競技
アスリートの目標、運動能力、ニーズを探し出し、競技に参加できる状態かを確認します。 例:PAR-Q(Physical Activity Readiness Questionnaire)カウンセリング等。 運動をどの活動レベルから始められるかを確認します(※心肺機能障害がないかを確認するため…
糖質補給のタイミング 研究によると、アスリートは試合の前と最中にCHO(糖質)を摂取することによって、体力面と持久力面での効果が期待できるとみられています。 しかし、その基質が競技の技術面に直接的効果を発揮するかどうかはまだ不明といわれています。…
MSFトレーニングの実施拡大に向けてた取り組み 重要なこととして、MSF(筋骨格系能力)トレーニングの実施拡大に向けてた取り組みを全面的に考案、改善するにあたっては、先に述べた先行研究からの情報や提言を取り入れる必要があります。 このような情報を基…
身体の質量と減速 減速はスプリントの相対速度にかかわらず、身体の質量中心(Center&Mass:COM)の速度を低下させるためにあらゆるスプリントのあとに必要とされます。 COMの速度を低下させるために割り当てられる時間/速度の量は、多様な因子に依存し、競技…
競技と減速 様々な競技において、停止あるいは方向転換に先行して急速な減速がみられます。 このような急激な速度の変化は、多くの場合、最小限の距離と時間で発生し、敵の動作や境界線などの外的刺激への反応であることが多く、これまでの研究では、ランニ…
筋力とパワー 筋力とは、特定の動作パターンと速度において1つの筋または筋群が発揮できる力の最大量と定義されています。 一方、パワーとは、限られた時間内でできる限り多くの力を発揮できる能力になります。 競技の成功において、力の立ち上がり速度の大…
筋肉を収縮させるためには脳からの電気刺激が必要になり、電気刺激を伝えるのは神経系になります。 神経系は大きく分けて中枢神経系と末梢神経系があります。 解剖学用語として「運動神経」と呼ばれているのは、末梢神経の中の「遠心性神経」のことで、脳か…
全面性の原則とは、簡単にいえばオールラウンドな鍛え方をするということです。 いろいろな機能をバランスよく高め、総合的な身体の発達を狙います。 わかりやすい例でいえば、あらゆる競技は局所ではなく全身の筋肉を駆使して行うもので、陸上選手が脚だけ…
スピードとパワー 多くのスポーツでは、まず動作のスピードが筋力より重要になることが多く、例えば、野球のピッチングではボールをリリースする瞬間の指先のスピード、バッターではボールをとらえる瞬間のバットスピード、ジャンプ系競技では離地の瞬間の重…
脊柱は仙骨上に24個の椎骨からなる非常に不安定な構造になっています。 脊柱の安定には「機械的安定性」と「機能的安定性」にわけられ、機械的安定は骨、椎間板、靭帯で、これらにより構造的な安定を生み出し、機能的安定を生み出すのが体幹筋群になります。…
運動療法における子どものメディカルチェックの目的は、子どもの身体の遺伝的背景、既往疾患、外傷による機能異常の有無、発育途上における解剖学的、機能的発達過程、身体的形態の特異性などより、その時点における子どもの身体的能力を多方面から正しく判…
無酸素的運動 脳から発した運動の命令は神経の線維を経由して筋肉に達して神経終盤から筋肉に対してアセチルコリンを分泌します。 これにより筋細胞中のアデノシン二三リン酸(ATP)がアデノシン二リン酸(ADP)とリン酸に分解されます。 この分解時のエネル…
ドーピングの歴史 ドーピングの歴史は古く、南アフリカのカフィル族が強い酒を飲み気持ちを高揚させたことから始まったとされています。 競技スポーツにおけるドーピングの歴史は、1860年代にアムステルダム運河水泳競技会において興奮剤が使用されたという…
試合後の回復 どんなスポーツ競技においても、試合後や練習後は速やかに筋や肝臓の貯蔵グリコーゲンを元のレベルに回復させなければなりません。 糖質量が少ない食事(糖質エネルギー比50%以下)をとり、長距離ランニングのような全身持久力を連日行うと、…
高糖質食 高糖質食を摂取した場合に、血糖値が摂取前までに回復する(体内に十分に取り込まれた状態に達する)状態には2時間程度かかります。 したがって、試合前の食事は試合開始3~4時間前までに摂取するように設定します。 https://nakajima-bonesetter.c…
高強度で行われる持久性トレーニングで消耗したグリコーゲンは、食事によって速やかに補充されなければなりません。 どのような食事をとるかによって、体内各組織に貯蔵される糖質の量は影響を受けます。 糖質が少なく脂質が多い食事では肝臓の貯蔵グリコー…
柔軟性の定義 柔軟性とは、「ある関節(または関節群)の運動可能範囲」になります。 柔軟性は、筋の緊張、アライメント、結合組織の硬さ、骨の変形などに規定されます。 柔軟性の指標 身体の柔軟性の指標としては、関節可動域、関節弛緩性テスト(general j…
急性損傷が起こった場合、身体の最初の反応は炎症で、その治癒期間はおよそ3~4日になります。 炎症の過程は正常な治癒期間に必要なプロセスになりますが、損傷組織の早期治癒と速やかな機能回復の為には最小限に抑えられなくてはなりません。 細胞レベルで…
運動中に最も重要なエネルギー源となるのは、骨格筋中のグリコーゲン(筋グリコーゲン)です。 強い強度の運動を長時間にわたって実施すると、筋グリコーゲンは枯渇してしまい、試合途中でスタミナが切れてしまうことになります。 したがって、どんな競技にお…
アルコールとスポーツされる方は切れない関係にあるようです。 昔から肉体が強靭な人は、酒も強いもので、これは男性ホルモンと関係があるようです。 ギリシャのミロ その昔ギリシャでオリンピックの競技が誕生された頃、ミロという無敵のレスラーが牛を1頭…