可動域制限
半月板損傷は、膝関節内に存在し、クッションの役割を持つ半月板の損傷(断裂)です。 膝に体重をかけて膝をひねる動作で発生しやすく、膝靭帯損傷に合併して生じることもあります。 放置すると将来的に変形性膝関節症をきたすおそれがあります。 原因 半月…
変形性膝関節症と同様に、関節軟骨の退行変化をきっかけに股関節の関節破壊・変形をきたす疾患です。 わが国では寛骨臼外形成不全(臼蓋形成不全)などに続発する二次性のものが大半を占めます。 40~50歳以上の女性、荷重物取り扱い業者の従事者、寛骨臼形…
膝において、関節軟骨の退行性変化を基盤に骨の増殖変化や骨膜の炎症が生じることで、関節破壊・変形をきたす疾患です。 中高年(50歳以上)に好発し、男女比は1:3~4となっています。 症状・所見 初期には、膝の関節軟骨の摩耗による疼痛、可動域制限や、…
明らかな原因がなく肩の疼痛と可動域制限が生じる疾患で肩関節の構造物の退行変性によって発症するといわれ、肩関節周囲炎、癒着性関節包炎ともよばれます。 症状・所見 五十肩は、肩の疼痛と可動域制限が主症状で、可動域制限は急性期は痛みと筋の痙縮のた…
石灰性腱炎は夜などに突然肩関節部の疼痛で始まる事が多く、痛みで睡眠が妨げられる、上肢を動かすことが出来なくなる、などの症状がみられます。 40~50歳代の女性に多くみられ、五十肩のような慢性的な症状とは違い、発作的に痛みが出るのが特徴です。 石…
内反捻挫後、早期からの適切な理学療法によって機能低下は最小限に抑えられ、程度の差はあれ、損傷靭帯の修復も行われます。 ※不適切な管理が施行されたり、損傷靭帯の修復過程で過度なストレスが加わったり、また複数貝回受傷が繰り返されたりするなどによ…