Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究してます。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹元SV Horn physio,柔道整復師,NASM-PES,NSCA-CPT。

競技

青少年のための筋力トレーニングの漸進(ひとつの主要なパラメータは、エクササイズを遂行する際の加速と遂行速度になる)

青少年におけるレジスタンストレーニング 筋力トレーニングの漸進 科学的な研究に基づいた、青少年のための筋力トレーニングの漸進に関係のあるもうひとつの主要なパラメータは、エクササイズを遂行する際の加速と遂行速度になります。 始めは、低負荷から中…

糖質補給とスキルパフォーマンス(VO2maxの55~75%で長時間(90分超)運動すると、グルコースと筋グリコーゲンが大きく減少する)

糖質補給のタイミング 研究によると、アスリートは試合の前と最中にCHO(糖質)を摂取することによって、体力面と持久力面での効果が期待できるとみられています。 しかし、その基質が競技の技術面に直接的効果を発揮するかどうかはまだ不明といわれています。…

SAID(Specific adaptation to imposed demands:課せられた刺激に対する特異的適応)

プログラムデザインの根拠 SAIDは特異性、漸進性、および過負荷の原則を基にしたすべてのプログラムデザインの根拠となっている概念になります。 さらなるトレーニングへの適応を求める場合は、特異的課題の難易度を上げる必要があります。 従来のオフシーズ…

筋骨格系能力の望ましい特性を統合する(MSF(筋骨格系能力)トレーニングの実施拡大に向けてた取り組みを全面的に考案、改善するにあたっては、先に述べた先行研究からの情報や提言を取り入れる必要がある)

MSFトレーニングの実施拡大に向けてた取り組み 重要なこととして、MSF(筋骨格系能力)トレーニングの実施拡大に向けてた取り組みを全面的に考案、改善するにあたっては、先に述べた先行研究からの情報や提言を取り入れる必要があります。 このような情報を基…

競技における減速(減速はスプリントの相対速度にかかわらず、身体の質量中心(Center&Mass:COM)の速度を低下させるためにあらゆるスプリントのあとで必要になる)

身体の質量と減速 減速はスプリントの相対速度にかかわらず、身体の質量中心(Center&Mass:COM)の速度を低下させるためにあらゆるスプリントのあとに必要とされます。 COMの速度を低下させるために割り当てられる時間/速度の量は、多様な因子に依存し、競技…

スポーツにおける減速を考える(急激な速度の変化は、多くの場合、最小限の距離と時間で発生し、敵の動作や境界線などの外的刺激への反応である)

競技と減速 様々な競技において、停止あるいは方向転換に先行して急速な減速がみられます。 このような急激な速度の変化は、多くの場合、最小限の距離と時間で発生し、敵の動作や境界線などの外的刺激への反応であることが多く、これまでの研究では、ランニ…

スピード、加速、アジリティテスト(40ヤードスプリントは直線スピード、方向転換の能力を評価するものとしては、3コーンテストとプロアジリティテストが用いられる)

スピード、加速、アジリティのテストとは スピード、加速、およびアジリティのテストは、競技によって異なります。 40ヤードスプリントは直線スピードの測定方法として広く用いられていますが、受傷リスクを伴うことから、加速テストにはほとんどのチームが1…

力発揮の諸特性(スナッチとクリーンのプル局面とジャークのドライブ局面の運動力学や運動学はあらゆる競技の特異的な加速パターンと類似している)

筋力とパワー 筋力とは、特定の動作パターンと速度において1つの筋または筋群が発揮できる力の最大量と定義されています。 一方、パワーとは、限られた時間内でできる限り多くの力を発揮できる能力になります。 競技の成功において、力の立ち上がり速度の大…

競技において運動神経が良いとは?(相反性神経支配がうまく働いている人)

筋肉を収縮させるためには脳からの電気刺激が必要になり、電気刺激を伝えるのは神経系になります。 神経系は大きく分けて中枢神経系と末梢神経系があります。 解剖学用語として「運動神経」と呼ばれているのは、末梢神経の中の「遠心性神経」のことで、脳か…

トレーニングにおける全面性の原則(あらゆる競技は局所ではなく全身の筋肉を駆使して行うもの)

全面性の原則とは、簡単にいえばオールラウンドな鍛え方をするということです。 いろいろな機能をバランスよく高め、総合的な身体の発達を狙います。 わかりやすい例でいえば、あらゆる競技は局所ではなく全身の筋肉を駆使して行うもので、陸上選手が脚だけ…

競技における動作のスピードと筋力を決める要因(筋力と加速度)

スピードとパワー 多くのスポーツでは、まず動作のスピードが筋力より重要になることが多く、例えば、野球のピッチングではボールをリリースする瞬間の指先のスピード、バッターではボールをとらえる瞬間のバットスピード、ジャンプ系競技では離地の瞬間の重…

競技アスリートが体幹(コア)を鍛えないといけない理由と固有受容器(神経系)の関係

脊柱は仙骨上に24個の椎骨からなる非常に不安定な構造になっています。 脊柱の安定には「機械的安定性」と「機能的安定性」にわけられ、機械的安定は骨、椎間板、靭帯で、これらにより構造的な安定を生み出し、機能的安定を生み出すのが体幹筋群になります。…

競技・トレーニングを行う子どもへのメディカルチェックの重要性-整形外科系観点から

運動療法における子どものメディカルチェックの目的は、子どもの身体の遺伝的背景、既往疾患、外傷による機能異常の有無、発育途上における解剖学的、機能的発達過程、身体的形態の特異性などより、その時点における子どもの身体的能力を多方面から正しく判…

競技時の無酸素的運動と有酸素性エネルギーの供給機構の重要性

無酸素的運動 脳から発した運動の命令は神経の線維を経由して筋肉に達して神経終盤から筋肉に対してアセチルコリンを分泌します。 これにより筋細胞中のアデノシン二三リン酸(ATP)がアデノシン二リン酸(ADP)とリン酸に分解されます。 この分解時のエネル…

薬理学と運動生理学視点で競技スポーツにおいてドーピングがなぜ使用されるか?

ドーピングの歴史 ドーピングの歴史は古く、南アフリカのカフィル族が強い酒を飲み気持ちを高揚させたことから始まったとされています。 競技スポーツにおけるドーピングの歴史は、1860年代にアムステルダム運河水泳競技会において興奮剤が使用されたという…

競技・試合後の食事による筋グリコーゲンの回復と貯蔵(グリセミック指数と糖質)

試合後の回復 どんなスポーツ競技においても、試合後や練習後は速やかに筋や肝臓の貯蔵グリコーゲンを元のレベルに回復させなければなりません。 糖質量が少ない食事(糖質エネルギー比50%以下)をとり、長距離ランニングのような全身持久力を連日行うと、…

競技・試合直前の食事のタイミング・インスリンショックを防ぐには

高糖質食 高糖質食を摂取した場合に、血糖値が摂取前までに回復する(体内に十分に取り込まれた状態に達する)状態には2時間程度かかります。 したがって、試合前の食事は試合開始3~4時間前までに摂取するように設定します。 https://nakajima-bonesetter.c…

高強度での競技・持久性トレーニングの効果を高める食事①貯蔵グリコーゲンを高める食事

高強度で行われる持久性トレーニングで消耗したグリコーゲンは、食事によって速やかに補充されなければなりません。 どのような食事をとるかによって、体内各組織に貯蔵される糖質の量は影響を受けます。 糖質が少なく脂質が多い食事では肝臓の貯蔵グリコー…

競技における選手の柔軟性の定義【関節可動域、関節弛緩性、筋柔軟性】

柔軟性の定義 柔軟性とは、「ある関節(または関節群)の運動可能範囲」になります。 柔軟性は、筋の緊張、アライメント、結合組織の硬さ、骨の変形などに規定されます。 柔軟性の指標 身体の柔軟性の指標としては、関節可動域、関節弛緩性テスト(general j…

スポーツ競技現場での急性損傷の浮腫のプロセス(炎症とヒスタミン)とは?

急性損傷が起こった場合、身体の最初の反応は炎症で、その治癒期間はおよそ3~4日になります。 炎症の過程は正常な治癒期間に必要なプロセスになりますが、損傷組織の早期治癒と速やかな機能回復の為には最小限に抑えられなくてはなりません。 細胞レベルで…

競技スポーツに際しての高糖質食事調整(運動中に最も重要なエネルギー源)

運動中に最も重要なエネルギー源となるのは、骨格筋中のグリコーゲン(筋グリコーゲン)です。 強い強度の運動を長時間にわたって実施すると、筋グリコーゲンは枯渇してしまい、試合途中でスタミナが切れてしまうことになります。 したがって、どんな競技にお…

アルコールとスポーツ選手(アルコールは代謝率を低下させ、筋肉や肝臓内のグリコーゲンの蓄えを枯渇させる)

アルコールとスポーツされる方は切れない関係にあるようです。 昔から肉体が強靭な人は、酒も強いもので、これは男性ホルモンと関係があるようです。 ギリシャのミロ その昔ギリシャでオリンピックの競技が誕生された頃、ミロという無敵のレスラーが牛を1頭…