Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究してます。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹元SV Horn physio,柔道整復師,NASM-PES,NSCA-CPT。

ランニング

ヨーヨー間欠性テストには2つのバリエーションがある(ヨーヨー間欠性テスト(YYIE)は回復時間が5秒であり、ヨーヨー間欠性回復力テスト(YYIR)は回復時間が10秒になる)

ヨーヨー間欠性テストには2つのバリエーションが存在します。 ヨーヨー間欠性テスト(YYIE)は回復時間が5秒であり、ヨーヨー間欠性回復力テスト(YYIR)は回復時間が10秒になり、それぞれのテストは2つの種類が設けられています。 一方は若年選手または非エリー…

アスリートの水分補給(糖質4に対してタンパク質1の割合を加えて摂取することで、水分補給と再補給、筋タンパク質の合成、グリコーゲンの再蓄積を促し、筋損傷マーカーを抑制する)

アスリートの水分補給の場合、水分の補給と再補給には通常、6~8%のブドウ糖-電解質溶液が用いられます。 最近の研究では、この種のスポーツ飲料にごく少量のタンパク質を加えると、水分の補給と再補給(また補給した水分の保持)の効果が高まるだけではな…

サッカー選手の身体活動(サッカーに特異的な20mシャトルランテスト、いわゆるヨーヨー間欠性テストはBangsboらによって開発され、1994年に発表された)

試合中の選手の身体活動は一定であり、この点においてはUMTT(最大有酸素速度)のような連続的ランニングテストは適切ですが、動作の方向とペースは厳しいランニング、ジョギング、ウォーキング、そして完全な休息にわたって頻繁に変化します。 Ramsbottomらは…

サッカー選手の間欠的運動能力の発達とその評価(近年ではBangsboによって開発されたYo-Yoテスト、その中でもYo-Yo Intermittent Recovery(Yo-Yo IR)テストが世界的に広く利用されるようになってきている)

サッカー選手の間欠的運動能力を評価する上では、休息を挟みながら高強度運動を繰り返すタイプの、サッカーに特有なテストが必要になります。 これまでに、このような目的で様々なテストが開発され利用されており、日本ではブルガリアンシャトルラン、VMAな…

前十字靭帯損傷と外反モーション(ACLを受傷した選手は、プレシーズンのスクリーニングにおいて着地の初期接地における膝関節の外転角度が大きく、着地中の最大変位も大きかった)

Malinzaらは、女子アスリートはすべてのカッティング課題中に一貫して外反モーションを示し、これはランニング動作に関しても同じであることを見出しました。 また、女子アスリートが男子よりも外反モーションを示す傾向は、男女差のある身長などの因子とは…

ランニングと競技パフォーマンス(有酸素性能力を測定するフィールドテストは、連続的多段階トラックテストと、最大努力による多段階シャトルランテストの導入によって変革を遂げた)

有酸素性能力を測定するフィールドテスト ランニングと競技パフォーマンスに対する関心が増大した1980年代、有酸素性能力を測定するフィールドテストは、連続的多段階トラックテストと、最大努力による多段階シャトルランテストの導入によって変革を遂げまし…

殿筋の活性化低下(殿筋の活性低下はACL断裂と同時に発生する膝蓋大腿疼痛症候群のリスク因子であるとされている)

殿筋の活性低下はACL断裂と同時に発生する膝蓋大腿疼痛症候群のリスク因子であるとされています。 研究によると、殿筋の活性低下と大腿四頭筋の活性増加は、片脚で着地する際、男性に比べ女性で多く見られ、これが非接触型ACL傷害を女性が起こしやすい重要な…

青少年のスピードトレーニング(スピードの向上を目的として青少年をトレーニングする場合、トレーニングの最初のレベルは正しいランニングの運動学とテクニックに焦点を合わせる必要がある)

スピードの向上を図るには スピードの向上に関しては、8~18歳の男性を対象として、スプリントタイムの様々なトレーニング方法が研究されています。 その結果、身長発育速度(Peak height velocity)がピーク前または中程度の参加者では、プライオメトリックト…

筋力および持久力トレーニング(筋力トレーニングにより運動単位の同期化と動員にかかわる神経筋系の変化が生じた結果、地面に対して素早く力を吸収し発揮する能力が向上した)

ランニングスピードと筋力トレーニング Damascenoらの近年の研究において、8週間の筋力トレーニングを実施したところ、10km走の中盤から終盤にかけてのランニングスピードが向上し、ひいては全体的なパフォーマンスが改善しました。 この研究において、筋力…

プライオメトリックスと持久力の同時トレーニング(RFDが向上すると、標準的な最大下運動の強度が相対的に低下し、結果的にエネルギー消費量が低下する可能性がある)

RFDとRE HoffらとStorenらは、筋力と持久力トレーニングを実施後にRFDが向上し、RFDの向上はREの向上と関連していたことを明らかにしています。 このようなRFDの向上は、プライオメトリックスと持久力の同時トレーニングにおいても観察されています。 加えて…

プライオメトリックスと持久力トレーニングの同時実施がランニングエコノミーにおよぼす影響とは(下肢スティフネスが増加した結果、弾性エネルギーの蓄積と放出の効率が向上する)

プライオメトリックスとランニングパフォーマンス プライオメトリックストレーニングは爆発的な形式の筋力トレーニングであり、爆発的な動作を用いて筋パワーを向上させます。 プライオメトリックスエクササイズでは、素早い伸長性動作から短い償却局面を経…

ジャンパー膝(jumper's knee)

ジャンプ動作の多用により発生する、使いすぎ障害です。 大腿の前面にある大腿四頭筋は膝蓋骨、いわゆる膝の皿につながり、膝蓋骨は膝蓋靭帯を通して脛骨につながります。 膝関節を伸ばすときは大腿四頭筋が収縮して脛骨を引っ張るようになっているため、ジ…

プライオメトリックストレーニングと持久力強化(プライオメトリックストレーニングは、2.4㎞、3㎞、5㎞のランニングパフォーマンスにも有益な効果をもたらしたことが明らかになっている)

持久力強化とプライオメトリックストレーニング 持久力強化におけるトレーニングとプライオメトリックストレーニングにおいて、研究の結果の違いはトレーニング量および、被験者のトレーニングステータスの違いが原因となっている可能性があります。 Saunder…

ランニングエコノミーと筋力トレーニング(ハーフスクワットの1RMテストで測定したRFDが同時トレーニング後に向上、またRFDとREの間には正の相関関係がみられたことを報告している)

持久力トレーニングと筋力トレーニング Storenらは、ハーフスクワットの1RMテストで測定したRFDが同時トレーニング後に向上し、またRFDとREの間には正の相関関係がみられたことを報告しています。 この研究の結果、RFDの向上がREを高める重要な因子であるこ…

長距離を走る能力における筋力、プライオメトリックス(神経筋の適応を向上させてランニングエコノミーを改善する)

持久的パフォーマンスと筋、プライオメトリックストレーニング 筋力およびプライオメトリックストレーニングは、いずれも持久走パフォーマンスに有益な効果をもたらすことが明らかになっています。 それらのトレーニングがもたらす効果のひとつは、神経筋の…

ハーフスクワットとランニングエコノミー(ハーフスクワットの1RM、テストで測定したRFDが同時トレーニング後に向上し、またRFDとREの間には正の相関関係がある)

RFDとREの相関関係とは Storenらは、ハーフスクワットの1RM、テストで測定したRFDが同時トレーニング後に向上し、またRFDとREの間には正の相関関係があることを報告しています。 また、この研究結果は神経筋系の因子が持久力パフォーマンスの決定因子の一つ…

現場への適応(ジャンプスクワットでは、股関節の発揮パワーは42%1RMで最大になるのに対して、全身の発揮パワーは負荷のない場合(0%1RM)に最大になった)

発揮パワー Moirらの最近の報告によると、ジャンプスクワットでは、股関節の発揮パワーは42%1RMで最大になるのに対して、全身の発揮パワーは負荷のない場合(0%1RM)に最大になったとされています。 他の爆発的なリフティングにおいても、股関節伸展パワーに…

現場への応用(パワートレーニングのための最適な負荷は、全身の発揮パワーを最大にする負荷であると強調してるが、股関節の発揮パワーを最大にする負荷でトレーニングするほうが効果が大きい)

股関節、膝関節伸展モーメントの関連変数 負荷が重くなるにつれて(スクワット、ランジ、従来のデッドリフト、およびヘックスバーデッドリフト)、ランニングスピードが早くなるにつれて、また跳躍高が高くなるにつれて、股関節伸展モーメントや関連変数が膝関…

側方動作における股関節伸展筋群の役割とは?

股関節伸展筋群の役割 すべての動作は主に矢状面で行われますが、最近行われた2つの研究は、サイドステップにおける股関節伸展筋群の役割を調査しました。 Inabaらは、サイドステップの距離の増加に伴い股関節伸展筋モーメントが有意に増加したこと、しかし…

跳躍高の増加に伴い、股関節伸展モーメントはどのように変化するか?

跳躍高における股関節対膝関節伸展モーメント 最近の研究により、跳躍高が高くなるにつれて、膝関節伸展モーメントよりも股関節伸展モーメントが一層大きく増加することが示しています。 Leesらは、「低い」「高い」「最大」の3種類に分類した強度の異なるジ…

ランニングスピードの上昇に伴い、股関節伸展モーメントはどのように変化するか?

ランニング中の股関節伸展モーメント 最近の研究において、異なるスピードでランニング中の股関節伸展モーメントより大きく増加することが示されました。 Schacheらは、様々なスピードでランニングする際の関節モーメントを調査しました。 研究者は走サイク…

スプリントの筋活動パターン(足関節後面の筋の優位性は支持期前半に伸張性筋活動が行われ、後半では短縮性筋活動が低下するという特徴が見出された)

短距離走者の筋活動 Mann&Spragueは、高い技術を有する短距離走者の股関節、膝関節、足関節の筋活動を検証しました。 足関節後面の筋の優位性は支持期前半に伸張性筋活動が行われ、後半では短縮性筋活動が低下するという特徴が見出されました。 この結果を裏…

JRTA running Instructor資格を取得しました。

「JRTAコンセプト」 今後は「JRTAコンセプト」及び基本的な身体認識学を利用し、ランニングにおいて必要な専門的な知識、ランニングをベースとした高水準の運動構造を、皆様、社会に伝える事ができるように頑張って参ります。 JRTAでは、身体認識や運動機能…

栄養と免疫における抗酸化物質の補給(抗酸化物質の混合摂取が炎症マーカーの上昇を低下させたことを報告している)

抗酸化物質補給の影響 アスリートが摂取する抗酸化物質は、組み合わせも用量も多種多様であるため、それらの補給の影響を調べることは困難になります。 いくつかの研究結果によると、抗酸化物質の補給は有益でも有害でもないとされています。 Petersenらの報…

足部機能障害(下肢キネティックチェーンに含まれる筋や関節(すなわち腰椎、骨盤、股関節、膝関節、足関節)といった足以外の外因的なコンディションが足部回内に影響を生じさせる)

足部機能的障害 すべての足部機能障害が足に内因する筋や骨から生じるものではないということです。 下肢キネティックチェーンに含まれる筋や関節(すなわち腰椎、骨盤、股関節、膝関節、足関節)といった足以外の外因的なコンディションが足部回内に影響を生…

足部回内の機能的影響(足部回内時には、通常の足部アーチと比べて下腿三頭筋の筋活動が活発であることが明らかになっている)

足部機能と回内の影響 回内により、足部の機能が影響を受けます。 歩行周期において、足部の構造が姿勢を制御しており、足部が接地した際、足部アーチは速やかに床反力(足部に作用した地面からの力)を吸収します。 足部における弾性要素がてこと作用し、それ…

足部回内と下肢キネティックチェーンの機能障害(足部回内状態では、足は体重が乗った際に内側縦アーチを失う、 内側縦アーチは、足部内側の骨、靭帯、および腱で形成されており、足部縦アーチの役割は、足部が地面に接地した際に床反力を分散させる)

キネティックチェーンにおけるパフォーマンスに与える影響 足部は、キネティックチェーンのパフォーマンスに大きな影響を及ぼします。 足部における骨や筋、靭帯の適切なアライメントは、ウォーキングや階段昇降、そしてランニングといった活動における適切…

機能的動作とは(身体のコアが有する螺旋状の特性、より具体的にいうと、身体前面の加速筋群が対角線上に配列している特性について視覚的特性について視覚的知見を提唱している)

様々な機能的動作とコア 様々な機能的動作、例えば、バットを振る動作では、まず重力を用いて身体の様々なシステムに受動的負荷をかけ、それと同時に、能動的負荷をかけ、それと同時に、能動的な筋力によって床反力を増大、方向転換して股関節を回転させ、コ…

セラーぺの構造(螺旋状の硬いコアを形成することで、股関節および肩関節の筋群の近位端がしっかりと固定され、腕や脚を身体の前で高速で動作させることが可能になる)

セラーぺの構造の重要性 ここで重要なのは、セラーぺの構造になります。 螺旋状の硬いコアを形成することで、股関節および肩関節の筋群の近位端がしっかりと固定され、腕や脚を身体の前で高速で動作させることが可能になります。 これは、ランニング(特にス…

アスリートのスティフネスとコンプライアンス(人体器官におけるスティフネスの大きさとスポーツパフォーマンスの様々なパラメータの間には、強い相関関係が存在するとされている)

腱と筋のスティフネス Zatsiorsky&Kraemerは腱のスティフネス(剛性)は一定であるが、一方で筋のスティフネスは可変的であり、発揮された力に依存的である(受動的な場合は伸展し、能動的な場合は硬直する)と説明しています。 特にプライオメトリックスなどの…