Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究してます。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹元SV Hornトレーナー/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

クレアチン

Tabata Protocolとは(運動後に続く酸素摂取量の高値は分泌が急増するカテコールアミン等の血中濃度が長く運動前の値に戻らないことによる心拍数の高値や、筋のナトリウム、カリウム、ATPase等が高値を取ることに関係する)

従来、無酸素性エネルギー代謝量は、酸素負債(Oxygen Deficit)により定量評価されてきました。 酸素負債とは、運動後に長く続く安静時よりも高い酸素摂取量になります。 一方、酸素借とは、最大下の同一運動強度で運動を行っている場合に、運動初期に観察さ…

L-アルギニンサプリメントの摂取(L-アルギニンは、NOシンターゼ(一酸化窒素合成酵素)によってNOに変換され、その結果一時的な血管拡張をもたらす)

L-アルギニンとは L-アルギニンは準必須アミノ酸で、大抵のNO誘発サプリメントの有効成分として知られています。 この種のサプリメントは、特にスポーツ選手やボディビル選手の間で人気が高く、L-アルギニンがパフォーマンスや筋肥大に役立つ可能性があると…

パワーパフォーマンス向上のための長期的なクレアチンモノハイドレートの利用(典型的なローディング期は、クレアチン20g(体重1㎏当たり約0.3g/日)を4等分し、1日4回およそ5日間にわたり投与する)

クレアチンとは クレアチンモノハイドレート(いわゆるクレアチン)は、高強度エクササイズの能力増強を目指すアスリートが入手できる、最も効果的なサプリメントになります。 アスリートがトレーニングをして向上させる必要のある身体特性の多くは、クレアチ…

アスリートの増量に関連する栄養補給(運動直後に補給する糖質に関しては、1~1.2g/kg(BW)/hがよいとされ、それに準じて3:1の比率に応じてタンパク質量を決定することが望ましい)

アスリートにとっての増量とは 競技種目にもよりますが、アスリートにとっての増量とは、いわゆる骨格筋量の増加が主になります。 筋量増量を達成するためには、レジスタンストレーニングとホルモン応答、それに伴う適切な栄養補給が重要であるとされていま…

リン酸ローディングの効果(赤血球中の2,3-DPGの濃度の上昇は、酸素ヘモグロビン解離曲線を正の方向にシフトさせ、最大酸素摂取量が増加する)

リン酸補給 リン酸ローディングにより、2,3-ジフォスフォグリセリン(2,3-DPG)が増加することが知られています。 2,3-DGP濃度の上昇は、ヘモグロビンの酸素結合性を低下させ、より多くの酸素が筋肉に供給されればエクササイズパフォーマンスの向上が期待…

アルギニン(2型糖尿病お客において、血圧と血糖値を低下、インスリン感受性を高め、低糖質食中のタンパク質の異化作用を抑制する)

アルギニンとは グルタミンとプロリンから合成されるアルギニンは条件付きでのEAA(必須アミノ酸)になり、アルギニンは近年、一酸化窒素(NO)の増大を宣伝し販売されているサプリメントに含まれています。 L-アルギニンにはタンパク質、尿素、クレアチニンの合…

マグネシウムのエネルギー生成の調節(ATP-Mg複合体を形成し、酵素上の活性部位に基質を固定、反応を触媒し、代謝経路の速度を高めることによりエネルギー生成に寄与している)

エネルギー生成におけるマグネシウム エネルギー生成にも、マグネシウム(Mg2+)の存在が影響を及ぼしています。 具体的には、Mg2+は代謝経路における主要酵素の活性化を促進し、ATP生成の補因子として機能し、赤血球の細胞膜構造を安定化させることでO2輸送…

高強度インターバルトレーニングとリン酸ローディングによる持久的能力の向上(最大酸素摂取量(VO2max)、無酸素性閾値、疲労困憊に至るまでの時間の改善)

リン酸ローディングによる生理学的能力向上 リン酸ローディングによる能力向上は、運動パフォーマンスおよび多くの対応する生理学的測定値において証明されています。 最大酸素摂取量(VO2max)をはじめ、無酸素性閾値、疲労困憊に至るまでの時間などの改善…

生理学的にクレアチン、それともクレアチンリン酸を摂取するほうが有効なのか?(血液中から細胞内に吸収されるのはクレアチンである)

[caption id="attachment_16513" align="alignnone" width="600"] 500x320_влюбленный в фитнес.eps[/caption] クレアチン、それともクレアチンリン酸 クレアチンリン酸はヨーロッパでは、心臓の施術薬として正式に採用されていた歴史があり、生体内のメカ…

アスリートの回復のための栄養とは(糖質摂取の種類により血中乳酸濃度、グリコーゲン再合成、筋損傷の回復に影響する)

運動パフォーマンスに関与する栄養 グリコーゲンは、長時間にわたる中強度から高強度の運動中の主要なエネルギー源になります。 さらに、筋肉内の筋グリコーゲンの枯渇は疲労に直接関係し、パフォーマンスに影響を及ぼします。 したがって、あらゆるレベルの…

クレアチンの摂取とトレーニングを組み合わせた場合、筋クレアチンとクレアチンリン酸(PCr)の濃度が上昇し、除脂肪体重、筋力、スプリントパフォーマンス、パワー、力の立ち上がり速度、筋の直径などが増大する

クレアチン摂取とパフォーマンス増強 豊富な研究結果が、クレアチンの摂取によるパフォーマンス増強効果を裏付けています。 クレアチン(筋内のクレアチンリン酸貯蔵量を増やすことは、高強度エクササイズのパフォーマンスに関与するホスファゲン機構で細胞…

クレアチン(筋内のクレアチンリン酸貯蔵量を増やすことは、高強度エクササイズのパフォーマンスに関与するホスファゲン機構で細胞の生体エネルギーを高める)

クレアチニンの基本情報 クレアチンは現在、筋力/パワー系アスリートのための他の様々なスポーツ栄養サプリメントとの比較に用いられる基準サプリメントになります。 実際、国際スポーツ栄養学会(International Society of Sport Nutrition)が発表した見…

代謝ストレスと筋肥大(乳酸、水素イオン、無機リン酸塩、クレアチンその他の代謝産物の蓄積が筋肥大を起こす)

代謝ストレスと筋タンパク同化作用 多数の研究により、運動によって起こる代謝ストレスがタンパク同化作用の役割を果たすことが裏付けれています。 一部の研究者は、トレーニングに対する筋肥大反応を効率的に引き出すために、代謝産物の蓄積のほうが、大き…

クレアチン摂取の有効性(球技などのダッシュを繰り返す競技は特にクレアチン有効性の可能性がある)

クレアチン摂取の効果 クレアチンリン酸(PCr)は、クレアチンとリン酸とが結びついてできます。 クレアチンを摂取すると、特に「高強度の競技に有利になる」、ということはよくいわれています。 効果があるという研究者の意見は、①クレアチンを摂ると筋に…

疲労困憊はクレアチンリン酸濃度の低下、クレアチンリン酸が分解されてできるリン酸濃度の上昇が深く関与していることが考えられる

ATPとクレアチンリン酸 ミトコンドリアはTCA回路、電子伝達系と呼ばれる反応系を用いて、糖質や脂肪から酸素を使ってATPを作りますが、ATPは不安定で、あまり身体の中に貯めることは出来ません。 そこで、ATPはエネルギーをクレアチンリン酸(PCr:Creatin…

高強度の瞬発的運動パフォーマンス能力が優れている選手は酸素負債能が高い

激しい運動の終了直後は少なくとも数分間あるいは1時間にもわたって呼吸が荒々しくなります。 この時、安静時以上の酸素(O2)を体内に取り込んでいきます。 ①運動中に産生された乳酸を分解してエネルギーに変える。 ②アデノシンとアデノシン二リン酸(ADP…

筋収縮のエネルギー・非乳酸性機構と乳酸性機構(無酸素性機構)

筋肉が収縮する際の直接的なエネルギー源は、ATP(アデノシン三リン酸)になります。 このATPは筋肉の中に少量しか含まれていないため、運動を持続するにはいろいろな化学的なメカニズムを通じて、筋線維内でATPを作り出さなければなりません。 これを「ATP…

筋収縮と水素イオン(筋疲労を抑えるには水素イオンの発生を抑えるか、発生してもそれを除去すれば良い)

phの低下は、ATPの原料の一つであるクレアチンリン酸の筋肉内での量をも低下させてしまいます。 これもATP再合成量の減少に結びつきます。 さらに、解糖系つまり糖を燃やしてATPを再合成する機構にもマイナスの影響を与えます。 現象面としての筋疲労、筋肉…

筋疲労を防ぐ方法とは:重曹(NaHCO3)とクレアチン

筋疲労の原因は、筋収縮の結果発生する水素イオンになり、この水素イオンの発生を抑えるか、あるいは発生したものを中和すれば筋疲労を防ぐ(緩和)ことができます。 筋疲労を防ぐ一番簡単な方法は、筋活動のレベルを落とすこと(筋出力の値を落とす)にな…

運動前・運動中の分岐鎖アミノ酸(BCAA)摂取の生理学的効果

20種類のアミノ酸の中でバリン、ロイシン、イソロイシンは分岐鎖アミノ酸(balanceed-chain amino acids;BCAA)に分類される必須アミノ酸です。 ※筋肉タンパク質中に含まれるアミノ酸で、自然界の多くのタンパク質にはバリン、ロイシン、イソロイシンがほぼ1…

クレアチン摂取によるクレアチンリン酸増加と筋能力の生理学的変化(垂直跳び、等速性筋収縮、ベンチプレスの最大挙上負荷など、単発のパフォーマンスが増大(5~15%))

クレアチンリン酸が増えることは、ハイパワーの持続力が増大することを意味します。 通常の濃度のアデノシン三リン酸とクレアチンリン酸で約8秒間の全力運動が可能ですので、クレアチンリン酸量が20%増加すれば、これが約10秒間に延長することになります。 …

サプリメントに期待される生理学的効果:クレアチン、β-HMB(β-hydroxy-β-methylbutyrate)

クレアチン 1998年前後からスポーツ史上最大の関心と市場を得たスポーツサプリメントになり、基礎体力のパワーとスプリントを増強する効能を持つと言われています。 クレアチンは高エネルギーリン酸結合してクレアチンリン酸となり、筋肉運動のエネルギー源…

筋力を決める生理学的要因

身体が発揮できる最大筋力を決める要因には①筋横断面積、②神経系の機能、③筋に占めるFT線維(タイプⅡ線維、速筋)の割合の三者があります。 ※このうち③は主に遺伝的に決定され、レジスタンストレーニングによって大きくは変化しないので、トレーニングの主目…

無酸素性トレーニングの生理学・生化学的効果(ATP-PCr系・乳酸系への影響)

一口にトレーニングの「強度」「継続時間」「休息時間」により効果が異なります。 「フォスファゲン系(ATP-PCr系)」は疲労困憊にいたる供給時間の短いエネルギー供給機構であり、「速い解糖系(乳酸系)」は比較的長く速いエネルギー供給機構の2つに分け…

無酸素性トレーニング時のエネルギー供給機構(ATP-PCr・速い解糖系)

[caption id="attachment_12771" align="alignnone" width="566"] running[/caption] 無酸素性エネルギーは疲労困憊にいたる供給時間の短いホスファゲン系(ATP-PCr系)と比較的長い供給時間の長く速い解糖系(乳酸系)にわかれます。 ①フォスファゲン系(A…

筋疲労と筋持久力の生理学的反応と神経系の相関関係

「疲労(fatigue)とは、作業、あるいは運動をしていくことによって、身体各部の器官や組織のエネルギーの消耗あるいは調整の低下により機能の減退が起こり、これが全体として作業や運動の成果(performance)を低下させるようになったときの状態で、多くの…

競技時の無酸素的運動と有酸素性エネルギーの供給機構の重要性

無酸素的運動 脳から発した運動の命令は神経の線維を経由して筋肉に達して神経終盤から筋肉に対してアセチルコリンを分泌します。 これにより筋細胞中のアデノシン二三リン酸(ATP)がアデノシン二リン酸(ADP)とリン酸に分解されます。 この分解時のエネル…

高強度レジスタンストレーニング後の回復のための糖質の種類の選択

回復のための糖質の種類 アスリートが運動後に摂取するCHOの種類は、グリコーゲンの再合成の速さに影響を及ぼします。 グルコース(ブドウ糖)/スクロース(ショ糖)を含む食物やグリセミック指数の高い食品および飲料が理想です。 グリセミック指数の高い食…

ヒトのエネルギー供給機構(ホスファゲン機構、解糖系、酸化機構)

エネルギー供給機構 人の身体にはATPを再合成するために3つのエネルギー供給機構が存在します。 ホスファゲン機構 無酸素性機構、酸素を必要としない。 解糖系 2つのタイプがあり、速い解糖、遅い解糖がある。 酸化機構 有酸素性機構、酸素を必要とする。 ※…