Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究してます。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹元SV Hornトレーナー/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

スナッチ

CMJの応用(ピークパワーとピークフォースには強い相関関係があることが明らかになっているため、同じエクササイズを用いることにより、最大力発揮能力と最大パワーの期待される効果も達成できる)

スクワットの1RMの絶対値とCMJ スクワットの1RMの絶対値とCMJとの相関関係はわずかですが、スクワットの1RMの相対的な結果が、CMJの高さの予測値としての役割を果たす可能性が示唆されています。 現場の専門職はまた、スクワットのような大きな負荷のかかる…

CMJの応用(筋線維(タイプⅡ)を動員するためには、高閾値(外部負荷>85%1RM)で刺激され、神経系のより大きな動員をもたらすエクササイズは、短時間で身体の変位をもたらす大きな力発揮をもたらす)

CMJとは最大の力を最短時間で発揮すること アスリートが完全なCMJを行う際、理想的には、最大の力を最短時間で発揮することを望んでいます。 スポーツでは、通常、CMJは反応動作として行われますが、最大の高さを達成することが望ましい場面も少なくありませ…

ピリオダイゼーションにおけるパワートレーニング(0%1RM負荷でのトレーニングはジャンプスクワットにおけるパワーを、50%1RM負荷はスクワットのパワーをそれぞれ最適化し、70%1RM以上の負荷はパワークリーンのパワー出力を最適化する)

パワー出力を最適化するには パワートレーニングでは、パワー出力を最適化する様々なエクササイズを様々な負荷を用いて行ないます。 その目的は、力、パワー、および加速の発揮能力を広範な負荷にまたがって向上させることであり、その方法として筋力および…

試合や競技にレジスタントレーニングを活かす(実戦と同じベクトルで行う反復練習と同様の「Neural repetition」(神経反復:実際の動作に可能な限り近い形での神経系の活性化)を生じさせる必要がある)

試合のためのパフォーマンス向上エクササイズ 近年、ストレングス&コンディショニング(S&C)の分野においては、試合や競技のパフォーマンスを再現し向上させることを目的とした、より機能的なエクササイズを考案する動きが進んでいます。 これは、個々の課題…

ベンチプレステスト(安全性の配慮から、フットボール以外の競技では、3RM値から1RMを推定する方法が推奨される)

ベンチプレステスト ベンチプレスは、上半身の筋力の普遍的なテスト法になり、アスリートには馴染みが深く、指導と実施も容易になります。 安全性の配慮から、フットボール以外の競技では、3RM値から1RMを推定する方法をとり、フットボールでは、3RMと1RMの…

ジャンプエクササイズと素早く力を発揮する能力(プライオメトリックエクササイズと比較すると、これらの運動は力-時間曲線の初期の傾きを大きくし、素早く力を発揮する能力が向上する)

ジャンプエクササイズとプライオメトリックエクササイズ ジャンプエクササイズにより、素早く力を発揮する能力が向上することが明らかになっています。 プライオメトリックエクササイズと比較すると、これらの運動は力-時間曲線の初期の傾きを大きくするこ…

プル動作時のバーベルの最大速度はクリーンよりもスナッチのほうが約10~20%大きい(ジャーク175.2cm/s、クリーン166.6cm/s、スナッチ196.2cm/s)

スナッチの動作スピード エクササイズの種類に加えて、トレーニングに導入する必要のあるもうひとつのバリエーションとしては動作スピードがあげられます。 動作スピードが変化すると、トレーニング中に動員される筋線維も変化します。 クリーンはウェイトリ…

ウェイトリフティングのグリップ幅(スナッチの場合、グリップ幅を計測する方法は、外転させた腕の近位指節間関節から反対側の肩までの距離を計測する方法がある)

リフトの種類とグリップ幅 グリップ幅もまた、リフトの種類がクリーンかスナッチかによって異なります。 スナッチの場合、グリップ幅を計測する方法がいくつかあり、第1の方法は、外転させた腕の近位指節間関節から反対側の肩までの距離を計測する方法になり…

力発揮の諸特性(スナッチとクリーンのプル局面とジャークのドライブ局面の運動力学や運動学はあらゆる競技の特異的な加速パターンと類似している)

筋力とパワー 筋力とは、特定の動作パターンと速度において1つの筋または筋群が発揮できる力の最大量と定義されています。 一方、パワーとは、限られた時間内でできる限り多くの力を発揮できる能力になります。 競技の成功において、力の立ち上がり速度の大…

ファーストプル「開始姿勢またはセットポジション」(上半身の姿勢は、胸を張り、肩甲骨を内転させ、背部はまっすぐにするか軽く反らし、肺をふくらませて胸腔内圧と腹腔内圧を高め(バルサルバ法)、プル中に脊柱が前屈しない)

開始姿勢 開始姿勢または「セット」ポジションは、リフトの種類(スナッチかクリーンか)、柔軟性、関節可動域、および様々な形態学的変数(体型、身長、四肢長、体重など)によってやや異なります。 正確なファーストプルの重要性(開始局面の適切な実行は、急激…

正確なファーストプルの重要性(開始局面の適切な実行は、急激で力強い伸張がその後に続く短縮性局面を強化するという増強効果をもたらす)

正確なファーストプルメカニクスの重要性 ファーストプルはクリーンとスナッチ、およびそれらに関連する様々なトレーニングエクササイズの最初の動作局面になります。 ファーストプルは、バーが床から離れる瞬間(MOS:Moment of separation)に始まり、バーが…

プレシーズン期におけるレジスタンストレーニング(パワー出力の向上は、多くの競技においてパフォーマンスの成功を左右する生理学的主因とされ、神経筋および神経内分泌系の適応を促し、除脂肪体重を増加させ、バランス、柔軟性、コーディネーションを向上させ、運動覚を敏感にする)

パフォーマンス向上を左右する主因とは パワー出力の向上は、多くの競技においてパフォーマンスの成功を左右する生理学的主因とみなされており、さらに、神経筋および神経内分泌系の適応を促し、除脂肪体重を増加させ、バランス、柔軟性、コーディネーション…

スプリットオルタネイティングフットスナッチのもうひとつの利点(筋は神経情報の入力によってコントロールされており、新たなエクササイズを導入すると、中枢神経系によって新たな筋の動員パターンが確立される)

スプリットオルタネイティングフットスナッチの利点 SAFSのもうひとつの利点は、トレーニングプログラムのバリエーションが増えることになります。 大多数のエクササイズ(スクワット、フロントスクワット、クリーンなど)は、足を肩幅または腰幅に開いて行わ…

クリーンプルとスナッチプルvs伝統的デッドリフト(最大に近い負荷のデッドリフトを観察した結果、発揮パワーとエネルギー消費量はオリンピックスタイルリフトの35%程度である)

パワー発揮能力と動作速度 スナッチとクリーンのウェイトリフティング動作やその派生動作は、適切に実行するのに大きなパワー発揮能力を要します。 これらはスピード依存のエクササイズであり、動作速度が成功の度合いを決定づけます。 クリーンプルとスナッ…

クリーンプルとスナッチプル(ダブルニーベントとトリプルエクステンションを用いるエクササイズになり、過負荷刺激によって力発揮効率を高める目的に使用される)

クリーンプルとスナッチプル クリーンプルとスナッチプルは、ウェイトリフティング動作で行われるダブルニーベントとトリプルエクステンションを用いるエクササイズになります。 そのため、これらのプル動作は、過負荷刺激によって力発揮効率を高める目的に…

スプリットオルタネイティングフットスナッチの利点(アスリートに様々な姿勢における両側性の筋力、バランス、パワーを教えるエクササイズになる)

アスリートとウェイトリフティング ウェイトリフティング競技以外のアスリートが伝統的なスナッチのかわりに、スプリットオルタネイティング・フットスナッチ(SAFS)を実施することの利点はどこにあるのでしょうか。 バーの下でスクワットを行う伝統的なスナ…

スプリットオルタネイティングフットスナッチの効果(スナッチではクリーンよりも軽いウェイトが利用されるにもかかわらず、発揮パワーが同等であるのは、スナッチのほうがバーの速度が速いことが挙げられる)

競技パフォーマンスとウェイトリフティング ストレングス&コンディショニングプログラムにおいて、最もよく実施されているウェイトリフティング動作はクリーンになります。 しかし、競技パフォーマンスの向上を目指してトレーニングする場合は、スナッチとそ…

SAIDの原則:Specific adaptation to imposed demands(神経筋系は課せられた刺激に対して特異的適応を起こす)

競技特異性とは 競技特異性は、あるエクササイズが競技にどの程度転移するかを表す言葉として広く用いられています。 すなわち、特異性とは、その競技に特異的な動作や課題の遂行能力に対して、エクササイズがもたらす向上効果の度合いを意味します。 www.na…

プル・ツーニーとは(ウェイトリフティング動作のクリーンまたはスナッチのファーストプルを、適切なバイオメカニクスを強化して再現する筋力トレーニング動作になる)

エクササイズのタイプ プル・ツーニーは、トレーニング効率の向上に役立つ全身エクササイズであり、クリーンまたはスナッチのファーストプルを、適切なバイオメカニクスを強化して再現する筋力トレーニング動作になります。 さらに、この課題特異的動作に過…

ダンベル・ハングパワースナッチの利点(左右交互、片腕ずつの動作を行うことは肩関節の安定が向上、多くの競技と類似し、パワーの発揮能力を向上させる)

バーベルとダンベル使用の違い 一般にウェイトリフティング動作(オリンピックスタイルリフティング)というと、バーベルやバンパープレートを思い浮かべることが多くなりますが、同じ動作はダンベルを用いても安全かつ有効に行うことができます。 筋力増大の…

ジャンプシュラッグの現場への応用(ピークパワー発揮能力の向上のためにはハングクリーンの30~45%1RMの負荷を利用する)

ジャンプシュラッグにおける筋持久力とパワー向上 ジャンプシュラッグ(JS)はウェイトリフティングの派生エクササイズであり、ほとんどのトレーニングブロックにおいて実施することができます。 筋持久力ブロックでは、軽~中程度の負荷(ハングパワークリーン…

ジャンプシュラッグ(スナッチやクリーンより重いウェイトを利用できるために、バリスティックなエクササイズを過負荷で行うことになり、最終的に大きな力の立ち上がり速度を獲得できる)

ジャンプシュラッグ ジャンプシュラッグ(JS)は、スナッチやクリーンを指導する際にウェイトリフティング動作のバリエーションとして、もしくは単独のトレーニング種目としてよく実施されます。 ジャンプシュラッグはバリスティックな性質を伴い、アスリート…

大学野球選手のトレーニング(複合ピリオダイゼーションを利用し筋サイズ、筋力、パワーを向上させる)

[caption id="attachment_16434" align="alignnone" width="635"] The University of Iowa baseball team participates in their strength and conditioning program Wednesday, Feb. 5, 2014 at Carver-Hawkeye Arena in Iowa City. (Brian Ray/hawkeyespo…

トリプルエクステンションとアスリートのパワー向上(膝関節と股関節、足関節の爆発的な伸展はExplosivenessの重要な要素)

パワーとスポーツ パワーとは、可能な限り迅速に物体を所定の距離だけ移動させる能力になります。 スポーツの場合、それは自分の身体を素早く移動させたり、外部の負荷を移動させることになります。 通常、他の条件が同じであれば、発揮できるパワーが大き…

クイックリフトとスローリフトの全か無かの法則と生理学的メカニズム

クイックリフトとスローリフトとは 負荷を上げ下げする際に、速い動作と遅い動作の両極にあるのがクイックリフトとスローリフトになり、重量挙げのクリーン&ジャーク、スナッチなどがその代表的な種目になります。 クイックリフトの特徴は、負荷に最大限の上…

パワーを増大させるトレーニング・レジスタンストレーニングとコンプレックストレーニング

レジスタンストレーニング レジスタンストレーニングはプライオメトリックトレーニングと比べて、パワー強化において上回りはしないにせよ、同程度に効果的であると判断されています。 ウエイトリフティングのリフト、すなわちクリーンとスナッチは、無酸素…