Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究してます。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹元SV Hornトレーナー/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

最大筋力

パワーを増大させるためには最大筋力を向上させることが重要になる(70~120%1RMの負荷で行った24週間の高強度の筋力トレーニングの後、パワー発揮能力の代表的指標である垂直跳びのパフォーマンスが7%向上した)

近年の研究によると、より筋力のあるアスリートほど大きなパワーを発揮できることが報告されており、筋力は、パワーの向上に必要な基本要素のひとつであると考える必要があります。 一般に、力がまだ弱く若いアスリートほど、高いパワー発揮に必要な筋力レベ…

パワー発揮を最大化するための混合法(バックスクワットでは、パワーの向上は負荷が30~70%1RMの間で起こり、筋力の向上のためには高負荷(>75%1RM)を用いる必要がある)

パワー発揮能力を最適化するための混合トレーニングの活用は、力-速度関係の一層調和をとれた包括的な向上をもたらし、それにより、最大発揮パワーの一層の向上とトレーニング効果のより大きな転移が可能となります。 理論的に、低負荷で高速の運動を用いる…

筋力および持久力トレーニング(筋力トレーニングにより運動単位の同期化と動員にかかわる神経筋系の変化が生じた結果、地面に対して素早く力を吸収し発揮する能力が向上した)

ランニングスピードと筋力トレーニング Damascenoらの近年の研究において、8週間の筋力トレーニングを実施したところ、10km走の中盤から終盤にかけてのランニングスピードが向上し、ひいては全体的なパフォーマンスが改善しました。 この研究において、筋力…

ピリオダイゼーションにおける筋力トレーニング(最大筋力の向上は主に神経系と筋の適応に依存しており、これらの適応は主として大きな外的負荷に繰り返しさらされることにより生じる)

最大筋力の向上 最大筋力の向上を目的として計画されたプログラムを実施する場合、望む結果を得るためにはどの程度の外的負荷を用いればよいかを慎重に検討しなければなりません。 直感的には理解できる考えではありますが、実際には外的負荷はあまり重視さ…

プレシーズン期における体系的コンディショニング処方(パフォーマンスの他の側面(最大筋力とパワー)に取り組むための、生理学的および構造的基礎を固める)

プレシーズン期におけるトレーニング構成要素の統合 [table id=91 /] 上記の表はレジスタンストレーニングプログラムは、来るべきシーズンの準備をさせるべく設計した、プレシーズン期における体系的コンディショニング処方の一部になります。 プレシーズン…

高校生アスリートのためのシーズン中のトレーニング目標(最大筋力を維持し、パワーと高速の力発揮に転換し続けること)

高校生アスリートは筋力レベルを飛躍的に向上させることができる 高校生年代のアスリートは、トレーニングの強度や量、時間が十分なものであれば、発育発達が自然にもたらしてくれる結果以上に筋力レベルを著しく向上できることを示すエビデンスが数多く得ら…

野球選手におけるオフシーズンからプレシーズンへのトレーニング(筋力と爆発力をともに訓練するエクササイズを組込まなければならない)

Kennの段階システム(Tier System)「3×4+」 野球のような競技のトレーニングプログラムデザインを行う際は、Kennの段階システム(Tier System)「3×4+」を利用します。 ※「3×4+」とは、週3回のワークアウトに、4つの段階(ブロック)を設けそれに加えてポ…

筋力トレーニングは何歳から始めるべきか?(男性ホルモン分泌が盛んになる年代が適切)

筋力トレーニング開始の時期 筋力トレーニングの中でもその中心を成す最大筋力を高めるためのトレーニングは、骨の成長が完成した時期から始めるのが適切です。 骨が急激に成長する時期(一般的には小学校高学年から中学生の時期)は、骨の成長に対して筋肉…

ウェイトトレーニングと筋力トレーニング(最大筋力ばかりにこだわらず、パワー、スピード、持久力、柔軟性といったスポーツ動作に求められる様々な要素をも視野に入れる)

「ウェイトトレーニング」と「筋力トレーニング」という2つの用語は、ほぼ同義に用いられています。 両方とも筋肉の発揮出力を高めることを目的として、筋肉に負荷抵抗(レジスタンス)を与えて行うトレーニングを示しています。 「ウェイトトレーニング」…

スポーツ能力の素質・持久力を決める生理学的要因(最大酸素摂取量・乳酸蓄積開始点)

持久力には「全身持久力」「筋持久力」があります。 全身持久力は、たとえば3000mや5000mなどの長距離をどれだけ速く走れるかといった「エアロビック」な能力と考え、一方、筋持久力は、たとえば最大筋力の40%程度の40%程度の低負荷を何回持ち上げられるか…

筋力発揮と筋内血流の生理学的メカニズム

生理学的メカニズムによると、より多くの筋線維をトレーニングするためには、常に出しうる最大の速度で負荷を上げるほうが良いということになります。 ※筋肉を構成する筋線維は、基本的には全か無の法則(最大の力を発揮するか、発揮しないか)により調節さ…

トレーニングと筋肉の血流(循環抵抗の生理学的変化)

筋肉中の個々の筋線維内の周りには毛細血管が取り巻いていて、その両端はそれぞれ動脈と静脈につながります。 ※筋肉中の中の血流は、筋内の収縮の仕方に依存して変わります。 上記のことがよく知られているのが筋力発揮のレベルと血流との関係です。 https:/…

スプリンターと長距離ランナーの膝伸展力

膝伸展力 下半身の筋力の目安として、大腿四頭筋による膝伸展力(レッグエクステンション)がよく用いられます。 スプリンターと長距離ランナーでこの力を測るとスプリンターのほうが大きな力を発揮します。 しかし、筋電図を用いて膝伸展力を発揮している時…

人間の筋肉が理論上発揮できる筋力(解剖学的、神経学的、生理学的)

人間の筋肉が発揮できる力 人の骨格筋が、最大限どの程度の力を発揮できるかは、生体内での最大筋力を計り、次にMRIなどで筋横断面積を測り、さらに関節の構造や、筋が骨のどの位置に付着しているかなどを考慮して単位横断面積(1c㎡)当たりの筋力を推定す…

クイックリフトとスローリフトの全か無かの法則と生理学的メカニズム

クイックリフトとスローリフトとは 負荷を上げ下げする際に、速い動作と遅い動作の両極にあるのがクイックリフトとスローリフトになり、重量挙げのクリーン&ジャーク、スナッチなどがその代表的な種目になります。 クイックリフトの特徴は、負荷に最大限の上…

筋力を決める生理学的要因

身体が発揮できる最大筋力を決める要因には①筋横断面積、②神経系の機能、③筋に占めるFT線維(タイプⅡ線維、速筋)の割合の三者があります。 ※このうち③は主に遺伝的に決定され、レジスタンストレーニングによって大きくは変化しないので、トレーニングの主目…

選手の筋力向上と体重比の関係(ニュートンの第2法則)

アスリートにとって筋力の向上を目指すことは非常に重要なことです。 スプリントやジャンプ、素早い方向転換など自分の体重を素早く移動させる必要がある場合、最大筋力の絶対値ばかりではなく、体重比に着目する必要があります。 https://nakajima-bonesett…

筋持久力向上と神経性因子の関係(中枢神経系・末梢神経系)

筋持久力運動 筋持久力の向上は一定負荷による作業回数や作業時間の増加となって表されます。 ※一般に持久力の訓練に伴い、最大筋力も増加するのが普通です。 猪飼氏は最大筋力の1/3の負荷で疲労に至るまでトレーニングする方法を用いたとき、最大筋力は6週…

期分け(ピリオダイゼーション)による特定体力特性の連続開発は一流アスリートの生理学的能力を向上させるか?

ピリオダイゼーション計画 特定の体力特性の連続開発はピリオダイゼーションを用いたトレーニング計画で見落とされがちな部分になります。 フィットネスとパフォーマンスに関する複数の特性(筋力と持久力など)を同時に鍛える必要がある場合、実際にトレー…

パワーの為のトレーニング原理

大きなパワーを発揮する能力は、ジャンプ、投てき、方向転換などを含む様々なスポーツ活動のパフォーマンスにおいて、成功に必要な基本特性のひとつと考えらます。 アスリートのパワー発揮能力を促進し、総合的な競技パフォーマンスを向上させるために、多数…

パワーの為のトレーニング(ジャンプ、方向転換(アジリティ)、スプリントなどのパフォーマンス競技には特に重要)

[caption id="attachment_12971" align="alignnone" width="654"] lifting weights[/caption] アスリートの大きなパワーを発揮する能力は、ジャンプ、投擲、方向転換などを含む様々なスポーツ活動のパフォーマンスにおいて、成功に必要な基本特性の一つと考…