Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹2017~SV Horn (Austria) Physio/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

スピード

小児・青少年のスピードトレーニングの意義(思春期直前期の急成長は主に神経系の発達、思春期の急成長は内分泌系を介した発達をする)

思春期直前期におけるスピードの向上はほとんどが中枢神経系の適応(運動単位の動員と運動調節パターン改善)によってもたらされます。 中枢神経系の適応は思春期も続くためにLong-Term Athlete Development Model(長期的なアスリートの育成モデル)は還暦…

青少年におけるスピード決定因子(思春期直前期と思春期直後期の子供における最大ランニングスピードの変化は「パワー」と「水平方向への力」による)

Chelly&Denisは、青少年におけるスピードの決定因子を検証した数少ない研究を行い、「筋パワー」が加速および最大スピードの鍵を握る重要な決定因子であり、さらに脚のスティフネスも最大スピードの向上に貢献していると報告しました。 また、Oliverらは、思…

スピードとアジリティ:その定義とトレーニング(スピードを向上させるには、アスリートの身長や体重に関係なく、ストライド長とストライド頻度を最大限に向上させなければならない)

スピードとは、単純にストライド長(SL)とストライド頻度(SF)の積になります。 ストライドの距離と素早さで決まります。 スピードを向上させるには、アスリートの身長や体重に関係なく、ストライド長とストライド頻度を最大限に向上させなければなりません。 …

スピード、加速、アジリティテスト(40ヤードスプリントは直線スピード、方向転換の能力を評価するものとしては、3コーンテストとプロアジリティテストが用いられる)

スピード、加速、およびアジリティのテストは、競技によって異なります。 40ヤードスプリントは直線スピードの測定方法として広く用いられていますが、受傷リスクを伴うことから、加速テストにはほとんどのチームが10および20ヤードスプリントを用いています…

素早い動きと爆発力を兼ね備えたアスリートになるには(基本的なダイナミックウォームアップドリルは、運動能力を高める上で基礎となる重要な要素になるものが多くなる)

次のレベルでは、フットワークのパターンに重点を置き、加速と減速の方法を習得します。 ここでは、前方および側方のストップアンドゴードリルを行います。 これは5ヤードのスプリントと停止(前方および側方移動)を繰り返すという方法になります。 フットワ…

プライオメトリックスと持久力トレーニングの同時実施がランニングエコノミーにおよぼす影響とは(下肢スティフネスが増加した結果、弾性エネルギーの蓄積と放出の効率が向上する)

プライオメトリックストレーニングは爆発的な形式の筋力トレーニングであり、爆発的な動作を用いて筋パワーを向上させます。 プライオメトリックスエクササイズでは、素早い伸長性動作から短い償却局面を経て爆発的な短縮性動作を行い、伸長-短縮サイクルに…

サイドステップなどの側方動作における股関節伸展筋群の役割とは(前額面における速い股関節伸展動作が爆発的な動作にとってより一層重要である)

すべての動作は主に矢状面で行われますが、最近行われた2つの研究は、サイドステップにおける股関節伸展筋群の役割を調査しました。 Inabaらは、サイドステップの距離の増加に伴い股関節伸展筋モーメントが有意に増加したこと、しかし股関節外転モーメントは…

ランニングスピードと筋力および持久力トレーニング(筋力トレーニングにより運動単位の同期化と動員にかかわる神経筋系の変化が生じた結果、地面に対して素早く力を吸収し発揮する能力が向上した)

Damascenoらの近年の研究において、8週間の筋力トレーニングを実施したところ、10km走の中盤から終盤にかけてのランニングスピードが向上し、ひいては全体的なパフォーマンスが改善しました。 この研究において、筋力トレーニング群の被験者は下肢を対象とし…

小児期のスピード向上トレーニングにおいて重要視されるべき「接地時間」(自然には発達しないことが知られている因子(接地時間とストライド頻度))

推進力と接地時間 スピードは一般的にストライド長(SL)とストライド頻度(SF)によって証明されますが、どちらも必ずしもトレーニングの焦点となるものではありません。 むしろ、スプリンターが推進力を発揮できる接地時間にトレーニングの焦点を置くこと…

ピリオダイゼーションにおけるスピードトレーニング(筋力トレーニングとパワートレーニングは、スピードトレーニングから最大限の適応を得るための下地となる)

筋力トレーニングとパワートレーニングは、スピードトレーニングから最大限の適応を得るための下地となります。 これらの変数を向上させるトレーニングにおいて、力の立ち上がり速度は検討事項になります。 最も動作速度が発揮されるのはジャンプスクワット…

青少年におけるスピード&アジリティ(神経筋トレーニングにきわめて重要な要素であり、高速パフォーマンスにおけるコーディネーション能力の現れであるとされる)

スピード&アジリティのトレーニングは青少年の神経筋トレーニングにきわめて重要な要素であり、高速パフォーマンスにおけるコーディネーション能力の現れであるとみなされます。 スピードの定義は時間に対する位置の変化率に関係があり、ストライド長とスト…

青少年期のアジリティ能力(アジリティパフォーマンスの重要な構成要素:方向転換速度(CODS)と認知的意志決定過程)

アジリティはスポーツパフォーマンスに欠かせない要素として認識されています。 特にサッカー、バスケットボール等において重要性が指摘されていますが、いずれも間欠的かつ多方向への移動を伴う性質をもった競技であり、様々な刺激に反応して素早い方向転換…

パワーとランニングスピード:最大スピードの上昇と減速の低下(100mスプリントで非熟練ランナーは20~30mしか加速できないのに対して、トップクラスのランナーは40~50m加速する)

スポーツにおいてスピードとは、「定められた距離を最短時間で移動する能力」と定義されています。 ランニングスピードは多くの競技に共通する基本的なスキルであり、スピードには、発揮パワーに関連する複数の構成要素が含まれており、それは加速に要する時…

サッカーにおける身体能力の尺度(短い距離を疾走する、加速する、減速する、方向転換する、そしてそれと同時にテクニカルな動作を行うことがサッカーにおける身体能力の尺度として妥当であると考えられる)

サッカー、特にトップレベルは、短時間の激しい身体活動が特徴であり、その後、短期間で能動的あるいは受動的回復が行われ、一瞬の動作が、試合の勝敗を決するものになりうります。 したがって、短い距離を疾走する、加速する、減速する、方向転換する、そし…

サッカー選手のアジリティテスト(アジリティテストとは、減速と方向転換を含むスピードテストになる)

アジリティテストとは、減速と方向転換を含むスピードテストになります。 直線的スピードテストとアジリティテストの結果を比較することによって、アスリートのスピード能力を包括的にとらえることが可能になります。 スプリントテストと同様にアジリティテ…

サッカー選手のスピード持久力(スピード持久力は、回復時間に制限を設けた反復スプリントテスト(RST)を利用して測定される)

スピード持久力は、回復時間に制限を設けた反復スプリントテスト(RST)を利用して測定されることが多くなります。 被験者はどのレップも全力で走ることを要求されます。 研究者が提案するテスト距離には20mから40mの幅があり、レップ数にも6回から15回の幅が…

身体能力テストを行う際のガイドライン(有酸素性能力を評価するには、YYIRテストがエリート選手の有酸素性能力の把握に最も適している)

一般的には、特異性、妥当性、信頼性の高いテストを利用するべきです。 例えば、有酸素性能力を評価するには、YYIRテストがエリート選手の有酸素性能力の把握に最も適しています。 コースが複雑なアジリティテストだけではなく、方向転換を含まない直線的ス…

青少年のアジリティトレーニング(思春期直前の技術的能力が不足している子どもの場合、第一の焦点はFMSの発達に、第二の焦点はCODSとRATに置くべきとされている)

青少年におけるアジリティトレーニング 青少年のアジリティトレーニングに関する科学的な研究の不足にもかかわらず、Lloydらは、最近、FMSと方向転換のスピード(CODS)および反応アジリティトレーニング(RAT:reaction agilit training)に基づいた技術的能力の…

青少年のスピードトレーニング(スピードの向上を目的として青少年をトレーニングする場合、トレーニングの最初のレベルは正しいランニングの運動学とテクニックに焦点を合わせる必要がある)

スピードの向上を図るには スピードの向上に関しては、8~18歳の男性を対象として、スプリントタイムの様々なトレーニング方法が研究されています。 その結果、身長発育速度(Peak height velocity)がピーク前または中程度の参加者では、プライオメトリックト…

ランニングスピードの上昇に伴い、股関節伸展モーメントはどのように変化するか?

ランニング中の股関節伸展モーメント 最近の研究において、異なるスピードでランニング中の股関節伸展モーメントより大きく増加することが示されました。 Schacheらは、様々なスピードでランニングする際の関節モーメントを調査しました。 研究者は走サイク…

野球に特異的な適応(多平面での回旋運動、特に肩、体幹、および股関節における回旋では、協調性を必要とし、これらの動作の想起と反覆を連続的にも散発的にも実行できる筋群と関節構造を必要とする)

野球における特異的な動作を考える 多平面での回旋運動、特にそのほとんどが野球に関連づけられている肩、体幹、および股関節における回旋では、協調性を必要とし、またこれらの動作の想起と反覆を連続的にも散発的にも実行できる筋群と関節構造を必要としま…

高速エクササイズとスピードとクイックネスを必要とするアスリート(生理学的にみてスピード筋力のトレーナビリティが高くなる時期は、14~18歳の間であることが明らかになっている)

スピード筋力のトレーナビリティ ストレングス&コンディショニング(S&C)コーチはジャンプ速度の調整に決まった種類のバンドを用いるようにすると、トレーニングと刺激の特異性を競技の要求に適合させやすくなります。 高速エクササイズは、スピードとクイ…

最大筋力において最も重要なバイオメカニクス的変数とは(ピークフォース出力は動かせる外的負荷の限界を定める変数であり、その限界がすなわち最大筋力であるためには、高出力でのピークフォース発揮を要する負荷を用いなければならない)

最大筋力の向上を目指すには 多くのメタ分析が取り上げている結果は、トレーニング期間を経た後の長期的適応としての結果であり、個々のトレーニング期間はトレーニング刺激への短期的曝露の繰り返しによって構成されています。 したがって、トレーニングの…

スピード、アジリティー、コンディショニング(スプリントの量と休息時間は夏季プログラムの期間全体を通じて変動させ、スプリントの本数を漸進させ、伝統的なピリオダイゼーションとCTの利用は、夏季プログラムの重要な側面をなしている)

セッションの3つの要素 リフティングセッションの後には毎回、スピード、アジリティ、およびコンディショニングセッションを1時間行ないました。 セッションは3つの要素からなり、最初の要素であるウォームアップとストレッチングでは、800mジョギングの後に…

コンプレックストレーニングのペアに用いた筋力エクササイズ(経験の浅い選手向けにはトレーニングセッションを修正し、適切なテクニックが確実に遂行できるようにすることも大切になる)

ピリオダイゼーション 上述したピリオダイゼーションおよびコンプレックストレーニング(CT)の諸側面を考慮にいれたフットボールチームの1軍と2軍向けに9週間のプログラムが作成されました。 プログラムは1週間の事前テスト、7週間のトレーニング、および1週…

年間トレーニング計画におけるパフォーマンステスト(パワーとスピードを正確に評価するパフォーマンステストを選択するにあたっては、その選手やチームが競技で成功するために重要なスキルを選択の基準としなければならない)

年間トレーニング計画とテストのフィードバック 年間トレーニング計画においては、その時々の筋力レベルやフィードバックに応じて、3,5,8または10RMを用いますが、筋力テストの基本はあくまで1RMでなくてはなりません。 バックスクワット、ストラップなし…

競泳自由形短距離選手のための競技特異的トレーニング(50m自由形レースの半分がパワーと爆発的動作によって構成され、残りの半分が筋力とテクニックによって構成されている)

競泳選手の筋力トレーニング 「競泳では、100分の1秒の差が勝者を決する」と言われています。 そこで競泳選手は、筋力とパワーの向上に重点を置いて筋力トレーニングを行います。 水泳のレースには3つの構成要素があり、すなわちスタート、ターン、そして泳…

人が効率よく速く走るためには(複合関節動作は、各関節にかかわる多くの筋が協調(コーディネーション)して働くことにより円滑に動作が遂行され、単一の筋では不可能な大きな力を発揮することが可能になる)

[caption id="attachment_17608" align="alignnone" width="569"] Julien_Benhamou___Opera_national_de_Paris-Decadance---Ohad-Naharin---Andrea-Sarri--Heloise-Jocqueviel---c--Julien-Benhamou---OnP-DSC_8856.JPG[/caption] 単関節運動と複合関節運動…

パワーはオーバーハンドスローイングアスリートにおいて最も向上させたい変数であり、この変数は投球速度につながる

パワーとは パワーとは仕事率のことであり、力×速度、あるいはスピードと筋力の積と定義されます 。 ※パワーの同意語としてスピード筋力という言葉を用いることがあります。 パワーはオーバーハンドスローイングアスリートにおいてストレングスコーチが向上…

プライオメトリックトレーニングの重要性(ストレッチ・ショートニング・サイクルは神経、筋の機能改善に伴う爆発的パワーの向上により、多くの種目の競技パフォーマンスに影響を与える)

プライオメトリックトレーニング 多くのコーチやアスリートが、プライオメトリックスはリフティング速度に効果があるため、筋力の向上とパワーリフティングのパフォーマンスの改善にとって欠くことのできないトレーニングとして取り入れられています。 筋力…