果があるため、筋力の向上とパワーリフティングのパフォーマンス改善にとって欠くことのできない方法であると信じています。 プライオメトリック…

ベンチプレステスト(安全性の配慮から、フットボール以外の競技では、3RM値から1RMを推定する方法が推奨される)

ベンチプレステスト ベンチプレスは、上半身の筋力の普遍的なテスト法になり、アスリートには馴染みが深く、指導と実施も容易になります。 安全性の配慮から、フットボール以外の競技では、3RM値から1RMを推定する方法をとり、フットボールでは、3RMと1RMの…

スクワットテスト(フロント、バック、およびオーバーヘッドスクワットは、筋力プログラムの基盤となるものである)

スクワットは筋力プログラムの基盤となる フロント、バック、およびオーバーヘッドスクワットは、筋力プログラムの基盤となるものであり、大学の全競技チームにおいて指導、実践されています。 バックスクワットは定期的にテストを行い、フットボールと陸上…

バーが床から離れる瞬間:Moment of separation(ファーストプル局面はMOSからバーを膝または膝より少し上の高さに持ち上げるまでを指し、クリーンおよびスナッチの可否を左右する主要な決定因子になる)

Moment of separation MOS(バーが床から離れる瞬間:Moment of separation)の際は、バーを床から急いで持ち上げる(「引きはがす」)のを避けることが重要になります。 そのようにバーを床から持ち上げると、身体のCOG(最適な重心位置)が前方へ移動して前足に…

発揮パワーを高めるトレーニング(ウェイトリフティングの成功は速度に依存しており、大きなパワー発揮でのトレーニングが最大パワーの向上を促す)

高フォーストレーニングと高速トレーニング 高フォースのトレーニングと高速のトレーニングとを組み合わせることは、パワーを強化するために合理的なプログラムになります。 2つの要素を個別に取り組むことで、パワーの向上が可能となりますが、最大パワーを…

ファーストプル開始局面(静的開始は等尺性動作であるために、セットポジションの体勢を支える下肢と股関節が疲労するが、必ず実行しなければならない為、テクニックと基礎筋力を獲得することが不可欠になる)

リフトの開始 リフトの開始局面は、ウェイトが床またはプラットフォームの上に置かれている時に始まり、ウェイトが床から持ち上げられるMOS(バーが床から離れる瞬間 MOS:Moment of Separation)を持って終わります。 ファーストプルにはいくつかの開始スタイ…

ウェイトリフティングの各種バリエーション(パワースタイルのバリエーションは、テクニックの向上、プラトーの回避、運動パターンの単調さによって生じるオーバートレーニングの症状を避ける目的で用いる)

種目、負荷、レップ、セット、休息時間 本質的に、レジスタンストレーニングのワークアウトを作成する際に考慮するべき変数が5つあり、エクササイズ種目、負荷、レップ数、セット数、そして休息時間になります。 パフォーマンスの基礎となる身体特性の向上に…

ウェイトリフティングの生理学的変化(ウェイトリフティング選手は、非鍛錬者よりも一層多くの機械的仕事を行い、より高い血中乳酸濃度に達することができる)

ウェイトリフティングのエネルギー供給系 ウェイトリフティングには短時間で高強度の努力を伴いますが、これはラグビーや野球、バレーボールなどのエネルギー供給によく似ています。 ウェイトリフティングと同様に、短時間で最大努力を行うエネルギー源は主…

パフォーマンスの基礎となるプレシーズン期(試合期が近づくにつれて、予備テストと継続的評価によって決定された適切な特異的トレーニングを行うことが最優先される)

競技におけるパワー出力 パワー出力は競技における成功の本質的構成要素であると考えられています。 パフォーマンスとパワー発揮は、効率の良い神経筋系プロセスによって主としてもたらされ、また、レップの質が疲労によってマイナスの影響を受けてはなりま…

ウェイトリフティングの高度なリズムの習得(聴覚モデリングを取り入れた漸進的指導法は、神経回路の構築が促進、パワークリーンを習得し、トレーニングの効果と効率を最大化する上で重要な手法になる)

運動実行の中枢パターン 運動実行は中枢パターン発生器に貯蔵されており、一般化された運動プログラム(GMP)理論を根拠として、動作リズムは一定練習とブロック練習によって向上させることができるとの見解が示されています。 一定練習とは、テクニック練習を…

パフォーマンス向上のための負荷(発揮パワーは効率的な神経筋プロセスの結果、競技力に重要な要素である為、疲労がレップの質にマイナスの影響を及ぼさないように注意すべきである)

発揮パワーを最大化するには パフォーマンス向上のために、トレーニング経験を積んだ選手は、発揮パワーを最大にする負荷を用いるべきとされています。 力と速度の逆相関関係を前提とすると、比較的重い負荷を用いることは低速での大きな力発揮を引き出し、…

プル動作時のバーベルの最大速度はクリーンよりもスナッチのほうが約10~20%大きい(ジャーク175.2cm/s、クリーン166.6cm/s、スナッチ196.2cm/s)

スナッチの動作スピード エクササイズの種類に加えて、トレーニングに導入する必要のあるもうひとつのバリエーションとしては動作スピードがあげられます。 動作スピードが変化すると、トレーニング中に動員される筋線維も変化します。 クリーンはウェイトリ…

ウェイトリフティングのグリップ幅(スナッチの場合、グリップ幅を計測する方法は、外転させた腕の近位指節間関節から反対側の肩までの距離を計測する方法がある)

リフトの種類とグリップ幅 グリップ幅もまた、リフトの種類がクリーンかスナッチかによって異なります。 スナッチの場合、グリップ幅を計測する方法がいくつかあり、第1の方法は、外転させた腕の近位指節間関節から反対側の肩までの距離を計測する方法になり…

力発揮の諸特性(スナッチとクリーンのプル局面とジャークのドライブ局面の運動力学や運動学はあらゆる競技の特異的な加速パターンと類似している)

筋力とパワー 筋力とは、特定の動作パターンと速度において1つの筋または筋群が発揮できる力の最大量と定義されています。 一方、パワーとは、限られた時間内でできる限り多くの力を発揮できる能力になります。 競技の成功において、力の立ち上がり速度の大…

正確なファーストプルの重要性(開始局面の適切な実行は、急激で力強い伸張がその後に続く短縮性局面を強化するという増強効果をもたらす)

正確なファーストプルメカニクスの重要性 ファーストプルはクリーンとスナッチ、およびそれらに関連する様々なトレーニングエクササイズの最初の動作局面になります。 ファーストプルは、バーが床から離れる瞬間(MOS:Moment of separation)に始まり、バーが…

バレーボールに対する傷害予防(ウェイトリフティングプログラムは、神経筋コーディネーションを改善するだけではなく、下肢の結合組織を強化し、脊椎の安定性を促進することにより、傷害の危険性を最小限に抑える)

パフォーマンスと傷害予防 バレーボール選手は試合の状況に応じて、反応動作、開始、停止、方向転換などを頻繁に行います。 そのため、下肢の関節自体で衝撃を吸収し、素早く力を発揮する能力は、パフォーマンスにとっても、また傷害予防にとってもきわめて…

プレシーズン期におけるレジスタンストレーニング(パワー出力の向上は、多くの競技においてパフォーマンスの成功を左右する生理学的主因とされ、神経筋および神経内分泌系の適応を促し、除脂肪体重を増加させ、バランス、柔軟性、コーディネーションを向上させ、運動覚を敏感にする)

パフォーマンス向上を左右する主因とは パワー出力の向上は、多くの競技においてパフォーマンスの成功を左右する生理学的主因とみなされており、さらに、神経筋および神経内分泌系の適応を促し、除脂肪体重を増加させ、バランス、柔軟性、コーディネーション…

パワークリーンの適切なリズムを考える(リズム、すなわち相対的タイミングは、テクニック習得に寄与する指導上の重要な要素であり、パワークリーンの習得にかかせない)

相対的タイミングとテクニック習得 スナッチとクリーン&ジャークはウェイトリフティング競技を構成する2種目のリフトになります。 クリーン&ジャークのバリエーションであるパワークリーンは、多くの競技にとって効果的な強化エクササイズとなっています。 …

クリーンプルとスナッチプルvs伝統的デッドリフト(最大に近い負荷のデッドリフトを観察した結果、発揮パワーとエネルギー消費量はオリンピックスタイルリフトの35%程度である)

パワー発揮能力と動作速度 スナッチとクリーンのウェイトリフティング動作やその派生動作は、適切に実行するのに大きなパワー発揮能力を要します。 これらはスピード依存のエクササイズであり、動作速度が成功の度合いを決定づけます。 クリーンプルとスナッ…