Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹2017~SV Horn (Austria) Physio/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

心拍数

サッカーにおける心拍計の活用(シーズンの時期やその日のコンディションによって最大心拍数は異なるので、運動直後の回復力(乳酸クリアランス)に注目する)

心拍計の活用 サッカーは試合の中で運動強度が激しく上下するため、高強度の運動を少ない回復時間で何度も繰り返す間欠的な持久力が要求されます。 乳酸クリアランスなどを向上させる体力作りがサッカーの競技場面で必要な能力の向上へと繋がります。

水分補給状態が生理学的機能と運動パフォーマンスに及ぼす影響(体重が3%減少すると、各セット前の心拍数が上昇し、心拍数の回復にも遅れが生じる)

運動実践者の水分補給は、臨床と研究の両分野で活発に議論されており、アスリートの水分需要決定に責任を負うコーチやヘルスケア専門職は、水分補給計画の作成にあたって様々な因子を考慮に入れる必要があります。 運動が行われるその時々によって、環境条件…

水分補給と脱水(長時間運動を行っているアスリートでは、1日に5lの体液、4,600~5,750mgのナトリウム、少量のカリウムを喪失する)

脱水とは、体水分正常時の体重の2%が失われた状態と定義され、競技パフォーマンスに悪影響を及ぼします。 脱水はパフォーマンスに多大な影響を及ぼす可能性があり、特に暑熱環境下(熱中症)においてそれが懸念されます。 また、脱水は、筋力や持久力、コー…

サッカー選手の有酸素能力とVO2maxおよび換気閾値におけるVO2と速度(YYIEL2とYYIRL1テストにおいて達成されるレベルは有意に相関している(r=0.75、p=0.00002))

Castagnaらは、YYIE(ヨーヨー間欠性持久力テスト)L1中のVO2を調査して、VO2peakにおいて多段階的なトレッドミルテストと有意差がないことを見出しました。 また、最近のレビューでは、特にYYIR(ヨーヨー間欠性回復力テスト)L1テスト中のVO2を分析した研究が…

脱水と水分補給における競技パフォーマンスへの影響(口渇反応のメカニズムは、血漿浸透圧が280~295mOsm/kgH2Oの範囲に維持されるように作用する)

最近の研究により、体水分が正常な状態で運動を開始することの重要性が明らかになっています。 脱水状態で運動を開始すると、心拍数と深部体温の上昇により、パフォーマンスと生理学的機能が低下することが明らかになっています。 研究の結果、若年者を含む…

糖質補給とスキルパフォーマンス(VO2maxの55~75%で長時間(90分超)運動すると、グルコースと筋グリコーゲンが大きく減少する)

糖質補給のタイミング 研究によると、アスリートは試合の前と最中にCHO(糖質)を摂取することによって、体力面と持久力面での効果が期待できるとみられています。 しかし、その基質が競技の技術面に直接的効果を発揮するかどうかはまだ不明といわれています。…

内的トレーニング負荷のより客観的なモニタリング(修正された10段階主観的運動強度(RPE)スケール(CR-10スケール)を用いて、セッションに対する個々のRPEを示し、セッションごとの各選手のRPEにセッションの継続時間を乗じて内的負荷を算出する)

7人制のプレーとトレーニング実施 フルタイムのプロレベルの環境から大会前の準備に参加する選手もいれば、パートタイムのセミプロ/アマチュアレベルの環境から参加する選手もいます。 そのため残存疲労の度合は様々であり、7人制のプレーとトレーニング実施…

クライマーの筋収縮のタイプ(平均38%は静止姿勢に費やされ、そのことは酸素摂取量に比べて心拍数が過度に高い原因となるが、これは筋代謝受容器反射の活性が促進されるために起こる)

等尺性筋力および持久力 等尺性筋活動は、クライマーが手にチョークをつける、ボルトをクリップする、ギアを設置する、次のムーブを考えるなどの目的で静止する際に身体を安定させる働きをするため、ロッククライミングにおいて重要な役割を担います。 クラ…

クライマーの生理学的代謝(高強度インドアクライミングでは一般に25~80%VO2Peak、すなわち20~45mL O2/kg/minと報告されている)

ルートの難易度と生理学的代謝 トラッド、スポート、およびトップロープクライミングは通常、3つの代謝経路すべてを組み合わせて用います。 これらのクライミングは、ボルダリング課題に比べてルートがはるかに長く、平均2~7分を要します。 クライミングの先…

線維筋痛症とトレーニング(8週間の有酸素性ウォーキングプログラム(最大心拍数の60~70%で20~30分間など)と、フリーウェイトとマシンを用いたレジスタンストレーニングプログラムで症状、圧痛点の数、体力、心理状態、生活の質を改善がみられた)

レジスタンストレーニングの有効性 レジスタンストレーニングの有効性を支持するエビデンスは、有酸素性トレーニングと同程度に存在します。 Bircanらは、30名の女性を対象として、8週間の有酸素性ウォーキングプログラム(最大心拍数の60~70%で20~30分間など…

ウェイトコントロールのためのトレーニングの考え方(「エネルギー保存の法則」は熱と筋肉などの運動と食物の代謝が等価であることを示している)

ウェイトコントロール ウェイトコントロールの為のトレーニングにおいては、運動だけではなく、食事からのエネルギー摂取とのエネルギーバランスを考慮することが重要になります。 エネルギー摂取と消費、および体重や身体組成変化を包含する系においては、…

野球施術:回復の理解(インターバルトレーニングを用いての有酸素性能力の向上は、イニング間の休息、競技シーズン中の回復能力を決める)

回復の個人差 トレーニングと投球セッションの間の回復時間は非常に個人差が大きくなります。 回復力は、選手に処方されるエクササイズの様式、強度、継続時間、および量に影響されます。 使用されるエネルギー源、微細損傷への抵抗性、神経の動員、トレー…

持久力系トレーニング方法の比較(インターバルtr・レペティションtr・エンデュランスtr)

[caption id="attachment_16028" align="alignnone" width="450"] British athlete and 5000m World Champion Mo Farah trains in Iten January 24, 2012. REUTERS/Jacob Kuehn[/caption] トレーニングの方法にはさまざまなものがあり、人の身体はその運動…

心臓血管系トレーニングの循環器系への生理学的作用(心拍出量の増加や心拍数の減少による心臓機能の獲得、ミトコンドリアの増加、筋グリコーゲンの増加)

心臓 運動の継続により、心臓は機能的にも構造的にも変化し、心肥大が生じ、これをスポーツ心臓と呼びます。 心肥大により、運動選手やトレーニング経験者では、心拍出量が多くなります。(1回拍出量が多いために起こる) ※持久的なトレーニングでは左心室腔…

有酸素性トレーニングの運動強度とは(物理学的観点と生理学的観点)

物理的強度 運動の強度を表す変量としてさまざまなものがありますが、物理学的に定義されるものを「物理的強度」生理学的観点から定義されるものを生理的強度と呼び、客観的な基準にとらわれず運動者実践者の主観に委ねる評定を「主観的強度と言います。 運…

競技成績と関連する心理的コンディショニングを把握するには(POMS:profile of mood states)

従来から、心理的なコンディショニングの指標として、心拍数の変化など循環器系に及ぼす自律神経機能といった観点から把握されてきましたが、近年、精神科医McNairによって開発されたPOMS(profile of mood states)が心理的コンディショニングをよく反映し…

ドーピング(βアゴニスト)による筋肥大と交感神経の伝達物質(カテコールアミン)の筋肥大の関係

交感神経の主要な伝達物質であるノルアドレナリン(ノルエピネフリン)、副腎髄質から分泌されるアドレナリン(エピネフリン)などを総称してカテコールアミンと呼びます。 これらはエネルギーを活性化するとともに、心収縮力と心拍数を上げ、筋血流を増加さ…

サッカー選手の有酸素性能力向上(成長ホルモン,ヘモグロビン,チトクローム,ミオグロビン)のヒント

サッカー選手と有酸素性能力 サッカー選手にとって有酸素能力を向上させることは、試合の終盤にも運動量を落とさずにパフォーマンスを維持するという目的に非常に大切な能力の一つです。 これは酸素を利用してエネルギーを産生する能力をいかに高めるかが重…