Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究してます。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹元SV Horn physio,柔道整復師,NASM-PES,NSCA-CPT。

股関節

機能的テストを利用した体幹の脆弱性(体幹の機能が低下していれば、胴体の側屈や股関節の内転・内旋・膝外反が確認でき、大殿筋や中殿筋の機能低下は、ランジの際に下肢のポジションを制御不能にする主な原因になる)

米国人の約80%が腰痛に悩まされているという報告があり、腰部の障害に伴う痛みが身体に障害を引き起こし、身体機能に影響を及ぼすこともあります。 アスリートが腰痛で6~8週間以上も試合に出られなくなれば、本人だけではなく、チーム成績にも多大な影響を及…

臀筋の活性化(外転と外旋は運動の重要な要素であり、股関節可動域の末端での伸展と骨盤の後傾を達成するために殿筋群を矢状面で用いるGA(殿筋活性化)ドリルは傷害予防の観点からも重要になる)

大殿筋の機能には外転、外旋、および伸展が含まれます。 外転と外旋は運動の重要な要素ですが、股関節可動域の末端での伸展と骨盤の後傾を達成するために殿筋群を矢状面で用いるGA(殿筋活性化)ドリルは、見過ごされている場合があります。 不十分な大殿筋機…

下肢における筋挫傷および慢性障害予防(障害予防には下肢筋群の柔軟性の改善、さらに適切なアライメントには、骨盤周囲の体幹筋群の安定性が重要になる)

下肢の筋挫傷(肉離れ)やオーバーユースによる慢性障害予防には下肢筋群の柔軟性の改善が求められます。 下肢筋群の中でも、大腿四頭筋、腸腰筋、下腿三頭筋、ハムストリング、内転筋群の静的あるいは動的ストレッチが有効とされています。 また、適切なアラ…

ジュニア競技選手の傷害予防プログラム(FIFA-11プログラムは体幹の安定化、ハムストリングのエキセントリックトレーニング、バランスエクササイズによる固有感覚受容器の向上、下肢筋群の動的安定化とプライオメトリックによる神経筋コントロールの要素を含んでいる)

サッカー界では、2005年にFIFA-Medical Assessment and Research Centre(F-MARC)が開発したプログラムフFIFA-11プログラムが傷害予防として紹介されています。 このFIFA-11プログラムは体幹の安定化、ハムストリングのエキセントリックトレーニング、バラン…

スクワットの負荷の増加に伴い、股関節伸展モーメントはどのように変化するか?(スクワット中の股関節伸展モーメントは膝関節伸展モーメントより大きな割合で増加することが示されている)

最近の研究によると、スクワット中の股関節伸展モーメントは膝関節伸展モーメントより大きな割合で増加することが示されています。 Byantonらは、レジスタンストレーニング経験のある女性を対象に、異なる深さと異なる%1RM(負荷)でスクワットを行い、短縮局…

下肢間の筋力の非対称性とスポーツ傷害(股関節の外転、外旋および股関節の伸展と組み合わせた膝周囲の筋の筋力不足は、膝蓋大腿疼痛症候群、ACL損傷、および腸脛靭帯症候群のリスク因子になる)

ACL損傷のもう一つの主要なリスク因子は、下肢間の筋力の非対称性になります。 研究により、ハムストリングスの短縮性/伸張性筋力が左右で15%以上差があると、これらの筋の傷害のリスクが増大することが明らかになっています。 同様に、サッカー選手におい…

INT(統合的神経筋トレーニング)プログラムの方向転換における注意すべき点(方向転換時(COD:change of direction)の靭帯への負荷は、疲労や意思決定プロセスに伴い増加する)

INT(統合的神経筋トレーニング)プログラムの方向転換における注意すべき点 INT(統合的神経筋トレーニング)プログラムに関しては、速いスピードでの方向転換能力のトレーニングを行なう際、下肢のバイオメカニクスに特別な注意を払う必要があり、特にカッティ…

青少年のスピードトレーニング(スピードの向上を目的として青少年をトレーニングする場合、トレーニングの最初のレベルは正しいランニングの運動学とテクニックに焦点を合わせる必要がある)

スピードの向上を図るには スピードの向上に関しては、8~18歳の男性を対象として、スプリントタイムの様々なトレーニング方法が研究されています。 その結果、身長発育速度(Peak height velocity)がピーク前または中程度の参加者では、プライオメトリックト…

ケトルベルトレーニング中の安全と効果のための推奨事項(腰椎の動きをコントロールする筋群(すなわち「コア(体幹)」)の主な機能は、力が下半身からキネティックチェーンを通じて伝わる際に腰椎を固くしっかりと支え補強することになる)

ケトルベルでの傷害リスク KBトレーニングのために利用可能な多くの教育情報源の欠点として、ニュートラルではない脊椎(例えば、胸椎、頚椎または腰椎の過伸展など)でKBを実施していることが挙げられます。 エクササイズ中に腰椎を屈曲することは腰部の傷害…

若年アスリートにおける脊椎の整合性(アスリートが不安定なサーフェス上で膝立ちで行うコアの安定性エクササイズは、深部組織の活性化とコアのバランスを効果的にトレーニングするために実施できる)

脊椎の整合性 青少年アスリートのスポーツや日常生活の重要な点として、脊椎の整合性を確保することが挙げられます。 それには、タイプⅠ線維とⅡ線維の両方の筋線維を刺激しなければなりません。 したがって、静的(すなわち等尺性)と動的両方のエクササイズを…

スポーツ傷害と動的安定性(多くのスポーツ関連傷害は、アスリートがジャンプのような動的活動中にバランスを失ったときに起こる)

多くのスポーツ関連傷害は、アスリートがジャンプのような動的活動中にバランスを失ったときに起こります。 発表されている複数の調査から、バランストレーニングによる介入を通して、傷害と傷害リスク因子が減少したこと、また競技パフォーマンスが向上した…

腰痛とケトルベル(KBトレーニングでは、適切に行った場合、補強されたコアとニュートラルな脊椎を利用して股関節伸展筋群から筋パワーを発揮することが要求されるため、クライアントが体幹の望ましくない運動をコントロールしながら股関節からパワーを発揮することに役立つ)

腰痛の軽減とケトルベル 腰痛の軽減に関して、KBトレーニングの潜在的利益に関する研究はこれを支持する結果を示しています。 KBスイングで生じるハムストリングスへの伸張性負荷が、運動中に伸張性負荷を経験するアスリート(スプリントの振り出し局面など)…

CMJの応用(ピークパワーとピークフォースには強い相関関係があることが明らかになっているため、同じエクササイズを用いることにより、最大力発揮能力と最大パワーの期待される効果も達成できる)

スクワットの1RMの絶対値とCMJ スクワットの1RMの絶対値とCMJとの相関関係はわずかですが、スクワットの1RMの相対的な結果が、CMJの高さの予測値としての役割を果たす可能性が示唆されています。 現場の専門職はまた、スクワットのような大きな負荷のかかる…

CMJは定義上、「目標とは反対方向への動作」を行う運動であり、下降運動から上昇運動への方向転換からなる償却局面を伴う。

CMJの定義 CMJは定義上、「目標とは反対方向への動作」を行う運動であり、下降運動から上昇運動への方向転換からなる償却局面を伴います。 アスリートは直立姿勢で立ち、足関節の、背屈により身体を下降させ(下腿三頭筋の伸張性筋活動)、膝を屈曲し(大腿四頭…

垂直跳びのパフォーマンス向上のための各種ジャンプ(垂直跳びは、静止状態から開始する、反動動作やアプローチを伴う、着地に対して反応するなど、様々な状況で行われる)

垂直跳びの能力とパフォーマンス アスリートの垂直跳びの能力向上は、スポーツの総合的なパフォーマンスにきわめて大きく貢献します。 垂直跳びは、静止状態から開始する、反動動作やアプローチを伴う、着地に対して反応するなど、様々な状況で行われます。 …

現場への適応(ジャンプスクワットでは、股関節の発揮パワーは42%1RMで最大になるのに対して、全身の発揮パワーは負荷のない場合(0%1RM)に最大になった)

発揮パワー Moirらの最近の報告によると、ジャンプスクワットでは、股関節の発揮パワーは42%1RMで最大になるのに対して、全身の発揮パワーは負荷のない場合(0%1RM)に最大になったとされています。 他の爆発的なリフティングにおいても、股関節伸展パワーに…

現場への応用(パワートレーニングのための最適な負荷は、全身の発揮パワーを最大にする負荷であると強調してるが、股関節の発揮パワーを最大にする負荷でトレーニングするほうが効果が大きい)

股関節、膝関節伸展モーメントの関連変数 負荷が重くなるにつれて(スクワット、ランジ、従来のデッドリフト、およびヘックスバーデッドリフト)、ランニングスピードが早くなるにつれて、また跳躍高が高くなるにつれて、股関節伸展モーメントや関連変数が膝関…

高強度になると股関節の役割が増すのはなぜか?

キネマティクスとキネティクス Frostoらは、リフティングやスクワットなどの課題をより速い運動速度で行なう際、被験者は直立姿勢をとらずに、体幹の矢状面への傾斜を増大させ、股関節優位なパターンに移行することを指摘しています。 キネマティクス(運動学…

側方動作における股関節伸展筋群の役割とは?

股関節伸展筋群の役割 すべての動作は主に矢状面で行われますが、最近行われた2つの研究は、サイドステップにおける股関節伸展筋群の役割を調査しました。 Inabaらは、サイドステップの距離の増加に伴い股関節伸展筋モーメントが有意に増加したこと、しかし…

跳躍高の増加に伴い、股関節伸展モーメントはどのように変化するか?

跳躍高における股関節対膝関節伸展モーメント 最近の研究により、跳躍高が高くなるにつれて、膝関節伸展モーメントよりも股関節伸展モーメントが一層大きく増加することが示しています。 Leesらは、「低い」「高い」「最大」の3種類に分類した強度の異なるジ…

ランニングスピードの上昇に伴い、股関節伸展モーメントはどのように変化するか?

ランニング中の股関節伸展モーメント 最近の研究において、異なるスピードでランニング中の股関節伸展モーメントより大きく増加することが示されました。 Schacheらは、様々なスピードでランニングする際の関節モーメントを調査しました。 研究者は走サイク…

ランジの負荷の増加に伴い、股関節伸展の力積と仕事量はどのように変化するか?

ランジ中の股関節伸展の力積と仕事量 最近の研究により明らかなように、ランジ中の負荷の増加に伴い、股関節伸展の力積が膝関節伸展の力積よりも大きな割合で増加します。 Riemannらは、体重の12.5%、25%、50%に等しい負荷を用いてランジを行なう間、股関節…

デッドリフトの負荷の増加に伴い、股関節伸展モーメントはどのように変化するか?

デッドリフトの股関節伸展モーメント 最近の研究において、従来のデッドリフトにおいても、負荷の増加に伴い股関節伸展モーメントが膝関節伸展モーメントより相対的に大きく増加することが示されています。 Swintonらは、ストレートバーを用いた標準的なデッ…

高強度の複合下半身動作と爆発的競技動作に伴う股関節伸展筋群の役割(ジャンプやランニングでは、負荷の増加に伴って股関節の関与の比率が高まるだけではなく、低強度での膝関節優位から高強度での股関節優位への変化も示す)

股関節伸展モーメントと膝関節伸展モーメント 股関節伸展モーメントは、膝関節伸展モーメントに比べて、スクワットやランジおよびデッドリフトなどのエクササイズにおける負荷の増加に伴い、またランニングスピードや跳躍高、側方アジリティ運動の速度の増加…

トリプルフレクションのメカニズムと最大スプリント(トリプルフレクションは足裏に痛みをもたらす刺激(針の上を一歩ずつ歩く)に対する反応として生じる股関節、膝関節、足関節の屈曲から成る脊髄反射であり、脊椎外傷や脳性麻痺などの重度の神経損傷を経験したお客の歩行の再教育にとって必要な構成要素になる)

トリプルフレクションのメカニズム 素早い脚のリカバリーを支持すると考えられるもうひとつの要素は、トリプルフレクションのメカニズムになります。 このメカニズムは、足裏に痛みをもたらす刺激(針の上を一歩ずつ歩く)に対する反応として生じる股関節、膝…

スプリントの筋活動パターン(足関節後面の筋の優位性は支持期前半に伸張性筋活動が行われ、後半では短縮性筋活動が低下するという特徴が見出された)

短距離走者の筋活動 Mann&Spragueは、高い技術を有する短距離走者の股関節、膝関節、足関節の筋活動を検証しました。 足関節後面の筋の優位性は支持期前半に伸張性筋活動が行われ、後半では短縮性筋活動が低下するという特徴が見出されました。 この結果を裏…

スプリントで水平推進力を生み出すのは足関節の活動である(腓腹筋・ヒラメ筋・アキレス腱複合体(GSAC)は、弾性エネルギーを蓄えてスプリント中の身体の素早い前進を助けているとみなされ、水平推進における立役者と考えられている)

スプリントとは スプリントでは、コーディネーション、安定性、筋パワーを利用して、脚の周期的動作による最大水平スピードを達成しています。 股関節、膝関節、足関節の運動を担う筋群は支持期に特定の役割を果たして、身体を前方へ効率よく推進させていま…

過回内:Hyperpronation,overprona-tionが身体に与える影響(足部回内の下肢キネティックチェーンへの影響は、トレーニングや競技、機能的な動作の妨げとなり、この足部アーチの変化はアーチの変化はアーチサポートを減衰させ、脛骨の内旋をもたらす)

過回内が身体に与える影響 過回内(Hyperpronation,overprona-tion)は、足部、足関節、膝関節、股関節にまでも影響を及ぼします。 過回内は、外反母趾の形成につながり、歩行や足部における質量中心(COM)の変化を伴う痛みを引き起こします。 COM変化の主要な…

足部回内の機能的影響(足部回内時には、通常の足部アーチと比べて下腿三頭筋の筋活動が活発であることが明らかになっている)

足部機能と回内の影響 回内により、足部の機能が影響を受けます。 歩行周期において、足部の構造が姿勢を制御しており、足部が接地した際、足部アーチは速やかに床反力(足部に作用した地面からの力)を吸収します。 足部における弾性要素がてこと作用し、それ…

機能的動作とは(身体のコアが有する螺旋状の特性、より具体的にいうと、身体前面の加速筋群が対角線上に配列している特性について視覚的特性について視覚的知見を提唱している)

様々な機能的動作とコア 様々な機能的動作、例えば、バットを振る動作では、まず重力を用いて身体の様々なシステムに受動的負荷をかけ、それと同時に、能動的負荷をかけ、それと同時に、能動的な筋力によって床反力を増大、方向転換して股関節を回転させ、コ…