Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究してます。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹元SV Hornトレーナー/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

パワー

身体前面および背面のセラーぺ:回旋動作のコア(競技動作において、大部分のパワーを生み出すのは股関節の筋群になり、このパワーは運動連鎖によって上へ向かい「硬く」なったコアを通じて腕に伝達される)

身体のコアはこの数十年間、多くの議論や論争の的となってきました。 研究者や施術家はこれまで、コアの機能について様々な理論を唱え、また様々なトレーニング方法を提案しています。 一部のグループは、脊柱を安定化して疼痛を抑える上で、例えば、腹横筋(…

クリーンプルとスナッチプルvs伝統的デッドリフト(最大に近い負荷のデッドリフトを観察した結果、発揮パワーとエネルギー消費量はオリンピックスタイルリフトの35%程度である)

スナッチとクリーンのウェイトリフティング動作やその派生動作は、適切に実行するのに大きなパワー発揮能力を要します。 これらはスピード依存のエクササイズであり、動作速度が成功の度合いを決定づけます。 クリーンプルとスナッチプルは、多くの競技動作…

プライオメトリックスと持久力トレーニングの同時実施がランニングエコノミーにおよぼす影響とは(下肢スティフネスが増加した結果、弾性エネルギーの蓄積と放出の効率が向上する)

プライオメトリックストレーニングは爆発的な形式の筋力トレーニングであり、爆発的な動作を用いて筋パワーを向上させます。 プライオメトリックスエクササイズでは、素早い伸長性動作から短い償却局面を経て爆発的な短縮性動作を行い、伸長-短縮サイクルに…

パフォーマンスの為のコアエクササイズ(脊椎におけるパワー(力×速度)の発揮は、通常極めて危険だが、代わりにパワーを肩と股関節周りで発揮し、パフォーマンスを向上させ、同時に脊椎と関連組織のリスクを最小限に留めることが必要になる)

パフォーマンス向上のための背部のトレーニングは(運動競技または職業への応用)、リハビリの目的を達成するためのトレーニングとは異なる方法や目標を必要としています。 これらは適切なコレクティブエクササイズ(各関節がスムーズに動き、四肢の筋肉が連動…

体幹の機能不全と女子アスリートの前十字靭帯損傷リスク(コア機能不全の不均衡は、大腿部の高さ不均衡(ジャンプのピーク時)、ジャンプ間の休止、着地場所の不一致がみられる)

コアの機能不全とは、体幹の慣性要求と、それに抵抗するコアの制御やコーディネーションの不均衡と定義されます。 体幹と下肢の機能に関しては、身体のコアを、動的課題中の下肢アライメントと負荷の重要な調節器とみなされています。 体幹と腰部のスタビラ…

ジャンプエクササイズと素早く力を発揮する能力(プライオメトリックエクササイズと比較すると、これらの運動は力-時間曲線の初期の傾きを大きくし、素早く力を発揮する能力が向上する)

ジャンプエクササイズにより、素早く力を発揮する能力が向上することが明らかになっています。 プライオメトリックエクササイズと比較すると、これらの運動は力-時間曲線の初期の傾きを大きくすることができます。 プライオメトリックエクササイズと同様、こ…

プレシーズン期における体系的コンディショニング処方(パフォーマンスの他の側面(最大筋力とパワー)に取り組むための、生理学的および構造的基礎を固める)

個々のトレーニングセッションのタイミング、頻度、継続時間、強度、量を慎重に考慮して、うまく疲労を抑えつつ、トレーニングの質を保っています。 ここに挙げた処方は、年間トレーニングプログラムの一部であることに注意し、時期に応じてトレーニングの目…

スクワットエクササイズとコアエクササイズ(優れたアスリートを観察すると、パワーが股関節で発生し、剛性を高めたコアを通して伝達される)

スクワットのエクササイズを検討する際に、興味深いことは、ウェイトを担ぐ世界レベルのストロングマンや片足を軸にしてカッティングを行うNFLのフットボール選手を調査したところ、どちらの選手たちもスクワットに重点を置いたトレーニングは行っていないと…

ピリオダイゼーションにおけるスピードトレーニング(筋力トレーニングとパワートレーニングは、スピードトレーニングから最大限の適応を得るための下地となる)

筋力トレーニングとパワートレーニングは、スピードトレーニングから最大限の適応を得るための下地となります。 これらの変数を向上させるトレーニングにおいて、力の立ち上がり速度は検討事項になります。 最も動作速度が発揮されるのはジャンプスクワット…

1回最大挙上重量(1RM)(レジスタンストレーニングのモニタリングにおいて、強度は伝統的に1RMに対する割合(%)として表される)

レジスタンストレーニングのモニタリングにおいて、強度は伝統的に1RMに対する割合(%)として表されます。 しかし、レジスタンストレーニングの性質上、強度については多くの異なる定義が示されることが多くなり、例えば、強度はパワーの関数と定義されるこ…

若年アスリートにおける代替え的なパワー向上法の選択(プライオメトリックスでは大きな床反力が生じるため、プログラムへの適用は慎重に行わないと、短期的には過負荷による傷害を、長期的にはオーバーユースの問題を引き起こすおそれがあり、特に成長期のアスリートにおいてはその懸念が大きくなる)

パワーは伝統的にウェイトルームの中でウェイトリフティングやプライオメトリックスを用いて強化されてきました。 これらは下肢のパワー向上手段として確かに効果的ですが、同時にいくつかの制約もあり、ウェイトリフティングは習得が難しい場合があり、高い…

目的に沿ったセッショントレーニングの最適化(レジスタンストレーニングプログラムでは、トレーニングストレスを定量化しモニタリングする方法として、負荷×レップ数×セット数、すなわち1回のセッションで挙上される量を算出している)

ほとんどのレジスタンストレーニングプログラムでは、トレーニングストレスを定量化しモニタリングする方法として、負荷×レップ数×セット数、すなわち1回のセッションで挙上される量を算出しています。 この方法は、コンディショニングプログラムの筋持久力…

パワー向上法としての混合トレーニング(バックスクワットは筋力と同時に、力-速度関係の大きな力と低速の領域の向上に利用でき、パワークリーンは力-速度曲線の大きな力と高速の領域を発達させるために用いる)

第2のパワー向上法は、混合アプローチを用いることですが、それは力-速度曲線の様々な領域を目標に定め、種々のトレーニングエクササイズを異なる負荷で遂行することになります。 例えば、プライオメトリックトレーニングを異なる負荷で遂行することであり、…

パワーを増大させるためには最大筋力を向上させることが重要になる(70~120%1RMの負荷で行った24週間の高強度の筋力トレーニングの後、パワー発揮能力の代表的指標である垂直跳びのパフォーマンスが7%向上した)

近年の研究によると、より筋力のあるアスリートほど大きなパワーを発揮できることが報告されており、筋力は、パワーの向上に必要な基本要素のひとつであると考える必要があります。 一般に、力がまだ弱く若いアスリートほど、高いパワー発揮に必要な筋力レベ…

青少年期のアジリティ能力(アジリティパフォーマンスの重要な構成要素:方向転換速度(CODS)と認知的意志決定過程)

アジリティはスポーツパフォーマンスに欠かせない要素として認識されています。 特にサッカー、バスケットボール等において重要性が指摘されていますが、いずれも間欠的かつ多方向への移動を伴う性質をもった競技であり、様々な刺激に反応して素早い方向転換…

力の立ち上がり速度は力-時間曲線の傾きから決定される(50~250ミリ秒の短縮時間は、ジャンプ、スプリント、方向転換などの素早い動きに関連する)

力の立ち上がり速度あるいは「爆発的筋力」は、競技動作中に発揮される力の速度を表しています。 一般に、力の立ち上がり速度は力-時間曲線の傾きから決定され、力の立ち上がり速度の値は、素早く、強力な筋の短縮において機能的に重要になります。 例えば、…

パワーのためのトレーニング原理(パワー発揮能力の向上を図る際、外部負荷が減少するにつれて最大筋力の影響が低下し、力の立ち上がり速度への依存度が高まる)

多くの競技において、短時間に大きな力を発揮する能力が必要とされ、高い力の立ち上がり速度を発揮する能力は、アスリートの総合的な筋力レベルと大きなパワーを発揮する能力とに関連することが多くなります。 Stoneらは、高い力の立ち上がり速度と大きなパ…

パワーとランニングスピード:最大スピードの上昇と減速の低下(100mスプリントで非熟練ランナーは20~30mしか加速できないのに対して、トップクラスのランナーは40~50m加速する)

スポーツにおいてスピードとは、「定められた距離を最短時間で移動する能力」と定義されています。 ランニングスピードは多くの競技に共通する基本的なスキルであり、スピードには、発揮パワーに関連する複数の構成要素が含まれており、それは加速に要する時…

至適負荷と筋力およびパワーの向上(高負荷のトレーニング(>80%1RM)は、中程度から低負荷の介入(60%1RM)において、より優れたパワー発揮をもたらす)

至適負荷とは、特異的な動作に対して最大のパワー発揮をもたらす負荷のことになります。 至適負荷はパワー発揮能力を向上させる効果的な刺激であることが示唆されていますが、この主張を裏付ける研究は極めて少なく、逆に、至適負荷でのトレーニングは、パワ…

パワー発揮を最大化するための混合法(バックスクワットでは、パワーの向上は負荷が30~70%1RMの間で起こり、筋力の向上のためには高負荷(>75%1RM)を用いる必要がある)

パワー発揮能力を最適化するための混合トレーニングの活用は、力-速度関係の一層調和をとれた包括的な向上をもたらし、それにより、最大発揮パワーの一層の向上とトレーニング効果のより大きな転移が可能となります。 理論的に、低負荷で高速の運動を用いる…

下半身のパワーを発達させるための特異的トレーニングを実施する前に、体重の2倍のバックスクワットを行えるようになることが、最低限必要な筋力である

筋力の最大化は、パワー発揮能力の最大限の向上を計画された、あらゆるトレーニングプログラムにおいて明らかに重要な要素になります。 しかし、十分な筋力レベルが実際にいつ達成されたかを判断すること、そしてトレーニングの重点をいつ、より専門的なパワ…

サッカー選手における身体能力テストの順序(安静下で行うテストや疲労をもたらさないテストを最初に実施し、次にアジリティ、パワーと筋力、スプリント、局所的筋持久力、無酸素性能力、そして最後に有酸素性能力のテストを実施する)

運動生理学、特に生体エネルギー機構に関する知識は、テストの順序と休息時間を適切に決定することに役立ち、これによってテストの信頼性を高めることができます。 コーディネーションが必要な動作や、「フォーム」への注意を要求するような技術度の高い課題…

サッカーにおけるアジリティ(アジリティとは一般に、バランスを失うことなく、筋力、パワー、神経筋系のコーディネーションを複合的に用いて、素早く身体を方向転換させる能力と定義されている)

アジリティとは一般に、バランスを失うことなく、筋力、パワー、神経筋系のコーディネーションを複合的に用いて、素早く身体を方向転換させる能力と定義されています。 素早い動作は、選手の動作の中でわずかな割合(約11%)を占めるに過ぎませんが、平均する…

プレシーズン期の準備トレーニング(競技特異的適応を促すために特異的なコンディションを向上させるには、乳酸耐性トレーニング(LAT)、無酸素耐性トレーニング(ATT)、リン酸系トレーニング(PST)が推奨される)

シーズンで勝利を収められるかどうかは、プレシーズン期(競技にもよるが6~8週間)のトレーニングの質に依存すると考えられています。 ストレングス&コンディショニング(S&C)コーチにとってこの時期は、最大パフォーマンスを生み出し、傷害リスクを低減させる…

筋疲労と若年アスリート(疲労に起因する神経筋コントロールの低下により、ACL断裂、足関節捻挫などのスポーツ傷害に対するリスク因子が増加する)

筋疲労は、筋力とパワーの最大発揮能力が徐々に低下することと定義できます。 したがって、筋疲労が発生した後は、最大下の筋収縮が持続することを意味しています。 疲労はスポーツ課題を実行中の神経筋コントロールの変化と下肢の動的な関節安定性の低下に…

青少年に推奨される統合的神経筋トレーニング(成熟レベル、トレーニング年数、技術的な能力、個々の神経筋系の欠陥、これまでに練習したスポーツ活動、性別、遺伝、意欲などが含まれる)

神経筋トレーニングプログラムは、多くの要因を考慮に入れるために、各アスリートに併せて個別に計画すべきです。 それらの要素には、成熟レベル、トレーニング年数、技術的な能力、個々の神経筋系の欠陥、これまでに練習したスポーツ活動、性別、遺伝、意欲…

下肢間の筋力の非対称性とスポーツ傷害(股関節の外転、外旋および股関節の伸展と組み合わせた膝周囲の筋の筋力不足は、膝蓋大腿疼痛症候群、ACL損傷、および腸脛靭帯症候群のリスク因子になる)

ACL損傷のもう一つの主要なリスク因子は、下肢間の筋力の非対称性になります。 研究により、ハムストリングスの短縮性/伸張性筋力が左右で15%以上差があると、これらの筋の傷害のリスクが増大することが明らかになっています。 同様に、サッカー選手におい…

青少年のスピードトレーニング(スピードの向上を目的として青少年をトレーニングする場合、トレーニングの最初のレベルは正しいランニングの運動学とテクニックに焦点を合わせる必要がある)

スピードの向上を図るには スピードの向上に関しては、8~18歳の男性を対象として、スプリントタイムの様々なトレーニング方法が研究されています。 その結果、身長発育速度(Peak height velocity)がピーク前または中程度の参加者では、プライオメトリックト…

ケトルベルトレーニング(外的負荷を素早く加速したり減速したりすることを要求されるKBトレーニングは神経筋系に過負荷をかける研究では、結果として筋力とパワーの増加が認められた)

ケトルベルによる筋活動 外的負荷を素早く加速したり減速したりすることを要求されるKBトレーニングは一層大きな筋活動をもたらします。 被験者に対し筋骨格系と神経筋系に過負荷をかけるより困難なエクササイズを行わせる研究では、結果として筋力とパワー…

ピリオダイゼーションにおける負荷(エクササイズの種類によっても異なるが、パワートレーニングはスクワットやジャンプスクワットのように比較的低負荷(50%1RM以下)で行なうことで効果が得られる場合が多くなる)

ブロックにおけるピリオダイゼーションの負荷 個々のブロック内における負荷のピリオダイゼーションは直線的ではなく、週ごとに負荷を増大させていき、第4週でいったん負荷を下げ回復を促します。 強度自体はブロック1からブロック3にかけて着実に上げていき…