Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究してます。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹元SV Hornトレーナー/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

グルコース

糖質補給とスキルパフォーマンス(VO2maxの55~75%で長時間(90分超)運動すると、グルコースと筋グリコーゲンが大きく減少する)

糖質補給のタイミング 研究によると、アスリートは試合の前と最中にCHO(糖質)を摂取することによって、体力面と持久力面での効果が期待できるとみられています。 しかし、その基質が競技の技術面に直接的効果を発揮するかどうかはまだ不明といわれています。…

亜硝酸塩の運動パフォーマンスへの影響(葉物野菜とBRに多く含まれる硝酸塩は、筋の収縮性の増大、血圧低下をもたらす低酸素性血管拡張、さらに運動中の酸素需要の減少など一連の生物学的反応をもたらす)

亜硝酸塩の生理学反応 あらゆる野菜、特に葉物野菜とBRに多く含まれる硝酸塩は、筋の収縮性の増大、血圧低下をもたらす低酸素性血管拡張、さらに運動中の酸素需要の減少など一連の生物学的反応をもたらすことが知られています。 さらに筋活動とグルコースの…

トレーニング前の食物摂取(IMTGの貯蔵量は、タイプⅠ筋線維のほうがタイプⅡ筋線維に比べ、約3倍多く、またそれらの貯蔵量の脂肪分解は65%VO2maxで運動を行ったときに最も促進される)

食物摂取と熱作用 トレーニング前の食物摂取がエクササイズの熱作用を高めることにも注意を要します。 Leeらは、絶食状態と、グルコース(ブドウ糖)/牛乳を含むGM飲料摂取後の状態において、エクササイズの脂肪分解効果を比較しました。 クロスオーバーデザイ…

一酸化窒素(NO)の作用機序(NOの作用機序は、環状グアノシン一リン酸(cGMP)依存性のシグナル伝達系と非依存性のシグナル伝達系の両者によって媒介される)

低濃度(ナノモル濃度)での短時間でのNO産生 低濃度(ナノモル濃度)での短時間でのNO産生は、生理機能に有効になります。 例えば、血小板粘着や白血球付着を低減し、平滑筋の細胞増殖を抑え、神経伝達と筋萎縮/肥大を調節し、衛星細胞の増殖を刺激し、血流と…

分析されたMIPSの約60%が血流の改善を目的とした独自配合成分を含む(補助成分の多くを補給した際の血流の増加、特に運動中の血流増加のメカニズムは、大部分が血管拡張効果をもつNO(一酸化窒素、血管拡張物質)の合成を増やすことが中心になる)

血流の改善とMIPS 分析されたMIPSの約60%が血流の改善を目的とした独自配合成分を含み、一般的には「最大ポンプ/血管分布」あるいは「一酸化窒素ブレンド」などのマーケティング用語があります。 血管拡張特性を有し、その結果、血流を改善する効果があると…

運動と筋のパフォーマンス(運動により、活動中の筋の血管拡張と活動していない筋の血管収縮による血液の著しい再配分が始まりますが、これは非活動的なクライアントでは心拍出量(心拍数と1回拍出量の積)が約4倍(20~22L/分)、上級アスリートでは8倍(35~40L/分)にまで上昇することに反映される)

運動がパフォーマンスに与える影響 運動により、パフォーマンスに影響を及ぼす可能性のある、多くの生理学的な変化が生じます。 MIPSが目標とする、運動によって起こる4つの主要な生理学的変化は、運動中の血液と栄養に対する要求の増加、力学的な筋損傷、エ…

脊椎屈曲エクササイズの利点(脊椎の屈曲は椎間板後部の厚さを37%減少させるため、椎間板後部全体へのグルコースの十分な供給が保証され、小さな溶質の拡散と大きな溶質の流入が増加する)

脊椎への屈曲の利点とは ダイナミックな屈曲エクササイズが、実際、脊椎に有意な障害リスクを課さないとしても、それらのエクササイズを行うことは、スタティックなエクササイズを行う以上の潜在的利益をもたらすのか、という疑問に対して確認できる研究報告…

マグネシウム不足と影響(酵素効率の低下と細胞の不安定化によって、傷害や疾患、筋衰弱や筋痙攣、低カルシウム血症、グルコースの分解抑制、骨の再形成抑制、血圧上昇を生じる)

マグネシウム摂取の推奨量 Mg2+の推奨摂取量は、男女共1日当たり300~400mgになります。 しかし、欧米型の食生活では、十分な量のMg2+を自然に摂取することは困難であり、アスリートを含む人々の間でMg2+の不足が増加する原因となっています。 マグネシウムの…

タウリン(骨格筋の機械的な収縮閾値を引き上げ、細胞内膜の安定性を促進、筋小胞体からのCa2+の放出を増加させ力発揮を増大させる)

タウリンとは タウリンは心筋および骨格筋における生物学的利用能(Bioavailability)により、また摂食状態により、条件付きでのEAA(必須アミノ酸)になります。 タウリンは、アミノ酸に通常存在するカルボキシ基をもたない、イオウを含む抗酸化特性だけではな…

インスリン抵抗性とレジスタンストレーニング(骨格筋はグルコース取り込みの75~95%を担っているために、筋量を増加させることは、正常な血中グルコース値の維持に重要である)

レジスタンストレーニングのインスリン抵抗性への有効性 レジスタンストレーニングは、インスリン感受性とグルコース取り込みの両方を劇的に改善可能性があり、実際、レジスタンストレーニングは、血糖コントロールにおいて有酸素性トレーニングと同等の効果…

インスリン抵抗性を有する人向けのエクササイズプログラム(有酸素性運動の中強度(40~60%VO2max)のエクササイズはβ細胞の機能を維持する効果が高い)

インスリン抵抗性とエクササイズ インスリン抵抗性と2型糖尿病の問題は世界中で深刻化しています。 エクササイズにはインスリン抵抗性を改善し、2型糖尿病への進行を防ぐ効果があることが明らかになっています。 エクササイズはインスリン感受性を上昇させ、…

トレーニングと一酸化窒素:NOの生理学(血小板粘着や白血球付着を低減し、平滑筋の細胞増殖を抑え、神経伝達と筋萎縮/肥大を調節し、衛星細胞の増殖を刺激し、血流と免疫防御を向上させる)

一酸化窒素とは 一酸化窒素(NO)は、平滑筋の血管弛緩をもたらすことが発見され、そのため、当初は内皮由来弛緩因子と呼ばれていました。 NOは、一酸化窒素合成酵素として知られる酵素群により、アミノ酸のひとつであるL-アルギニン、酵素、および様々な補因…

グルタミンの役割(高強度運動時の免疫低下現象の予防、試合期の骨格筋維持、アンモニア蓄積による中枢性疲労の軽減につながる)

グルタミンの役割 グルタミンは、筋力系および持久系アスリートに向けて販売されている製品に含まれる一般的なアミノ酸になります。 グルタミンはグルタミン合成酵素の働きによりグルタミン酸塩とアンモニアから生合成されるため、大抵の状況では必須アミノ…

健康の生理学的指標にサーキットトレーニングがもたらす効果(週3日50~60%1RM強度で10週間行う事でHDL値上昇、グルコース処理能力も改善する)

健康の指標とのサーキットトレーニング サーキットトレーニングを週3日、50~60%1RM強度で10週間行うと、身体組成の変化によって健康が増進するだけではなく、高密度リポタンパク質コレステロール(HDL-C)の値が有意に上昇する可能性があります。 3セット、…

糖尿病を有するアスリートに対する栄養指針(有酸素性トレーニングに先立ちレジスタンストレーニングを実施することで、運動による血糖低下を抑制、運動誘発性の低血糖症状はほとんど引き起こされない)

糖尿病とアスリート 1型糖尿病を有するアスリートに対する栄養指導は指導者とアスリート双方の努力が必要となります。 運動に関連した低血糖および高血糖の諸症状は、運動直後もしくは、運動後15時間が経過してからも生じる可能性があります。 1型糖尿病に…

アミノ酸は「窒素」と「炭素」が主体(アミノ酸は炭素がある限りエネルギー源になり、肝臓はアミノ酸からグルコースを作ることができる)

アミノ酸は飢餓時のエネルギー源となる タンパク質は、アミノ酸がたくさんつながりできたものになり、「窒素」と「炭素」が主体でできています。 アミノ酸は、基本的にはタンパク質はエネルギーを生み出すためのものよりは、筋肉などの身体の構造を作るもの…

脂肪の特徴(脂肪酸はミトコンドリア内でβ酸化されアセチルCoAになり、糖と同じように完全に酸化される)

脂肪の特徴 水に溶けない長所と短所 脂肪の特徴として「水に溶けない」という事があります。 糖は水に溶けやすく、体内を移動しやすいのですが、糖は沢山あると浸透圧が変わるので、体内に溶けているものの量が増えると質量自体が増えます。 一方、脂肪は水…

筋肉での糖質の合成(血糖値が通常レベル以下だと取り込まれない為、インスリンが膵臓から血液中に出ることで筋肉はグルコースを取り込める)

糖質はグリコーゲンの形で貯蔵される 体内で糖質が貯蔵される過程は、食べた糖質が血液中にグルコースとなり、それが筋肉などへ取り込まれるところから始まります。 この後、まずグルコースに1つリン酸がつき、そこからリン酸が取れ、つながったものがグリ…

乳酸は溜まってはいけないか?(速筋線維のグリコーゲンが乳酸となり遅筋線維や心筋に移動し利用される)

乳酸はエネルギー源 乳酸というと、作られたら溜まる老廃物というイメージを持っている人が多いのが実情ですが、乳酸は常に作られている一方で、エネルギー源としていつも使われています。 http://nakajima-bonesetter.com/blog/post-5671

持久力トレーニング中の血糖値維持と酸化を最適化するためには(アスリートは1時間ごとに糖質を6~8gの濃度で含むスポーツドリンクを1時間おきに600~1,200ml飲むことにより達成できる)

一般的糖質摂取推奨事項 アスリートに一般的に推奨される糖質摂取量は、体重1kg当たり6~10gであり、持久系アスリートが連日、高強度のトレーニングや試合に酸化する場合には、高いほうの糖質摂取量を目安とします。 最も効果の高い糖質とその摂取方法を明ら…

運動中の糖質摂取(グルコース摂取によるパフォーマンス増強効果は、正常血糖を維持しグリコーゲンが枯渇した筋にエネルギー基質を供給する)

エクササイズ中の糖質摂取 エクササイズ中の糖質摂取は、活動中の筋線維が利用できる糖質を増大させ、持久力パフォーマンスやサッカー、フットボールなどの間欠的高強度運動のパフォーマンスにプラスの影響を与えると考えられています。 糖質の種類は考慮す…

運動と糖質(アスリートの1日の推奨糖質摂取量は、体重1kg当たり8~10g、またエネルギーの60%以上とされる)

運動と糖質摂取 運動前の糖質摂取 一般的に、アスリートの1日の推奨糖質摂取量は、体重1kg当たり8~10g、またエネルギーの60%以上とされます。 グリコーゲンの貯蔵を最大化するために、多くのアスリートがカーボローディング(グリコーゲンの超回復)を行って…

運動中の糖質の代謝(50~65%VO2peak以上強度が高まると筋グリコーゲンに対する依存が高まる)

糖質の代謝 運動中に骨格筋による糖質の利用が増加することは、かなり以前から知られています。 しかし、血中および筋細胞中に見られる遊離グルコースは比較的低濃度であるため、運動中の増加したグルコース要求を満たすためには、グリコーゲン分解(glycog…

糖質と運動パフォーマンス(高血糖食(>600g/d)を摂った持久系アスリートは、混合筋グリコーゲン濃度が104.5±9.4mmol/質重量(39%と31%増加した)

糖質と運動 糖質とは運動中の最も重要なエネルギー基質になります。 栄養/代謝状況、食生活、運動の種類や強度、持続時間、さらにトレーニングステータス(トレーニング歴と適応状態)などの要因が、運動中の糖質の利用方法や、生体外(食事など)、生体内…

糖質がエネルギーになるまで(反応が進むには、ピルビン酸が乳酸になるか、酸化されるかが必要)

グリコーゲンとグルコースにリン酸が1個つく 筋肉や肝臓に貯められたグリコーゲンが代謝されるには、まず一つ一つの単糖にばらばらになり、そしてリン酸が1個つきます。 グルコースも同じようにリン酸がついて、その後グリコーゲンと一緒の代謝経路に合流し…

筋グリコーゲンを早く回復するには(グルコースだけよりも、肝臓で糖に合成できるものが重要)

試合後になるべく早く糖質を摂る 減ったグリコーゲン量を元に戻すには時間がかかり、これをいかに早く回復させるかが、連戦の続く時期、ハードな合宿時期には非常に重要になります。 運動が終了後すみやかにサプリメント等で糖質を補給することが大切になり…

球技の場合のエネルギー代謝(ダッシュでクレアチンリン酸が使われ、ジョグでクレアチンリン酸が作られる)

球技はダッシュとジョグを繰り返す長時間運動 サッカーなどの球技において、選手は常に走っているように見えますが、実際にはボールを追って走っている選手は数人で、遠くから戦況を見ながらゆっくりと走っている選手も多いくなります。 ボールに近い場合に…

エネルギー供給系の順番(必ずしもATP-CP系が7秒、解糖系が33秒続き、合計40秒程度の間は、無酸素的にエネルギーが供給されるのか?)

エネルギー供給系の順番とは スポーツ科学の知識がある人は、運動時にどのようにエネルギーが供給されるかという問いに対して、①ATP-CP系、解糖系、酸化系という順番に現れると答えてくれます。 ATP-CP系 もともと筋の中にある微量のATPを使って、エネルギ…

血糖値の低下やグリコーゲンの減少が起こると体脂肪が枯渇していなくてもエネルギーが生産できない理由

[caption id="attachment_15948" align="alignnone" width="654"] Friends laughing together while eating in school cafeteria[/caption] 運動のエネルギー源として消費される炭水化物と脂肪の量と割合は、運動の強度と時間の影響を受けます。 エネルギー…

エネルギー生産と三大栄養素(炭水化物と脂肪がエネルギー源、タンパク質は身体の構成成分)

三大栄養素はいずれもエネルギー源となりますが、「炭水化物と脂肪がエネルギー源として主要」になり、「タンパク質はエネルギー源としてよりも、身体の構成成分」として重要になります。 炭水化物は飲食物から摂取されるものの他に、体内にグリコーゲンと…