Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹2017~SV Horn (Austria) Physio/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

低酸素

筋肥大と休息時間(短い休息時間は低酸素状態を引き起こしタンパク同化ホルモン濃度の急上昇を引き起こす)

セット間の時間は休息時間と呼ばれ、休息時間は大きく3種類に分類されます。 短い休息(30秒以下)、中程度の休息(60~90秒)、そして長い休息(3分以上)になります。 それぞれ筋力と代謝産物の蓄積に固有の影響を及ぼし、筋肥大にも影響を与えます。

低酸素と筋肥大(低酸素状態は乳酸除去率を低下させ乳酸の増加はタンパク同化ホルモンとサイトカインの上昇をもたらす)

低酸素は筋肥大を促進する要因として明らかになっており、その効果は運動を行わない場合でも認められます。 Takaradaらは、寝たきりのお客群に1日2回血管閉塞を行うと筋萎縮が有意に軽減されることを明らかにしました。 さらに、下肢を2週間不動化した状態で…

高所トレーニングによるパフォーマンス向上(高所滞在により交感神経活動が亢進するので、エネルギー代謝率が亢進する)

高所トレーニングはさまざまなトレーニング方法の中でも実施しやすいことや低酸素がもたらす環境が運動時の組織の低酸素環境と類似していることから、低酸素環境下での運動による相乗効果を得ようとする考え方は理にかなっています。 長期間の高所でのトレー…

高地トレーニングの目的(低酸素環境に対する人体の順応を利用して、身体能力を改善しようとする試みの代表例である)

低酸素環境に対する人体の順応を利用して、身体能力を改善しようとする試みの代表例がスポーツ選手の間で盛んな「高所トレーニング」になります。 この基本は「造血」を利用することにあり、一般的には2,000m台の高地に長期間滞在してトレーニングを行うこと…

高所トレーニング順応までの低圧/低酸素環境での生理応答(最大下運動時の相対的な強度は上昇する)

人類の多くは、海面レベルに近い低地に定住しており、言い換えると、ほぼ1気圧の環境下に適応して生存しています。 このような人が高い山に登れば、気圧の低下(低圧)や、それに伴う酸素分圧の低下(低酸素)に曝され、反対に、水中に潜る場合には、高圧や…

高地トレーニングによる最大酸素摂取量向上の生理学的メカニズム(低圧・低酸素環境下によりヘモグロビン濃度を上げる)

標高の高い土地に住んでいる人たちは持久的なスポーツ種目を得意とする傾向があります。 特にアフリカの高地(ケニア、エチオピアなど)出身の選手は陸上競技の長距離種目で強さを示します。 彼らの生理学的特性を調べてみると、全身持久力を評価する最大酸…

高地トレーニングによる持久力アップには(赤血球増量に伴う乳酸トランスポーター増量が貢献している)

マラソン選手や水泳の中・長距離選手、自転車競技選手など持久系勝負の種目の選手は、高地トレーニングを実施することが非常に多いです。 その効果として、低酸素条件がもたらす赤血球増量作用によるとされ、また、造血作用ホルモン(エリスロポエチンやダー…

サイズの原理の例外(エキセントリック・バリスティック・加圧トレーニング)

極めて軽い負荷を用いてトレーニングを行うとき、筋の電気的活動を記録すると、負荷を上げ(コンセントリック:短縮性筋収縮)、引き続き保持する(アイソメトリック:等尺性収縮)動作では、負荷が軽いので確かに遅筋線維が使われますが、次に負荷を下ろす…

急性外傷の疼痛と神経系へのアイシング(ICEセラピー)の効果

疼痛の原因とは? 疼痛は特異な科学刺激、浮腫による神経終末の圧迫、毛細血管損傷による局所的虚血などによって起こります。 また、反射的な筋スパズムによって起こる疼痛もあります。 局所的な筋スパズムは筋肉の虚血やその部位での代謝副産物を増加させ、…