Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究してます。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹元SV Hornトレーナー/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

女性

女子選手における前十字靭帯損傷(男子選手と女子選手の機能的差異としては、体幹部の安定性の低さ、ハムストリングス活動の低さ、内側広筋斜頭の低発達、中殿筋の安定性の低さ、大腿四頭筋の伸張性筋力の低さが挙げられる)

バスケットボールに関連する傷害の大多数は男女共通であり、男子選手と女子選手の傷害発生率も同等になります。 しかし、前十字靭帯(ACL)損傷は別であり、女子選手におけるACL損傷の発生に関しては、詳しい調査が行われています。 事実、カッティングやジャ…

FATの羅患率(相当数の女子アスリートや運動を行う若い女性が、低エネルギー供給率や月経異常を発症しながら、低骨密度を患っている:全てを同時に有する羅患率は4.3%とされる)

FATの3つの構成要素 近年の調査により、FATの3つの構成要素(低エネルギー供給率、月経異常、低BMD)すべてを同時に有する羅患率は4.3%であることが示されています。 しかし、相当数の女子アスリートや運動を行う若い女性が、3つの兆候を個別に(すなわち1つか2…

低エネルギー供給率が月経異常と骨密度に関係する(エネルギーの不足により、視床下部からGnRHが抑制され、LHの正常な血中濃度が撹乱されると、低エストロゲン状態になり最終的に、不規則な月経周期や、月経が停止する無月経に陥る)

低エネルギー供給率が身体に与える影響 エネルギーの不足により、視床下部からゴナドトロピン(性腺刺激ホルモン)放出ホルモン(GnRH)の分泌が抑制されると考えられています。 通常、GnRHは、下垂体から黄体形成ホルモン(LH)と卵胞刺激ホルモンの分泌を誘発し…

産前産後の女性のためのエクササイズガイドライン(姿勢とバランスは体重の変化により悪影響を受け、移動と固有感覚にも影響を受け、ホルモン分泌により一時的な胸郭のリモデリングが起こり、残気量と予備呼気量の低下および最大吸気量の増加が起こる)

産前産後のエクササイズ推奨基準 産前産後のエクササイズの推奨基準は常に進化を続けており、1985年以前は、成長している胎児に対する配慮から、妊婦は十分に休養し身体活動には参加しないように医師から命じられていましたが、2002年には米国産婦人科学会(A…

女性アスリートと月経異常と骨密度(低エネルギー供給率によって引き起こされる月経異常が青年期に発生すると、新しい骨の形成が制限され骨密度が低下し、疲労骨折のリスクが増加する)

月経異常 エネルギー不足がある閾値に達すると、月経周期が不規則になり、過少月経(月経周期が35日以上)を引き起こしたり、完全に停止し無月経(3ヶ月以上月経がみられない)になったりすることがあります。 健康で女性の平均的な月経周期は28±7日になり、さら…

女性のスポーツ生理学(筋肉1c㎡当たりの筋出力は、男性も女性もほぼ同じ)

男性と女性で体力の性差は単純に「筋肉」になり、筋肉の量、太さが違いますので筋出力の絶対量に差が出るということになります。 男性と女性の筋肉の違いを調べた研究によると、筋肉1c㎡当たりの筋出力は、男性も女性もほぼ同じになります。 すなわち筋肉の…

女性は男性よりも脂肪を有酸素性エネルギー動員できる(筋肉細胞中の脂肪は筋グリコーゲンよりも消費される)

筋肉から離れたところに脂肪を蓄積する脂肪細胞に対して、筋肉そのものも脂肪を貯蔵しています。 一般に、女性のほうが男性よりも筋肉に多量に脂肪を貯蔵しており、そのため女性のほうがスタミナの点で優れることが度々認められることがあります。 ※なぜな…

スポーツ貧血と鉄欠乏性貧血

スポーツ選手が長期間トレーニングを行っていく際に、貧血に陥ることはまれな事ではありません。 平成11年度日本オリンピック委員会(JOC)強化指定選手検診の結果によると、血清鉄低値and/or貧血の頻度は男性選手11.9%(貧血4.7%)、女性選手17.8%(貧血5.4%)…