Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹2017~SV Horn (Austria) Physio/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

トレーニング

プロサッカーにおいてシーズン中は維持か向上か?(シーズン中の負荷設定によっては、疲労のレベルを高める可能性があり、試合に向けて回復に悪影響を及ぼすおそれがある)

最大限の筋力向上を得るのに必要な負荷は80%1RM以上であると報告しています。 しかし、シーズン中の負荷は注意が必要であり、その理由としてエクササイズをこれ以上続けられなくなるまで行なう処方は、疲労のレベルを高める可能性があり、試合に向けて回復…

グリップ幅とグリップの向きが筋活動に及ぼす影響(バックスクワットではナロウスタンスよりもワイドスタンスのほうが大殿筋の筋活動が297%大きくなり、さらに深く行うにつれて大殿筋の貢献度が増大した)

特定の筋群を集中的にトレーニングしたり、運動を競技的特異的なものにしたりするために、しばしばグリップの向き(スピネイティッド、ニュートラル、プロネイティッド)やグリップ幅が変更されます。 バックスクワットのバリエーションにおける下肢の筋活動を…

プロサッカー選手の筋力およびパワー(筋力とパワーは競技パフォーマンスの複数の要素を下支えし、同時に障害発生リスクを低減する特性として報告されている)

筋力とパワーは、優れたサッカーのパフォーマンスに不可欠な特性であることが広く知られています。 筋力とパワーは多くの場合、競技パフォーマンスの複数の要素を下支えし、同時に障害発生リスクを低減する特性として報告されています。 その要素には、加速…

思春期のトレーニングの重点(最大身長成長速度と体重の最大成長速度のピークを向かえると性ホルモン濃度の上昇による筋量の急増を特徴とし、筋サイズの増大{筋線維サイズの増大}、さらに筋横断面積が増大して発揮筋力が向上する)

子供がPHV(身長の最大成長速度)に近づくと、男女ともに筋および骨格組織の成長速度が不均衡になる可能性があり、注意が必要になります。 また、若年アスリートの運動能力向上と成長が非直線的かつ急速に起こる段階であるこの時期において、子供が身体の不快…

フットボールにおけるタックル動作のための筋力トレーニング(タックルにおいて生じる力ベクトルを再現するために選手の力ベクトルは、ボールキャリア、および合力ベクトルに対してやや斜めの角度になることが多く、そのため左右非対称の負荷を用いる)

フットボールにおけるタックル動作は、反復練習をしなければ習得できないスキルになりますが、実際には、受傷の危険から練習しないことが多くなります。 そこで、シングルレッグスクワット/ステップアップ動作に、非対称的な負荷を用いて、なおかつ内転動作(…

トレーニングのプログラムデザインと変数(マルチセットはより大きな過負荷をもたらすため、結果として、より大きな筋力向上をもたらす)

最大限の筋力向上を達成するために、適切なセット数はいくつであろうか?最大限の筋力向上を生じさせるのはシングルセットなのかマルチセットなのか?という議論は頻繁に論じられています。 1960年代初頭にBergerは、大学生の初級アスリートを対象として一連…

レジスタンストレーニングによる運動後の反応(急性のホルモンの増加と、除脂肪体重、筋横断面積{CSA}、そしてレッグ筋力プレスの筋力の間に関連性がみられる)

若い男性を対象とした大きなコホート研究(n=56)において、12週間にわたるRTプロトコルによる運動後の急性のT、GH、そしてIGF-1の増加と、除脂肪体重、筋横断面積(CSA)、そしてレッグ筋力プレスの筋力の間に関連性がみられるかの調査がなされました。 研究の…

トレーニング年齢と量(初級クライアントに対しては、1つのエクササイズにつき6~15レップ×1~3セットの量で十分に筋力の向上が可能で、なぜならば、神経筋系のコーディネーションが向上し、筋内の運動単位の動員が増加するからである)

クライアントのトレーニング年齢とは、そのクライアントがトレーニングを行ってきた時間の量であり、月数または年数によって測定されます。 クライアントは初級者、中級者、上級者に分類され、トレーニング年齢は、実年齢や性別以上に、エクササイズ処方にと…

フィールドスポーツ選手のスプリント(フィールドスポーツ選手を対象とするプログラムとしては、近最大または最大スピードが達成されうる15~35mのスプリントをトレーニングに含めるなどして、直線スプリント能力を向上させるような十分な刺激を提供すべきとされている)

フィールドスポーツと陸上選手 第二の誤解は、フィールドスポーツでは短い距離の全力疾走だけが求められ、したがって、最大スピードに達するためにはより長い距離(50~60m)が必要である以上、トップスピードは達成されないというものになります。 Vescoviらは…

筋骨格系能力の望ましい特性を統合する(MSF:筋骨格系能力トレーニングの実施拡大に向けてた取り組みを全面的に考案、改善するにあたっては、先に述べた先行研究からの情報や提言を取り入れる必要がある)

重要なこととして、MSF(筋骨格系能力)トレーニングの実施拡大に向けてた取り組みを全面的に考案、改善するにあたっては、先に述べた先行研究からの情報や提言を取り入れる必要があります。 このような情報を基にトレーニングプログラムを改良することは、高…

青少年における筋骨格系能力とは(「自重または外的負荷に抵抗して仕事を行なうことを可能にする、筋力、筋持久力、筋パワーの統合機能からなる多元的な構成概念」のことになる)

フィジカルトレーニング(レジスタンストレーニング)が青少年の体力向上にもたらす有益な効果は、広く認知され支持を集めています。 「筋力」「筋持久力」「パワー」は、レジスタンストレーニングに関する文献において広く用いられている用語であり、いずれも…

フィードバック(練習やトレーニングで行われる活動に関して、フィードバックという形で情報を提供することは、運動技能の獲得において最も影響力の大きい要素のひとつになる)

練習やトレーニングで行われる活動に関して、フィードバックという形で情報を提供することは、運動技能の獲得において最も影響力の大きい要素のひとつとされています。 フィードバックは元来、エラーの報告が目的でしたが、今では、動作の結果を伝える感覚情…

子どもにおける運動の効果(筋持久力のトレーニングには至適年齢があり、トレーニング効果は、6歳から14歳までは年齢が進むにつれて増大し、12~15歳で最大となり、15歳以降は逆に減少する)

最近の研究は、学童期や若年期に丈夫な骨を作ることが、成人期およびその後の人生全般にわたって健康な骨状態を保つための最善策であることを明らかにしています。 アメリカスポーツ医学会やカナダ骨粗鬆症学会も、規則正しい中程度の運動が転倒を減少させ、…

競泳選手のトレーニングプログラム(プライオメトリックトレーニングを加え、股関節、膝関節、足関節のトリプルエクステンションに焦点を当てることで、タイムを短縮できる)

競泳は、自由形、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライの4つの泳法で構成されています。 個々の競技レベルによっては年間を通して試合に参加することもあり、厳密なトレーニングスケジュールの設定が必要になります。 陸上でのストレングス&コンディショニング(S&C)を…

股関節形成術後リハビリテーション後のエクササイズ(身体の正中線を超えて股関節の内旋や内転を同時に行うことは避け、外旋筋群の強化は股関節の安定性とパフォーマンスにとって重要である)

股関節形成術(HA)後に続くリハビリテーション後の段階において、下半身の多関節運動は、レジスタンストレーニングを主体としたクライアントのためのエクササイズプログラムの基盤となります。 スクワットやランジおよびレッグプレスなどのエクササイズは、(…

成長ホルモン(筋細胞の受容体との相互作用の強化をもたらし、筋線維の回復を促進し筋肥大反応を刺激する)

成長ホルモン(GH)は同化と分解の両方の性質を持つポリペプチドホルモンです。 具体的には、GHはトリグリセリドの動員に向けた脂質代謝を誘発するための再分配剤として働き、また、アミノ酸の細胞への取り込みと筋を含む様々なタンパク質への融合を刺激しま…

トリプルフレクションのメカニズムと最大スプリント(トリプルフレクションは足裏に痛みをもたらす刺激に対する反応として生じる股関節、膝関節、足関節の屈曲から成る脊髄反射であり、脊椎外傷や脳性麻痺などの重度の神経損傷を経験したお客の歩行の再教育にとって必要な構成要素になる)

素早い脚のリカバリーを支持すると考えられるもうひとつの要素は、トリプルフレクションのメカニズムになります。 このメカニズムは、足裏に痛みをもたらす刺激(針の上を一歩ずつ歩く)に対する反応として生じる股関節、膝関節、足関節の屈曲から成る脊髄反射…

野球のスイング中のパワー(体幹の筋群の大きな筋活動を維持するため、股関節から発揮する下肢のエクササイズを強調させる必要がある)

「野球の物理学(The Physics of Baseball)」という著書には、スイングはふたつの要素に分けられると述べられており、メジャーリーグの打者の場合、ボールが投手の手を離れてからバットとボールのコンタクトまでに0.2秒でスイングされますが、スイングの前半…

野球選手におけるオフシーズンからプレシーズンへのトレーニング(筋力と爆発力をともに訓練するエクササイズを組込まなければならない)

野球のような競技のトレーニングプログラムデザインを行う際は、Kennの段階システム(Tier System)「3×4+」を利用します。 ※「3×4+」とは、週3回のワークアウトに、4つの段階(ブロック)を設けそれに加えてポストワークを行うということです。 段階システ…

水中トレーニングの提案(適応を刺激するだけの十分な抵抗を与える一方で、関節への衝撃{着地時の衝撃と関節への応力}を軽減することが示されている)

最近では、筋力、パワー、柔軟性を安全かつ効率よく向上させる方法として、水中トレーニングプログラムが提案されています。 水中トレーニングは、適応を刺激するだけの十分な抵抗を与える一方で、関節への衝撃(着地時の衝撃と関節への応力)を軽減することが…

競泳自由形短距離選手のための競技特異的トレーニング(50m自由形レースの半分がパワーと爆発的動作によって構成され、残りの半分が筋力とテクニックによって構成されている)

「競泳では、100分の1秒の差が勝者を決する」と言われています。 そこで競泳選手は、筋力とパワーの向上に重点を置いて筋力トレーニングを行います。 水泳のレースには3つの構成要素があり、すなわちスタート、ターン、そして泳ぎそのものであり、50mのレー…

年間トレーニング計画におけるパフォーマンステスト(パワーとスピードを正確に評価するパフォーマンステストを選択するにあたっては、その選手やチームが競技で成功するために重要なスキルを選択の基準としなければならない)

年間トレーニング計画においては、その時々の筋力レベルやフィードバックに応じて、3,5,8または10RMを用いますが、筋力テストの基本はあくまで1RMでなくてはなりません。 バックスクワット、ストラップなしのパワークリーン、およびベンチプレスの3種目は…

セッションRPEスケールの信頼性(ほとんどの研究において、レジスタンストレーニングの強度を定量化する手法として、セッションRPEの信頼性を肯定されている)

Dayらは、セッションRPEスケールの信頼性を調べる研究において、高強度(H:%1RMで4~5レップ)、中強度(M:70%1RMで10レップ)、低強度(L:50%1RMで15レップ)のレジスタンストレーニングの運動強度を、セッションRPEを用いて評価しました。 その結果、セッショ…

青少年のための筋力トレーニングの漸進(ひとつの主要なパラメータは、エクササイズを遂行する際の加速と遂行速度になる)

科学的な研究に基づいた、青少年のための筋力トレーニングの漸進に関係のあるもうひとつの主要なパラメータは、エクササイズを遂行する際の加速と遂行速度になります。 始めは、低負荷から中程度の負荷を用いて、低速から中程度の速度でレジスタントレーニン…

加齢性筋肉減弱症:サルコペニアにおける運動と栄養の役割(速筋線維には遅筋線維よりも高いレベルの反応性酸素分子種{Reactive Oxygen Species:ROS}を誘発する器質が存在することが明らかになっている)

活性酸素の産生は筋線維内のミトコンドリア、筋小胞体、T管、筋膜、サイトソルで起こります。 最近の報告では、速筋線維には遅筋線維よりも高いレベルの反応性酸素分子種(Reactive Oxygen Species:ROS)を誘発する器質が存在することが明らかになっています。…

トレーニング変数と筋肥大(6~12レップを複数セット行うボディビルスタイルエクササイズルーティンは運動後にATP、クレアチンリン酸、グリコーゲンの減少、血中乳酸、筋内乳酸、ブドウ糖6リン酸の著しい上昇がある)

強度(負荷)は、筋肥大に大きな影響を及ぼすことが知られており、筋成長を刺激する最も重要なトレーニング変数になります。 トレーニング強度は、慣習的に「1RM」に対する割合として表され、所定の重量で完了できるレップ数に対応します。 レップ数は、「少…

プッシュアップのバリエーション(BOSUを用いたプッシュアップは、肩関節安定筋群、すなわち僧帽筋の上部、中部、下部における筋活動を増加させ、前鋸筋の筋活動を減少させる)

プッシュアップのバリエーションとして不安定なサーフェスの利用があり、標準的なプッシュアップと比較して、BOSU(Hedstrom Fitness,Ashland,Ohio)を用いたプッシュアップは、肩関節安定筋群、すなわち僧帽筋の上部、中部、下部における筋活動を増加させ、前…

ジュニア選手の最も身長が伸びる時期PHV:Peak Height Velocityを考える(急激な骨の伸長により骨密度が一時的に停滞もしくは低下し、筋の組織形態が追いつかず張力の高い状態{柔軟性の低下}になる)

ジュニア選手に関わる場合、そこでは長期的な育成計画の導入、つまりジュニアの期間が、将来より優れたアスリートへと成長するための準備期間であるとの認識が求められています。 特にStrength&Conditioningの立場からは、子供の発育段階において、様々な体…

力学的パワー(筋が発揮することのできる力と、筋が短縮する速度との逆相関関係は、特性曲線で表され短縮性筋活動によって産生される力の大きさは、運動の速度が速くなるにつれて小さくなる)

力学的パワーはしばしば仕事率とも呼ばれ、力に速度を乗じることにより求められます。 パワー=仕事÷時間 パワー=力×距離÷時間 パワー=力×速度 これらの数式に基づくと、アスリートが高いパワー発揮能力に影響を及ぼす2つの中心的な要素は、大きな力を素早く…

サスペンディッドプッシュアップ(標準的なプッシュアップよりも大きなコア筋群の筋活動を誘発する)

プッシュアップはサスペンション器具や、手の位置を調節する特別な器具や用具を用いて行うこともできます。 Beachらは、サスペンディッドプッシュアップが標準的なプッシュアップよりも大きなコア筋群の筋活動を誘発することを示しました。 このような器具の…