Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究してます。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹元SV Hornトレーナー/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

肥満

急速減量法を実施することの潜在的危険性(クライアントが健康を危険にさらしていないか見極め、適切な教育計画や方策を準備することによって、彼らが安全かつ効果的な減量を実施し、健康的な体重を長期的に維持する手助けをする必要がある)

減量 パーソナルトレーニングのクライアントは、しばしば身体組成における目標により、短時間に大幅な、または極端な減量を実行する必要に迫られます。 クライアントが試合出場(総合格闘技、レスリング、ボクシング、ウェイトリフティングなど)のため、また…

緑茶と緑茶抽出物:GT,GTE(GTは同じくインスリン感受性を改善することが報告されており、GTE(ポリフェノール890mgとエピガロカテキン没食子酸塩EGCG366mg、合計1,256mg)を研究室での試験の前日に2回摂取させたところ、2時間の経口グルコース負荷試験(75gのグルコースを静脈投与)における血中インスリン濃度とインスリンAUCが低下した)

主要効果 分析されたサプリメントの66%に、「脂肪減少コンプレックス」「代謝促進」「エネルギー増強物質」などと称する、代謝を高めるとともに脂肪の燃焼を促進することを目的とした成分が添加されています。 緑茶/緑茶抽出物(GT/GTE)のサプリメントによる…

メタボリックシンドロームと運動(漸進的な運動プロトコルがグレリン濃度の抑制をもたらし、肥満男性の空腹感を低減する)

メタボリックシンドロームと消化管ホルモン 肥満男性を対象にした運動の消化管ホルモンに対する臨床実験が行われています。 研究者らは、間欠的かつ漸進的な運動プロトコルが一時的なグレリン(空腹を左右する消化管ホルモン)濃度の抑制をもたらし、肥満男性…

メタボリックシンドロームにおけるグレリン血中濃度と運動(運動後2時間後にはグレリンの濃度は低下を示し、これにしたがって空腹感が軽減し、カロリー摂取量も減少する)

グレリンと空腹感 運動後2時間後にはグレリンの濃度は低下を示し、これにしたがって空腹感が軽減し、カロリー摂取量も減少することが知られています。 グレリン濃度は食事前に上昇し、食事後に低下するので、運動に対する応答についてもこの食欲調節ホルモン…

メタボリックシンドロームと消化管ホルモン(肥満者はレプチン耐性をもつことが明らかとなっており、脳が満腹を感じにくくなっている)

メタボリックシンドロームとは 運動習慣がなく、糖尿病、高血圧、低HDLコレステロール、肥満、そしてBMI30以上など、様々な併存症を患っている、これらの危険因子をひとまとめにして定義されたのが”メタボリックシンドローム”になります。 なぜこれらの危険…

妊娠中および出産後のエクササイズの重要性(妊娠中の過度の体重増加は、高血圧症、分娩合併症、出産後体重停滞などの健康上の問題増加と関連がある)

妊娠による生理学的変化 妊娠により、女性の身体には大きな生理学的変化が起こります。 なかには、妊娠が原因で、体重管理に問題が起こる女性、さらに、多くの肥満の女性が、体重増加のきっかけとして妊娠を挙げています。 Linneによると、肥満外来を訪れた…

インスリン抵抗性を有するクライアントへの安全への配慮(低血糖症(血糖値が70mg/dl以下)を起こした人は、血糖値が正常の範囲に戻るまでエクササイズを行ってはならない)

有酸素運動とレジスタンストレーニングの組み合わせ 有酸素性トレーニングとレジスタンストレーニングは、インスリン抵抗性を管理する上で同等の効果を有しますが、いずれか一方のみ行うよりも、両方のトレーニングを組み合わせ、いずれか一方のみの場合より…

インスリン抵抗性とレジスタンストレーニング(骨格筋はグルコース取り込みの75~95%を担っているために、筋量を増加させることは、正常な血中グルコース値の維持に重要である)

レジスタンストレーニングのインスリン抵抗性への有効性 レジスタンストレーニングは、インスリン感受性とグルコース取り込みの両方を劇的に改善可能性があり、実際、レジスタンストレーニングは、血糖コントロールにおいて有酸素性トレーニングと同等の効果…

インスリン抵抗性を有する人向けのエクササイズプログラム(有酸素性運動の中強度(40~60%VO2max)のエクササイズはβ細胞の機能を維持する効果が高い)

インスリン抵抗性とエクササイズ インスリン抵抗性と2型糖尿病の問題は世界中で深刻化しています。 エクササイズにはインスリン抵抗性を改善し、2型糖尿病への進行を防ぐ効果があることが明らかになっています。 エクササイズはインスリン感受性を上昇させ、…

同じ有酸素性運動をしても男性より女性が息切れするのはなぜか?(女性のほうが男性よりも、横隔膜の電気的活性化が大きくなる)

男女の呼吸筋の機能の性差 カナダ、マギル大学(モントリオール)の研究チームが、労作性呼吸困難に関する男女の生理学的機能の違いを解明するため、タバコを吸わない20歳から40歳の健康な男女各25人(計50人)にエアロバイクで運動負荷試験を行い、呼吸・循…

骨格筋低周波電気刺激法:EMSによる運動療法の可能性(電気刺激は低い運動強度で解糖系エネルギー利用の高い速筋線維の動員を可能にし、筋エネルギー消費、グリコーゲン代謝、糖代謝を活性化できる有用な手段である)

骨格筋への低周波刺激法 超高齢化社会を迎えた今日、寝たきりのお客や慢性的な運動不足者、体力の低下した人々、あるいは過度の肥満や整形外科的疾患などのために、有酸素運動を行えない人々が多数存在します。 さらに、糖尿病合併症や心血管系合併症などの…

女性アスリートとウェイトコントロール(オーバートレーニングなどのストレスが大脳辺縁系-視床下部を介して、女性の内分泌に影響を及ぼし過食や拒食を生じる)

ウェイトコントロールと競技パフォーマンス スポーツの多くは体重を移動することで成り立っており、体重の増減は競技パフォーマンスを左右します。 特に女性は男性よりも多くの体脂肪を蓄えるようになっていることからウェイトコントロールが重要視される傾…

睡眠と脳(睡眠不足は交感神経活動の亢進とともに血糖調整機能の低下、食欲抑制作用レプチンの分泌量が低下)

睡眠 動物は活動と休息を繰り返しています。 昼行性の動物は日中、夜行性の動物は夜間に主として活動しています。 動物の中で人は特に「睡眠」は大きな2つの「睡眠と覚醒の持続性」「眠りの深度を有している」という特徴を有しています。 筋肉をつけるため…

ジアシルグリセロール(DG)は体脂肪の蓄積性の小さい油脂なのか?

体脂肪の源となる油脂食品に対しては競技選手から子供、熟年に至るまで、多くの人々の関心ごとになっています。 脂肪と砂糖(インスリン分泌刺激性糖質)を同時にとると、脂肪は効率よく体脂肪として蓄積することを示した研究がWHOの肥満対策宣言の中でも提…

脱共役タンパク質(uncoupling protein:UCP)と肥満との関係

このタンパク質は最初、冬眠をする動物が持つ脂肪組織(褐色脂肪)に見つかり、脂肪を燃料として効果的に熱産生を行うためのタンパク質であることがわかりました。 すべての細胞は、酸素を取り込んで脂肪や炭水化物を分解し、エネルギー源であるアデノシン…

「肥満遺伝子(レプチン)」とインスリン非依存型糖尿病

人では肥満にかかわる遺伝子(obese gene=ob遺伝子)は7番目の染色体にあり、体脂肪中の脂肪細胞に中性脂肪が蓄積してくると、脂肪細胞はこの遺伝子を用いてレプチンというタンパク質を作り、分泌します。 ※レプチンは脳の視床下部という部分に働いて、食欲…

体脂肪を制御する遺伝子(ob遺伝子・レプチン)

40年ほど前、遺伝的に極度の肥満を示すネズミ(マウス)の系統が育種されました。 このマウスの血管系と正常なマウスの血管系を特別な”ふるい”を通してつなぐと、肥満したマウスが痩せることが見出されました。 このことは正常なマウスでは血液中に体脂肪を…

グリセミック・インデックス(指数)と肥満の生理学

栄養評価基準の一つとして、血糖上昇反応指数(グリセミックインデックス:glycemic index:GI)があります。 これは基本的には炭水化物を含む食品や食事を摂取した後に、血中グルコース濃度が上昇してくる反応の大小を表す指数です。 ※基準となる指数100は…

乳酸性疲労を防止するためウェイトコントロールをしなければいけない理由(乳酸は脂肪組織からも放出される)

強度の高い運動後には筋肉で発生した乳酸が疲労の原因となって、筋肉はもちろんのこと、全身に気だるさを呼び、眠気を催します。 ※このダルさと眠気は、筋肉運動をしなくても昼食後などに襲ってくることを多くの人が自覚していることです。 非運動時におい…

高強度での競技・持久性トレーニングの効果を高める食事①貯蔵グリコーゲンを高める食事

高強度で行われる持久性トレーニングで消耗したグリコーゲンは、食事によって速やかに補充されなければなりません。 どのような食事をとるかによって、体内各組織に貯蔵される糖質の量は影響を受けます。 糖質が少なく脂質が多い食事では肝臓の貯蔵グリコー…

砂糖(糖質)は毒なのか?(この50年間で砂糖の消費量が3倍増えた)

「砂糖は毒」として、米国の小児科医らがたばこや酒のように税を課すべきだとの意見を2日付の英科学誌ネイチャーに発表されました。 発表によると、糖尿病や心臓病の原因について、カリフォルニア大学のラスティグ教授らは、肥満だけでなく「この50年間…