Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究してます。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹元SV Horn physio,柔道整復師,NASM-PES,NSCA-CPT。

垂直跳び

青少年に推奨される統合的神経筋トレーニング(成熟レベル、トレーニング年数、技術的な能力、個々の神経筋系の欠陥、これまでに練習したスポーツ活動、性別、遺伝、意欲などが含まれる)

神経筋トレーニングプログラムは、多くの要因を考慮に入れるために、各アスリートに併せて個別に計画すべきです。 それらの要素には、成熟レベル、トレーニング年数、技術的な能力、個々の神経筋系の欠陥、これまでに練習したスポーツ活動、性別、遺伝、意欲…

下肢間の筋力の非対称性とスポーツ傷害(股関節の外転、外旋および股関節の伸展と組み合わせた膝周囲の筋の筋力不足は、膝蓋大腿疼痛症候群、ACL損傷、および腸脛靭帯症候群のリスク因子になる)

ACL損傷のもう一つの主要なリスク因子は、下肢間の筋力の非対称性になります。 研究により、ハムストリングスの短縮性/伸張性筋力が左右で15%以上差があると、これらの筋の傷害のリスクが増大することが明らかになっています。 同様に、サッカー選手におい…

ケトルベルトレーニング(外的負荷を素早く加速したり減速したりすることを要求されるKBトレーニングは神経筋系に過負荷をかける研究では、結果として筋力とパワーの増加が認められた)

ケトルベルによる筋活動 外的負荷を素早く加速したり減速したりすることを要求されるKBトレーニングは一層大きな筋活動をもたらします。 被験者に対し筋骨格系と神経筋系に過負荷をかけるより困難なエクササイズを行わせる研究では、結果として筋力とパワー…

伸張反射がジャンプパフォーマンスにもたらす利益を増大させるためには、伸張性から短縮性局面への方向転換の強度が、CMJ中に筋に加わる強度よりも大きくなければならない。

SSCとジャンプパフォーマンス SSCにはVJパフォーマンスに寄与する多くの変数があり、弾性エネルギーの貯蔵と放出、力発揮の時間(すなわち長いSSC)、短縮性筋活動での力の立ち上がり速度(RFD)、そして伸張反射の潜在的な貢献などがあります。 伸張反射は、筋…

アスリートのVJの高さを増大させる伸張性局面の時間(伸張性局面における力発揮の時間が長いことが、CMJにおけるVJの高さの最大の要因であるとされる)

垂直跳びにおける生理学的反応 垂直跳び(VJ)の高さは、短縮性筋活動の前に反動動作(CM、カウンタームーブメント)を加えることにより増大できます。 このCMは、伸張-短縮サイクル(SSC、ストレッチショートニングサイクル)といわれる重要な筋活動の一部になり…

垂直跳び(VJ)はすべて、下肢筋群の短縮性筋活動により身体の変位をもたらす活動になる。

垂直跳びにおける下肢筋群の働き 垂直跳び(VJ)はすべて、下肢筋群の短縮性筋活動により身体の変位をもたらす活動になります。 最大の跳躍高を達成するためには、この短縮性筋活動を十分に強力かつ素早く行う必要があります。 最初の素早く強力な短縮性筋活動…

垂直跳びのパフォーマンス向上のための各種ジャンプ(垂直跳びは、静止状態から開始する、反動動作やアプローチを伴う、着地に対して反応するなど、様々な状況で行われる)

垂直跳びの能力とパフォーマンス アスリートの垂直跳びの能力向上は、スポーツの総合的なパフォーマンスにきわめて大きく貢献します。 垂直跳びは、静止状態から開始する、反動動作やアプローチを伴う、着地に対して反応するなど、様々な状況で行われます。 …

コンプレックストレーニングと活動後増強(PAP:Postactivatiation potentiation)(PAPは筋の最大または最大に近い収縮の後に爆発的筋力が増大する現象を指す)

コンプレックストレーニング コンプレックストレーニング(CT)においては、レジスタンスエクササイズの後に、バイオメカニクス的にそれと類似したプライオメトリックエクササイズを行ないます。 CTは筋パワーの効果的な向上手段になりうるとの説が唱えられて…

L-カルニチン-酒石酸塩(LCLT)(ウェイトトレーニングを行っている男女において、レジスタンストレーニングによる低酸素状態における筋痛を緩和し、代謝物による損傷を低減し、また、回復時間を短縮させて筋組織の修復とリモデリングを促進する)

高強度運動に伴う筋組織の微細損傷 高強度運動に伴い筋組織には微細損傷が生じます。 そのため、MIPSの多数の成分が筋タンパク質バランス(合成と分解)に目標を定めています。 興味深いことに、これらの成分を含むMIPS、または「筋の増強と修復成分」や「爆発…

筋骨格系能力が健康増進に果たす役割(握力、ベンチプレス、およびスクワット/レッグプレスが、様々な健康指標に関連する最も一般的な筋力尺度となっている)

青少年における健康指標および測定結果 近年の文献レビューから、MSF(筋骨格系能力)の諸要素と、青少年における健康指標および測定結果との間には、正の相関関係があることが明らかになっています。 これらのレビューでは、MSFトレーニングがもたらす多くの…

試合や競技にレジスタントレーニングを活かす(実戦と同じベクトルで行う反復練習と同様の「Neural repetition」(神経反復:実際の動作に可能な限り近い形での神経系の活性化)を生じさせる必要がある)

試合のためのパフォーマンス向上エクササイズ 近年、ストレングス&コンディショニング(S&C)の分野においては、試合や競技のパフォーマンスを再現し向上させることを目的とした、より機能的なエクササイズを考案する動きが進んでいます。 これは、個々の課題…

ベンチプレステスト(安全性の配慮から、フットボール以外の競技では、3RM値から1RMを推定する方法が推奨される)

ベンチプレステスト ベンチプレスは、上半身の筋力の普遍的なテスト法になり、アスリートには馴染みが深く、指導と実施も容易になります。 安全性の配慮から、フットボール以外の競技では、3RM値から1RMを推定する方法をとり、フットボールでは、3RMと1RMの…

テストを考える(垂直跳びテストでは、下半身の爆発的パワーを測定することにより、期分けトレーニングプログラム最大の目標である、パワーの向上を評価する)

テストの目的 テストは、ほとんどの大学レベルのストレングス&コンディショニング(S&C)において重要な位置を占め、またほとんどのプログラムにおいてバーベルやダンベルと同じくらい広く用いられています。 テストは通常、アスリートの向上の程度を測定し、…

ストラクチュラルエクササイズと代替エクササイズ(スクワットやデッドリフトなどのストラクチュラルエクササイズでは立位で脊柱にストレスがかかるが、レッグプレスではそれが実施できない)

スクワットとベンチプレスの代替エクササイズ スクワットとベンチプレスの代替エクササイズとしてレッグプレスとチェストプレスがあります。 レッグプレスでは、下肢筋群をトレーニングすることができますが、それと同時に体幹を一緒に使うコーディネーショ…

水分補給が無酸素性運動に及ぼす影響(3%の体重減少によって、上下肢の無酸素性パワー発揮能力が低下、運動中の心拍数上昇、主観的運動強度の上昇、およびレップ数の低下がみられた)

水分補給が無酸素性運動に及ぼす影響については、1~3%余りの体重減少を生じさせる水分欠乏によって、無酸素性パフォーマンスが低下したことが一部研究で明らかになりました。 その中には、水分欠乏によって、バスケットボールとサッカーのスキルパフォーマン…

活動後増強とピークパワー(活動後増強効果は筋力レベルと相関しており、筋力の高い選手は筋収縮の増強効果が大きいだけではなく、疲労の度合いも大きい)

PAPのピークパワー測定 プライオメトリックプロトコルに関しては、特異的なエクササイズは下半身ではタックジャンプ、上半身ではクラッピングプッシュアップ(膝を床について)をどちらもセット間に1分間の休息を挟んで、最大連続レップ数を5として3セット実施…

フロントスクワットと競技パフォーマンス(ウェイトリフティング動作の1RM値の合計は、スプリントや垂直跳びのパワーなど、スピード筋力を要する様々なスキルのパフォーマンスと正の相関関係になる)

スピード筋力とパフォーマンス Hedrick&Wadaはスピード筋力(パワー発揮能力)の向上は、多くのアスリートにおけるパフォーマンスを成否を決定する主要な生理学的要因であると述べています。 ウェイトリフティング動作の1RM値の合計は、スプリントや垂直跳びの…

パワーを増大させるためには最大筋力を向上させることが重要になる(70~120%1RMの負荷で行った24週間の高強度の筋力トレーニングの後、パワー発揮能力の代表的指標である垂直跳びのパフォーマンスが7%向上した)

大きなパワー発揮を起こすには 近年の研究によると、より筋力のあるアスリートほど大きなパワーを発揮できることが報告されており、筋力は、パワーの向上に必要な基本要素のひとつであると考える必要があります。 一般に、力がまだ弱く若いアスリートほど、…

ストレッチ-ショートニングサイクル(伸張-短縮)のメカニズムと強化方法(経済的なスプリント走(SSCの効率的な利用)では、力学的エネルギー全体のおよそ60%を回復することができる)

ストレッチショートニングサイク(SSC)の効率的なメカニズム ストレッチショートニングサイク(SSC)の効率的なメカニズムは、エネルギーを節約し、推進力を増大させます。 よく知られていることですが、反動動作(予備伸張)を行なった垂直跳びでは、(反動動作…

EMSトレーニングが競技パフォーマンスに及ぼす効果(最大筋力、無酸素性発揮パワー:垂直跳びとスプリント能力の有意な向上が認められた)

競技スポーツにおけるEMSストレングストレーニング 個人競技や団体競技のアスリートを対象とした複数の研究が、EMSトレーニング後に最大筋力(等速性あるいは等尺性ダイナモメーターを利用して測定)の有意な向上と、場合によっては、無酸素性の発揮パワー…

スポーツにおけるバネとは何か?(腱と筋肉の弾性要素にどれだけ大きな力(弾性エネルギー)を貯め込むことができるか)

バネという言葉も、私達がスポーツをしたり見たりしていて「あの選手は天性のバネがある」「黒人選手はどうしてバネがあるんだろう」など日常的に使います。 このときのバネとは、単純にジャンプの高さを示すだけではなく、短い踏切時間で高くへ跳ぶ能力を…