Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹2017~SV Horn (Austria) Physio/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

股関節

股関節形成術後の柔軟性エクササイズ(腸腰筋、大腿直筋、内転筋および大腿筋膜張筋の拘縮が確認されるために股関節の伸展および外旋可動域を回復させることが目標になる)

股関節形成術(HA)後に可動性の制限が続いている場合は、機能的な可動域を回復することが目標になります。 理論的に、可動域に目標を定めた柔軟性トレーニングが有益になり、エビデンスによると、股関節の伸展および外旋可動域の不足が、HA後に長く残存する可…

股関節形成術リハビリテーション後のエクササイズの検討事項(腸腰筋、大殿筋、および股関節内転筋群/外転筋群が術後最長2年間まで、萎縮または放射線密度が低下する)

股関節形成術(HA:Hip Arthroplasty)後のクライアントのためのリハビリテーション後のプログラムを作成する際には、最も可能性の高い後遺症とその予防措置に関する実践的知識が計画の枠組みに必要になってきます。 障害の程度をみると、多くのエビデンスから…

股関節形成術後の脱臼の50%は術後最初の3ヶ月間に起こる(股関節の臀筋群と外旋筋の不安定性、屈曲、内転、内旋などの動作が多いクライアントほど脱臼しやすい)

脱臼は股関節形成術(HA)後に最もよくみられる合併症であり、初回または再HA後のクライアントの最大11%で起こります。 最新の14件の研究結果を累積すると、初回の後外側手術の後、軟部組織が部分的に回復している場合に脱臼が発生する場合は平均4%であるのに…

股関節形成術後リハビリテーション後のエクササイズ(身体の正中線を超えて股関節の内旋や内転を同時に行うことは避け、外旋筋群の強化は股関節の安定性とパフォーマンスにとって重要である)

股関節形成術(HA)後に続くリハビリテーション後の段階において、下半身の多関節運動は、レジスタンストレーニングを主体としたクライアントのためのエクササイズプログラムの基盤となります。 スクワットやランジおよびレッグプレスなどのエクササイズは、(…

股関節形成術後の有酸素性エクササイズ(手術後の最初の8週間は、ハリス股関節質問票により評価をし、中強度でゆっくりと長距離を走る下半身のための心臓血管系エクササイズで予備心拍数の40~60%が適切である)

股関節形成術(HA)を受けた多くのクライアントは長年にわたる身体障害と活動レベルの低下を経験しているために、有酸素性能力も低下しています。 したがって、これらのクライアントが有酸素性能力と持久力を回復し、生活の質を向上させることができるように、…

スクワットはデッドリフトと同等に効果的なのか(スクワットとデッドリフトの間の運動パターンとリフティングの運動力学{バーの位置と握力}の相違により、筋力を産生する要因{筋の動員と選択、筋張-張力関係、引く動作の筋の角度}が異なる)

パワーリフティングを行う何名かのアスリートが動作パターンが類似していること、どちらも同じ筋群が動員されることを理由に、スクワットは直接デッドリフトの代わりになると示されています。 しかし、重い負荷を使ったスクワットとデッドリフトは、運動パタ…

股関節形成術とリハビリテーション(人工関節の固定にセメントを用いた術式では手術後でも自重負荷に耐えられるのに対して、セメントレス法は最長6週間程度自重負荷を制限されるのが一般的)

人工関節置換術(関節形成術)は保存療法では施術できない股関節の痛みや障害を抱えるお客のための主流な外科的介入方法になります。 股関節形成術(HA:Hip Arthroplasty)を受けたクライアントの術後管理は、後発性合併症と後遺症の可能性を考えリハビリテーシ…

股関節形成術後の初期のエクササイズプログラムの作成(理学療法にレジスタンストレーニングを補った実験群は低強度の理学療法群よりも筋力と力の立ち上がり速度が約30%向上した)

レジスタンストレーニングはHA後リハビリテーション後のエクササイズプログラムの最も重要な構成要素になります。 股関節の筋群と結合組織の強化は、HA手術後の正常な身体機能回復に際してきわめて重要になります。 適切なガイドラインに従うことを前提とす…

高強度になると股関節の役割が増すのはなぜか?

Frostoらは、リフティングやスクワットなどの課題をより速い運動速度で行なう際、被験者は直立姿勢をとらずに、体幹の矢状面への傾斜を増大させ、股関節優位なパターンに移行することを指摘しています。 キネマティクス(運動学)のこのような変化は、対応する…

ランジの負荷の増加に伴い、股関節伸展の力積と仕事量はどのように変化するか?

最近の研究により明らかなように、ランジ中の負荷の増加に伴い、股関節伸展の力積が膝関節伸展の力積よりも大きな割合で増加します。 Riemannらは、体重の12.5%、25%、50%に等しい負荷を用いてランジを行なう間、股関節、膝関節、足関節における短縮局面の仕…

コア筋群のスティフネスの調整(筋群は力発揮ならびにスティフネスの調整を行ない、この「調整」は基本的に、能動的な筋力と、その他の組織(靭帯、腱、および筋膜など)の弾性収縮力を組み合わせて利用することを可能にする)

投球動作におけるコアの働き コッキング期に股関節が反時計回りに回旋すると、アクセレーション期が開始され、貯蔵されたエネルギーが解放されます。 アクセレーション期において重要なのは、硬いコアによって、股関節から肩関節にパワーを最大限に伝達する…

股関節、膝関節伸展モーメントの関連変数(パワートレーニングのための最適な負荷は、全身の発揮パワーを最大にする負荷であると強調してるが、股関節の発揮パワーを最大にする負荷でトレーニングするほうが効果が大きい)

負荷が重くなるにつれて(スクワット、ランジ、従来のデッドリフト、およびヘックスバーデッドリフト)、ランニングスピードが早くなるにつれて、また跳躍高が高くなるにつれて、股関節伸展モーメントや関連変数が膝関節伸展モーメントや関連変数よりも相対的…

若年アスリートにおける脊椎の整合性(アスリートが不安定なサーフェス上で膝立ちで行うコアの安定性エクササイズは、深部組織の活性化とコアのバランスを効果的にトレーニングするために実施できる)

青少年アスリートのスポーツや日常生活の重要な点として、脊椎の整合性を確保することが挙げられます。 それには、タイプⅠ線維とⅡ線維の両方の筋線維を刺激しなければなりません。 したがって、静的(すなわち等尺性)と動的両方のエクササイズを経験できるよ…

跳躍高の増加に伴い、股関節伸展モーメントはどのように変化するか?

最近の研究により、跳躍高が高くなるにつれて、膝関節伸展モーメントよりも股関節伸展モーメントが一層大きく増加することが示しています。 Leesらは、「低い」「高い」「最大」の3種類に分類した強度の異なるジャンプを調査しました。 平均の跳躍高は、低い…

股関節の発揮パワー(ジャンプスクワットでは、股関節の発揮パワーは42%1RMで最大になるのに対して、全身の発揮パワーは負荷のない場合(0%1RM)に最大になった)

Moirらの最近の報告によると、ジャンプスクワットでは、股関節の発揮パワーは42%1RMで最大になるのに対して、全身の発揮パワーは負荷のない場合(0%1RM)に最大になったとされています。 他の爆発的なリフティングにおいても、股関節伸展パワーに最適な負荷…

身体前面および背面のセラーぺ:回旋動作のコア(競技動作において、大部分のパワーを生み出すのは股関節の筋群になり、このパワーは運動連鎖によって上へ向かい「硬く」なったコアを通じて腕に伝達される)

身体のコアはこの数十年間、多くの議論や論争の的となってきました。 研究者や施術家はこれまで、コアの機能について様々な理論を唱え、また様々なトレーニング方法を提案しています。 一部のグループは、脊柱を安定化して疼痛を抑える上で、例えば、腹横筋(…

高強度の複合下半身動作と爆発的競技動作に伴う股関節伸展筋群の役割(ジャンプやランニングでは、負荷の増加に伴って股関節の関与の比率が高まるだけではなく、低強度での膝関節優位から高強度での股関節優位への変化も示す)

股関節伸展モーメントは、膝関節伸展モーメントに比べて、スクワットやランジおよびデッドリフトなどのエクササイズにおける負荷の増加に伴い、またランニングスピードや跳躍高、側方アジリティ運動の速度の増加に伴い、はるかに大きく増加します。 したがっ…

スプリントの筋活動パターン(足関節後面の筋の優位性は支持期前半に伸張性筋活動が行われ、後半では短縮性筋活動が低下するという特徴が見出された)

短距離走者の筋活動 Mann&Spragueは、高い技術を有する短距離走者の股関節、膝関節、足関節の筋活動を検証しました。 足関節後面の筋の優位性は支持期前半に伸張性筋活動が行われ、後半では短縮性筋活動が低下するという特徴が見出されました。 この結果を裏…

大腿骨頸部骨折/大腿骨転子部骨折

大腿骨近位部の骨折は、高齢者の転倒で生じることが多い骨折の一つです。

デッドリフトの負荷の増加に伴い、股関節伸展モーメントはどのように変化するか?

最近の研究において、従来のデッドリフトにおいても、負荷の増加に伴い股関節伸展モーメントが膝関節伸展モーメントより相対的に大きく増加することが示されています。 Swintonらは、ストレートバーを用いた標準的なデッドリフトと、従来とは異なるヘックス…

サイドステップなどの側方動作における股関節伸展筋群の役割とは(前額面における速い股関節伸展動作が爆発的な動作にとってより一層重要である)

すべての動作は主に矢状面で行われますが、最近行われた2つの研究は、サイドステップにおける股関節伸展筋群の役割を調査しました。 Inabaらは、サイドステップの距離の増加に伴い股関節伸展筋モーメントが有意に増加したこと、しかし股関節外転モーメントは…

適切なランジのフォーム(伝統的なランジエクササイズをアレンジし、上体を45°前傾させたエクササイズは股関節への負担を軽減するばかりか、より殿筋群やハムストリングスを強調してエクササイズを実施できる)

研究によれば、女性に対してはエクササイズ実施時に大腿四頭筋よりも殿筋群およびハムストリングスを強調することが有益であると示唆されています。 これは、ランジやそのバリエーションエクササイズを行う際には、股関節伸展筋群を活動亢進するための調整を…

ハムストリング損傷のリハビリテーション(股関節伸展と対側のハムストリング伸張との間に両側性の連結が確認されている為、腰椎-骨盤域における筋の神経筋制御を狙うエクササイズが再発予防に有効)

伸張性トレーニングを含む臨床研究では、ハムストリング損傷の発生率が低下する効果があると報告されています。 これは、伸張性エクササイズに反応して、サルコメア数が増加することが示唆されており、筋腱単位がより長い筋長で機能することを可能にして、各…

足関節捻挫の足関節背屈制限(足関節が背屈可動域に達することを妨げる可能性のある要素として、腓腹筋-ヒラメ筋構造などの収縮組織(筋、腱)と非収縮組織(靭帯、関節包、骨)などがある)

足関節の動き 足関節背屈可動域制限は、座位から立位への姿勢変更、立位時の動的バランスなど通常動作において必要とされます。 水平面を歩く、階段を下りる、ひざまずくなどの活動には約10°の背屈が必要であり、ランニングやスプリントなどの動作には20~30…

主観的情報の収集と理解(カウンセリングは構造および機能を理解するうえで重要な情報であり、過去の傷害の原因となる機能不全・アンバランスを知ることもできる)

アスリートの目標、運動能力、ニーズを探し出し、競技に参加できる状態かを確認します。 例:PAR-Q(Physical Activity Readiness Questionnaire)カウンセリング等。 運動をどの活動レベルから始められるかを確認します(※心肺機能障害がないかを確認するため…

スクワットにおける股関節のポジション(建設的なフィードバックは前額面のポジションの焦点を合わせ、アスリートが股関節を水平に保持することに集中し、左右どちらか優位な側による過度な代償傾向の修正の手助けとなる)

建設的なフィードバックをアスリートに与える事で、アスリートが股関節を水平に保持することに集中し、中外側に関節が傾くことで観察される、左右どちらか優位な側による過度な代償傾向に対応する助けとなります。 「身体を傾けず真っ直ぐに」や「股関節を左…

機能的動作とは(身体のコアが有する螺旋状の特性、より具体的にいうと、身体前面の加速筋群が対角線上に配列している特性について視覚的特性について視覚的知見を提唱している)

様々な機能的動作、例えば、バットを振る動作では、まず重力を用いて身体の様々なシステムに受動的負荷をかけ、それと同時に、能動的負荷をかけ、それと同時に、能動的な筋力によって床反力を増大、方向転換して股関節を回転させ、コアのスティフネスによっ…

性差による膝関節傷害(女子選手の着地姿勢では、衝撃吸収のために大殿筋より大腿四頭筋を用いる傾向がある為に膝関節に前方剪断力が増す)

膝関節傷害には性差が認められ、特にACL(前十字靭帯)損傷では、男子より女子に傷害発生リスクが高くなります。 この理由として、男子より女子のほうが関節の緩みが大きく、筋力が弱く、固有感覚受容器機能やコーディネーション能力も低いと指摘されています。…

スクワットエクササイズとコアエクササイズ(優れたアスリートを観察すると、パワーが股関節で発生し、剛性を高めたコアを通して伝達される)

スクワットのエクササイズを検討する際に、興味深いことは、ウェイトを担ぐ世界レベルのストロングマンや片足を軸にしてカッティングを行うNFLのフットボール選手を調査したところ、どちらの選手たちもスクワットに重点を置いたトレーニングは行っていないと…

スクワット中の適切な下降動作の修正テクニック(望ましい下降動作パフォーマンスを達成するための身体的な刺激と固有感覚的な刺激の両方が含まれる)

下ろす段階は、体幹をしっかりと起こしたまま股関節を曲げること(ヒップヒンジ)から始まります。 スクワット中の適切な下降動作の修正テクニックには、望ましい下降動作パフォーマンスを達成するための身体的な刺激と固有感覚的な刺激の両方が含まれます。 …