Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究してます。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹元SV Hornトレーナー/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

グリコーゲン

継続的な持久力トレーニング(持久力トレーニングにより身体のIMTG(筋内トリグリセリド)貯蔵量が増えるため、トレーニング経験を積んだアスリートはより多くのIMTGを利用する)

継続的な持久力トレーニングにより身体のIMTG(筋内トリグリセリド)貯蔵量が増えるため、トレーニング経験を積んだアスリートはより多くのIMTGを利用します。 持久力エクササイズ中における血液中以外の脂肪酸の利用は、鍛錬者は非鍛錬者の約2倍であると推定…

アスリートの水分補給(糖質4に対してタンパク質1の割合を加えて摂取することで、水分補給と再補給、筋タンパク質の合成、グリコーゲンの再蓄積を促し、筋損傷マーカーを抑制する)

アスリートの水分補給の場合、水分の補給と再補給には通常、6~8%のブドウ糖-電解質溶液が用いられます。 最近の研究では、この種のスポーツ飲料にごく少量のタンパク質を加えると、水分の補給と再補給(また補給した水分の保持)の効果が高まるだけではな…

整形外科的疾患に対するEMSの効果(電気刺激は低い運動強度で解糖系エネルギー利用の高い速筋線維の動員を可能にし、筋エネルギー消費、グリコーゲン代謝、糖代謝を活性化できる有用な手段である)

整形外科疾患に対するEMSの効果 前十字靭帯再建手術後のお客の筋萎縮の予防に対するEMSの効果も検証されています。 この研究では、前十字靭帯断裂の20名のお客を無作為に2群に分け、手術後2日目から4週間、コントロール群は通常のリハビリプログラムのみに参…

回復促進のためのサプリメントとは(筋グリコーゲンが枯渇すると、アデニンヌクレオチドが減少し、筋のホスホクレアチンの分解が促進され、最終的に疲労が増大する)

アスリートにとってきわめて重要な分野は、運動からの効率的な回復能力になります。 運動からの回復には、多くの生理学的また心理学的な変数がかかわります。 以下に挙げられる生理学的回復の3つの領域に、明らかに明らかに影響を及ぼすサプリメントが焦点が…

栄養と免疫における現場への応用(回復に役立ち局所的な炎症反応を抑えるためには、長時間の中強度の活動中には6%のCHO溶液を速やかに摂取する必要がある)

現場への応用 ・CHO(糖質)の摂取量は、1日に体重1㎏当たり6~10gとし、非常に高強度の長時間にわたる活動に継続的に参加する多くのアスリートは、ほぼ10gの摂取が推奨される。しかし、必要な総カロリー摂取量が低めのアスリートは、CHO摂取量を体重1㎏当たり…

運動中のエネルギーレベルに対する絶食の影響(グリコーゲン濃度が低下して状態でトレーニングを行うことがタンパク質の分解を加速させることを考えると、筋力や筋量の増大を考えるアスリートに不利益をもたらす可能性がある)

運動中のエネルギーレベルに対する絶食の影響 最後に、運動中のエネルギーレベルに対する絶食の影響は、最終的には脂肪の燃焼にマイナスの効果を及ぼします。 早朝、絶食状態でトレーニングを行うことは、中強度のレベルでさえ非常に困難になります。 低血糖…

絶食後の心臓血管系トレーニング(運動強度が高くなると脂肪組織の血流が減少することが示されており、これは、脂肪細胞中に遊離脂肪酸を閉じ込めておくことで、トレーニング中の脂肪酸化能力を妨げることだと考えられている)

絶食後の心臓血管系トレーニングは脂肪減少効果を高めるか? ボディビルダー、アスリート、フィットネス愛好家がよく利用する脂肪燃焼法は、早朝空腹状態で心臓血管系エクササイズを行うというものになります。 この方法は、Bill Phillipsの著書「Body for L…

アルファリポ酸:αリポ酸(肥満のザッカーラットでは、ALA(1時間に体重1kg当たり100mg)を10日間運動なしで投与することにより、インスリン刺激によるグルコースの運搬と代謝が促進された)

主要効果 インスリン感受性も、運動後のグリコーゲンの再貯蔵と、その後起こる筋タンパク質代謝にとって重要になります。 インスリン抵抗性を持つ、高インスリン血症、脂質異常症の動物モデルである肥満のザッカーラットでは、ALA(1時間に体重1kg当たり100mg…

栄養ドリンクと減量(カフェインは、運動と併用することでインスリン感受性や脂質プロフィールなど複数の代謝指数の改善がみられる)

栄養ドリンクと脂肪減少 カフェイン単独でも、脂肪分解や脂肪酸化の増加、グリコーゲン分解の減少に効果があることは示されていますが、他の熱産生物質と併用することによって、その効果は増大するとみられています。 さらに、栄養ドリンクの長期摂取は、減…

グルタミンの役割(高強度運動時の免疫低下現象の予防、試合期の骨格筋維持、アンモニア蓄積による中枢性疲労の軽減につながる)

グルタミンの役割 グルタミンは、筋力系および持久系アスリートに向けて販売されている製品に含まれる一般的なアミノ酸になります。 グルタミンはグルタミン合成酵素の働きによりグルタミン酸塩とアンモニアから生合成されるため、大抵の状況では必須アミノ…

有酸素性運動のための分岐鎖アミノ酸(持久系エクササイズ中にBCAAを補給すると、トリプトファンの吸収が相対的に減り、セロトニン中枢性疲労が軽減する)

BCAAと持久系能力 BCAA(分岐鎖アミノ酸)は従来、主観的運動強度を低下させ、持久系パフォーマンスの向上をもたらすために使用されています。 このような目的によるBCAAの摂取はセロトニン中枢性疲労仮説に基いており、この仮説によると、持久系エクササイズ…

栄養ドリンクと競技パフォーマンス(Red Bullは、注意力を向上させることにより、選択的反応時間や集中力や記憶力を向上、認知的パフォーマンスを改善させる)

栄養ドリンクが競技能力を向上させるのはなぜか? 栄養ドリンクは、ワークアウトの質や競技パフォーマンスを向上させる目的で、エクササイズの前や試合前の栄養補給として利用されることが多く、カフェインは長年にわたり運動能力増強物質として利用されてい…

トレーニング後に適切な栄養摂取を行うことでミオグロビンとクレアチンホスホキナーゼ(CPK)の血中への出現が減少する

筋損傷と栄養摂取 レジスタンスエクササイズに伴う筋損傷は、筋活動の伸張性局面で筋線維に機械的ストレスが加わることで生じるほか、カタボリックホルモン(異化)環境において、運動後の筋タンパク質分解が増大することも原因になります。 運動後に栄養を摂…

タンパク質合成:栄養と摂取(運動後に摂取する糖質に十分なタンパク質(特に必須アミノ酸)を摂取する必要があり、さらに糖質-タンパク質の組み合わせは、血漿インスリン濃度を高め、筋タンパク質の分解を抑制する)

混合筋タンパク質 混合筋タンパク質の増加は、エクササイズトレーニングに対する適応の代表的な要素になります。 レジスタンスエクササイズが骨格筋線維の肥大に関連付けられるのに対して、持久系エクササイズは、主としてミトコンドリアタンパク質の増加に…

糖尿病を有するアスリートに対する栄養指針(有酸素性トレーニングに先立ちレジスタンストレーニングを実施することで、運動による血糖低下を抑制、運動誘発性の低血糖症状はほとんど引き起こされない)

糖尿病とアスリート 1型糖尿病を有するアスリートに対する栄養指導は指導者とアスリート双方の努力が必要となります。 運動に関連した低血糖および高血糖の諸症状は、運動直後もしくは、運動後15時間が経過してからも生じる可能性があります。 1型糖尿病に…

骨格筋低周波電気刺激法:EMSによる運動療法の可能性(電気刺激は低い運動強度で解糖系エネルギー利用の高い速筋線維の動員を可能にし、筋エネルギー消費、グリコーゲン代謝、糖代謝を活性化できる有用な手段である)

骨格筋への低周波刺激法 超高齢化社会を迎えた今日、寝たきりのお客や慢性的な運動不足者、体力の低下した人々、あるいは過度の肥満や整形外科的疾患などのために、有酸素運動を行えない人々が多数存在します。 さらに、糖尿病合併症や心血管系合併症などの…

アスリートの回復のための栄養とは(糖質摂取の種類により血中乳酸濃度、グリコーゲン再合成、筋損傷の回復に影響する)

運動パフォーマンスに関与する栄養 グリコーゲンは、長時間にわたる中強度から高強度の運動中の主要なエネルギー源になります。 さらに、筋肉内の筋グリコーゲンの枯渇は疲労に直接関係し、パフォーマンスに影響を及ぼします。 したがって、あらゆるレベルの…

女性アスリートとウェイトコントロール(オーバートレーニングなどのストレスが大脳辺縁系-視床下部を介して、女性の内分泌に影響を及ぼし過食や拒食を生じる)

ウェイトコントロールと競技パフォーマンス スポーツの多くは体重を移動することで成り立っており、体重の増減は競技パフォーマンスを左右します。 特に女性は男性よりも多くの体脂肪を蓄えるようになっていることからウェイトコントロールが重要視される傾…

脂肪の特徴(脂肪酸はミトコンドリア内でβ酸化されアセチルCoAになり、糖と同じように完全に酸化される)

脂肪の特徴 水に溶けない長所と短所 脂肪の特徴として「水に溶けない」という事があります。 糖は水に溶けやすく、体内を移動しやすいのですが、糖は沢山あると浸透圧が変わるので、体内に溶けているものの量が増えると質量自体が増えます。 一方、脂肪は水…

筋グリコーゲンと肝グリコーゲン(「肝グリコーゲンが無くなる=血糖値が下がる」「筋グリコーゲンが無くなる=動けない」)

筋グリコーゲンと肝グリコーゲンそれぞれの重要性 筋グリコーゲンと肝グリコーゲンでは、その役割が違ってきます。 筋肉での糖質の合成(血糖値が通常レベル以下だと取り込まれない為、インスリンが膵臓から血液中に出ることで筋肉はグルコースを取り込める)

筋肉での糖質の合成(血糖値が通常レベル以下だと取り込まれない為、インスリンが膵臓から血液中に出ることで筋肉はグルコースを取り込める)

糖質はグリコーゲンの形で貯蔵される 体内で糖質が貯蔵される過程は、食べた糖質が血液中にグルコースとなり、それが筋肉などへ取り込まれるところから始まります。 この後、まずグルコースに1つリン酸がつき、そこからリン酸が取れ、つながったものがグリ…

筋肥大と細胞膨潤(解糖機構トレーニングにより乳酸蓄積が最大化し骨格筋の浸透圧変化の主要因子になる)

タンパク同化と細胞膨潤 細胞への水分補給(細胞膨潤)は、細胞機能の生理的制御因子の役割を果たしています。 細胞膨潤は、タンパク質合成の増加とタンパク質分解の減少の両方を通じて、タンパク同化プロセスを模倣することが明らかになっています。 細胞…

乳酸は2種類ある(Lactateにあたる乳酸(実は乳酸塩)とLactic Acidにあたる乳酸(これは酸)がある)

乳酸 短距離走のような運動をすると多く乳酸ができます。 乳酸は、酸素が不足したからではなく、グリコーゲンの分解が高まることで産生されます。 そして、乳酸は作られたら溜まるだけの疲労物質ではなく、エネルギー源として利用できる物質です。 https://…

乳酸は溜まってはいけないか?(速筋線維のグリコーゲンが乳酸となり遅筋線維や心筋に移動し利用される)

乳酸はエネルギー源 乳酸というと、作られたら溜まる老廃物というイメージを持っている人が多いのが実情ですが、乳酸は常に作られている一方で、エネルギー源としていつも使われています。 http://nakajima-bonesetter.com/blog/post-5671

乳酸が溜まる理由(ミトコンドリアで処理できないピルビン酸は、そのまま溜まることはないので、どんどん乳酸になる)

反応の場所に注目してみる 強度の高い運動をするとなぜ乳酸は溜まってくるのでしょう? そのカギは、反応する場所にあり、ピルビン酸が乳酸になる場所は、細胞質と呼ばれる場所になります。 細胞質は、細胞内で細胞小器官以外の場所のことをいいます。 グリ…

筋肥大のメカニズム(収縮タンパク質(アクチンとミオシン)のサイズと量、サルコメア(筋節)の数が同時に増加する)

筋肥大と除脂肪重量 ウェイトトレーニングを行う人々の多くは、除脂肪体重の増加を目指し努力を続けています。 ボディビルダーは中程度の負荷とかなり短い休息時間でトレーニングを行い、パワーリフターは高負荷と長い休息時間でトレーニングを行います。 …

運動中の糖質摂取(グルコース摂取によるパフォーマンス増強効果は、正常血糖を維持しグリコーゲンが枯渇した筋にエネルギー基質を供給する)

エクササイズ中の糖質摂取 エクササイズ中の糖質摂取は、活動中の筋線維が利用できる糖質を増大させ、持久力パフォーマンスやサッカー、フットボールなどの間欠的高強度運動のパフォーマンスにプラスの影響を与えると考えられています。 糖質の種類は考慮す…

運動と糖質(アスリートの1日の推奨糖質摂取量は、体重1kg当たり8~10g、またエネルギーの60%以上とされる)

運動と糖質摂取 運動前の糖質摂取 一般的に、アスリートの1日の推奨糖質摂取量は、体重1kg当たり8~10g、またエネルギーの60%以上とされます。 グリコーゲンの貯蔵を最大化するために、多くのアスリートがカーボローディング(グリコーゲンの超回復)を行って…

運動中の糖質の代謝(50~65%VO2peak以上強度が高まると筋グリコーゲンに対する依存が高まる)

糖質の代謝 運動中に骨格筋による糖質の利用が増加することは、かなり以前から知られています。 しかし、血中および筋細胞中に見られる遊離グルコースは比較的低濃度であるため、運動中の増加したグルコース要求を満たすためには、グリコーゲン分解(glycog…

糖質と運動パフォーマンス(高血糖食(>600g/d)を摂った持久系アスリートは、混合筋グリコーゲン濃度が104.5±9.4mmol/質重量(39%と31%増加した)

糖質と運動 糖質とは運動中の最も重要なエネルギー基質になります。 栄養/代謝状況、食生活、運動の種類や強度、持続時間、さらにトレーニングステータス(トレーニング歴と適応状態)などの要因が、運動中の糖質の利用方法や、生体外(食事など)、生体内…