Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究してます。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹元SV Hornトレーナー/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

栄養学

タンパク質摂取の重要性(BCAAは安静時およびレジスタンスエクササイズ後の骨格筋において、翻訳開始(タンパク質の合成調節の重要段階)にかかわる様々な酵素を活性化することによって同化効果を有する)

運動後のタンパク質の合成を増進することは回復の重要な要素であると考えられています。 研究によるとレジスタンスエクササイズの後、40gの必須アミノ酸を摂取すると、40gの混合アミノ酸(必須アミノ酸21.4gと非必須アミノ酸18.6gを含む)と同程度に、タンパク…

アスリートのタンパク質やアミノ酸の摂取量とは(タンパク質の摂取量そのものよりも、摂取するタンパク質の質(タンパク質の型)と摂取するタイミング(運動刺激に対していつ摂取するか)が重要である)

運動を行う者にとって最も適したタンパク質やアミノ酸の摂取量は、長く議論されています。 なぜならば、絶対量の等しいタンパク質を摂取しても、消費されるアミノ酸の量と型が異なる場合がある、摂取のタイミング(エクササイズの前か後か)によってタンパク質…

体重調整における運動前の栄養摂取(脂質の分解に対するインスリンの抑制効果を最小限にするために、グリセミック指数の低いCHOを摂取すること、また運動の約3時間前までに摂取する)

体重調整の方法を検討する場合、主要栄養素の摂取タイミングや量、および構成のすべてが、検討すべき重要な因子であると思われます。 したがって、運動中と回復中の両方において、脂質酸化能を最大限に高め、同時に脂質貯蔵能を最小限に制限するためには、現…

長時間の運動中に筋グリコーゲンの減少がもたらすもの(遊離カルニチンの利用可能量はそれほど劇的に減少しないため、長鎖脂肪酸はより速くミトコンドリア内に輸送され酸化される)

長時間の運動中に筋グリコーゲンの利用可能量が次第に減少し、解糖流量が低下した場合は、遊離カルニチンの利用可能量はそれほど劇的に減少しないため、結果的に長鎖脂肪酸(LCFA)はより速くミトコンドリア内に輸送され酸化されます。 すなわち、糖質(CHO)の…

糖質と間欠的運動のパフォーマンス(一般的なトレーニング目標のために中~高強度の有酸素性および無酸素性運動を行っている間は、1時間あたり30~60gの糖質を摂取すべきである)

American College of Sports Medicine(アメリカスポーツ医学会)とNational Athletic Trainers Association(全米アスレティックトレーナー協会)は、すでに判明している運動におけるCHO(糖質)の役割に基づいて、どちらも次のようなガイドラインを設けています…

減量促進および減量中の免疫機能の強化に使われるサプリメント((長時間の高強度の)運動は筋内のグルタミン濃度を低下させるため、アスリートは最適な免疫細胞機能を維持するために、より多くのグルタミンを必要とする)

グルタミン グルタミンは特定条件下で欠くことのできない準必須アミノ酸で、人の筋と血漿に最も多く含まれます。 グルタミンは白血球によって使われますが、合成はされないため、筋から供給されます。 (長時間の高強度の)運動は筋内のグルタミン濃度を低下…

糖質補給とスキルパフォーマンス(VO2maxの55~75%で長時間(90分超)運動すると、グルコースと筋グリコーゲンが大きく減少する)

糖質補給のタイミング 研究によると、アスリートは試合の前と最中にCHO(糖質)を摂取することによって、体力面と持久力面での効果が期待できるとみられています。 しかし、その基質が競技の技術面に直接的効果を発揮するかどうかはまだ不明といわれています。…

運動後のタンパク質同化としては大豆より牛乳が優れている(大豆タンパク質は吸収速度の速さゆえに、筋タンパク質の合成よりも、血中タンパク質と尿素の選択的合成につながったとされている)

大豆と無脂肪乳 日常的にレジスタンスエクササイズを行う(すなわち、少なくとも週に4日トレーニングする)8名の若齢男性を対象として、片側性レジスタンスエクササイズを利用して大豆と無脂肪乳を摂取するクロスオーバー法で調査した研究があります。 規定の…

L-アルギニンサプリメントの摂取(L-アルギニンは、NOシンターゼ(一酸化窒素合成酵素)によってNOに変換され、その結果一時的な血管拡張をもたらす)

L-アルギニンとは L-アルギニンは準必須アミノ酸で、大抵のNO誘発サプリメントの有効成分として知られています。 この種のサプリメントは、特にスポーツ選手やボディビル選手の間で人気が高く、L-アルギニンがパフォーマンスや筋肥大に役立つ可能性があると…

亜硝酸塩の摂取(血中硝酸塩を増加させることは、血行動態に好ましい変化をもたらし、短期的な運動パフォーマンスの向上をもたらす可能性があることが示されている)

血管の拡張とパフォーマンス 血管の拡張を促進することにより活動中の筋への血流を増やすことは、有酸素性および無酸素性双方のパフォーマンスにおける運動容量を増大させます。 さらに、血流の増加により栄養補給も増加するため、回復を促進する可能性もあ…

パワーパフォーマンス向上のための長期的なクレアチンモノハイドレートの利用(典型的なローディング期は、クレアチン20g(体重1㎏当たり約0.3g/日)を4等分し、1日4回およそ5日間にわたり投与する)

クレアチンとは クレアチンモノハイドレート(いわゆるクレアチン)は、高強度エクササイズの能力増強を目指すアスリートが入手できる、最も効果的なサプリメントになります。 アスリートがトレーニングをして向上させる必要のある身体特性の多くは、クレアチ…

回復促進のためのサプリメントとは(筋グリコーゲンが枯渇すると、アデニンヌクレオチドが減少し、筋のホスホクレアチンの分解が促進され、最終的に疲労が増大する)

アスリートにとってきわめて重要な分野は、運動からの効率的な回復能力になります。 運動からの回復には、多くの生理学的また心理学的な変数がかかわります。 以下に挙げられる生理学的回復の3つの領域に、明らかに明らかに影響を及ぼすサプリメントが焦点が…

サプリメントとしての重炭酸ナトリウム(重曹の補給(0.3~0.49g/kgを投与)は、短時間の高強度エクササイズのパフォーマンスとトレーニングを向上させる)

重曹と血液緩衝能 重曹は血液緩衝能の増進を目的に使用される制酸薬(アルカリ化物質)になります。 高強度エクササイズが乳酸の産生を増大させ乳酸は血液と骨格筋の細胞質のph(水素イオン指数)を低下させます。 重曹は緩衝剤に分類され、重曹の補給の有効性は…

栄養と免疫における現場への応用(回復に役立ち局所的な炎症反応を抑えるためには、長時間の中強度の活動中には6%のCHO溶液を速やかに摂取する必要がある)

現場への応用 ・CHO(糖質)の摂取量は、1日に体重1㎏当たり6~10gとし、非常に高強度の長時間にわたる活動に継続的に参加する多くのアスリートは、ほぼ10gの摂取が推奨される。しかし、必要な総カロリー摂取量が低めのアスリートは、CHO摂取量を体重1㎏当たり…

栄養と免疫における現場への応用(試合期を通じて非常に高強度のエクササイズが連続的に実施される場合、それに伴い発生する可能性のある免疫障害を最小限度に抑える必要がある)

免疫機能障害を最小限に抑えるには 試合期を通じて非常に高強度のエクササイズが連続的に実施されますが、それに伴い発生する可能性のある免疫障害を最小限度に抑えるために、以下の方法が一般的に推奨されます。 www.nakajimabonesetter.com

栄養と免疫における抗酸化物質の補給(抗酸化物質の混合摂取が炎症マーカーの上昇を低下させたことを報告している)

抗酸化物質補給の影響 アスリートが摂取する抗酸化物質は、組み合わせも用量も多種多様であるため、それらの補給の影響を調べることは困難になります。 いくつかの研究結果によると、抗酸化物質の補給は有益でも有害でもないとされています。 Petersenらの報…

栄養と免疫における脂肪酸(オメガ3系PUFAは、体内のサイトカインおよび炎症性プロゲステロンの反応を抑制する可能性がある)

脂肪酸と免疫 近年、脂肪酸が免疫機能に果たす役割を調べる研究が始まりました。 エイコサペンタエン酸(EPA)やドコサヘキサエン酸(DHA)などのオメガ3系多価不飽和脂肪酸(PUFA)の摂取が、最適な免疫機能に重要な役割を果たしていることが明らかになっています…

エクササイズによっておこる免疫機能障害(エクササイズによる炎症の影響と潜在的な感染リスクを低減するために、有酸素性活動におけるCHOの補給が推奨される)

エクササイズによって誘発される免疫機能障害 エクササイズによって誘発される免疫機能障害は、主としてコルチゾールなどのストレスホルモンに関連があることが報告されています。 CHO(糖質)はエクササイズ後のコルチゾールの増加を抑制することが示されてい…

持久系アスリートにおける栄養と免疫(糖質:CHOは多くの炎症マーカーと免疫機能を改善し、エクササイズ後の酸化ストレスを軽減するとされている)

免疫低下と栄養素の関係 免疫低下に及ぼす栄養素の役割を調査することを主な目的として、幅広い研究が行われてきました。 現時点では、炎症マーカーには糖質(CHO)が最も大きな影響を及ぼすように思われますが、感染率との関連性はまだ証明されていません。 …

主要栄養素と微量栄養素の欠乏と免疫機能(例えば、タンパク質の欠乏は免疫系の機能にも重大な影響を及ぼし、感染の可能性を高める)

主要栄養素と微量栄養素の欠乏 ある特定の主要栄養素と微量栄養素の欠乏は、アスリートの免疫機能障害に大きな影響を及ぼすおそれがあります。 体重がパフォーマンスの抑制因子であると思われるスポーツや消耗の激しい持久系スポーツ、その他1日に何時間もの…

筋の修復とサイトカイン(エクササイズ後の適切な筋の修復には、ある濃度の炎症誘発性および抗炎症性サイトカインが必要だが、サイトカイン濃度が慢性的に高いとOTSが起こる)

ホルミシス効果 サイトカインは、いくつかの経路を通じて脳に情報を伝達することがきるため、オーバートレーニング症候群(OTS)に関連して起こる身体的、心理的、免疫的低下をもたらす可能性が提示されています。 サイトカインには本来「ホルミシス効果」があ…

免疫機能とオーバートレーニング症候群(人の免疫系は、複雑なシステムで、先天的防御(非特異的免疫)と適応防御(特異的免疫)という2つの主要な免疫系で成り立っている)

人の免疫系 人の免疫系は、複雑なシステムで、先天的防御(非特異的免疫)と適応防御(特異的免疫)という2つの主要な免疫系で成り立っています。 先天的な自然免疫は、出生時から身体に備わっているため、生体外異物に遭遇することによって改めて賦活する必要の…

栄養摂取の方法と免疫機能(炎症および免疫反応に対するエクササイズの影響には、「ホルミシス効果」があると考えられており、中強度のエクササイズは有益であるのに対して、長期間の高強度エクササイズは有害となる可能性がある)

免疫機能障害とパフォーマンス 免疫機能障害はアスリートのパフォーマンス低下の主因となります。 現在、炎症および免疫反応に対するエクササイズの影響には、「ホルミシス効果」があると考えられています。 すなわち、中強度のエクササイズは有益であるのに…

絶食後の心臓血管系トレーニング(運動強度が高くなると脂肪組織の血流が減少することが示されており、これは、脂肪細胞中に遊離脂肪酸を閉じ込めておくことで、トレーニング中の脂肪酸化能力を妨げることだと考えられている)

絶食後の心臓血管系トレーニングは脂肪減少効果を高めるか? ボディビルダー、アスリート、フィットネス愛好家がよく利用する脂肪燃焼法は、早朝空腹状態で心臓血管系エクササイズを行うというものになります。 この方法は、Bill Phillipsの著書「Body for L…

骨格筋の筋肥大適応とは(ひとつの理論として、筋肥大は骨格筋に本来備わる、筋を媒介とした局所的なメカニズムを経て促進される)

筋肥大とホルモン応答 まとめると、若い男性について、RT後における運動誘発性のGH、IGF-1、およびT濃度の上昇は、筋肥大や筋力増強に寄与するわけではないということになります。 一般的には、これらのような研究は、運動誘発性の内因的なアナボリックホル…

RTプロトコルによる運動後の急性のT、GH、そしてIGF-1の増加と、除脂肪体重、筋横断面積(CSA)、そしてレッグ筋力プレスの筋力の間に関連性がみられるか?

運動に誘発されたホルモン応答 若い男性を対象とした大きなコホート研究(n=56)において、12週間にわたるRTプロトコルによる運動後の急性のT、GH、そしてIGF-1の増加と、除脂肪体重、筋横断面積(CSA)、そしてレッグ筋力プレスの筋力の間に関連性がみられるか…

筋肥大のための高ホルモン状態(動物や(ヒト)子供の成長において、成長ホルモン:GHの分泌が骨量や筋量を増加させることはかねてから知られてきた)

成長と筋肥大 動物や(ヒト)子供の成長において、成長ホルモン:GHの分泌が骨量や筋量を増加させることはかねてから知られてきました。 生理的な分泌量以上のGHを投与した際にはコラーゲンタンパクの合成を刺激するということについては否定できませんが、この…

骨格筋量を維持もしくは増大させる能力(骨格筋線維の筋断面積(CSA)増加は、筋タンパク合成(MPS)率が筋タンパク分解(MPB)が上回った結果として生じる)

骨格筋の増大 骨格筋量を維持もしくは増大させる能力(筋肥大)は、運動競技の場面において明確に有利となります。 骨格筋線維の筋断面積(CSA)増加は、筋タンパク合成(MPS)率が筋タンパク分解(MPB)が上回った結果として生じます。 レジスタンスエクササイズと…

L-カルニチン-酒石酸塩(LCLT)(ウェイトトレーニングを行っている男女において、レジスタンストレーニングによる低酸素状態における筋痛を緩和し、代謝物による損傷を低減し、また、回復時間を短縮させて筋組織の修復とリモデリングを促進する)

高強度運動に伴う筋組織の微細損傷 高強度運動に伴い筋組織には微細損傷が生じます。 そのため、MIPSの多数の成分が筋タンパク質バランス(合成と分解)に目標を定めています。 興味深いことに、これらの成分を含むMIPS、または「筋の増強と修復成分」や「爆発…

格闘技競技における体重調整(水分補給状態を確認し、トレーニングによって起こる急性の体重減少、尿の色と重量オスモル濃度、ヘモグロビンとヘマトクリット値のモニタリングすることがパフォーマンスを低下させないことにつながる)

体重調整の方法 格闘技競技で慣例となっていることの一つに、体重調整の方法として選手が短期および長期の水分制限に依存する傾向があります。 この点を考慮すると、トレーニング前、トレーニング中およびトレーニング後に水分補給を推励するトレーニング分…