Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究してます。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹元SV Hornトレーナー/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

思春期前のトレーニングの重点(脳と神経筋系の成熟速度が最大に達している思春期の子供に基本的運動スキル、基本的スポーツスキルを習得させる事は非常に重要である)

若年アスリートが様々な競技場面において、熟練した動作を発揮するためには「歩行」「ランニング」「ジャンプ」などの基本的運動スキル(FMS:Fundamental Movement Skill)と、「キャッチ」「ホップ」「ギャロップ」などの基本的スポーツスキル(Fundamental S…

筋トレと脳機能(インスリン様成長因子(IGF-1)は、認知機能改善に関与するもう一つの神経栄養因子であり、運動でIGF-1レベルが増加するが、認知機能が低下した高齢者ではIGF-1は定値を示す)

神経変性疾患は年齢とともに発症率が高くなり、ヘルスケアシステムに大きな問題を呈しています。 身体不活動は多くの疾患の第一危険因子であり、身体活動は多くの研究者の興味のあるトピックになっています。 運動は認知機能、神経形成、新脈管形成、可塑性…

脳・認知機能(海馬と側頭葉の容積は体力の高い成人のほうが大きく、運動トレーニングにより海馬の血流循環が増加することが明らかになってきている)

老年期と海馬 運動は、心臓循環器系と筋骨格系の健康を助長しますが、この研究は規則的な運動が脳の健康維持・増進に重要であり、アルツハイマー病、うつ病など各種の運動疾患や2型糖尿病お客の補助薬としての運動の役割を指示するものになります。 一方、海…

脳と認知機能における運動の役割(運動により学習・記憶を司る海馬での脳由来神経栄養因子(BDNF;Brain Derived Neurotrophic Factors)が増加することが明らかされている)

脳神経科学とは 最新の脳神経科学の知見では、運動により学習・記憶を司る海馬での脳由来神経栄養因子(BDNF;Brain Derived Neurotrophic Factors)が増加することが明らかされており、その生理機能は神経可塑性、神経栄養伝達、学習能力改善、脳神経細胞保護…

子どもの脳・神経機能に対する運動の効果(素早い方向転換などの俊敏な身のこなしや状況判断・作戦などの思考判断を要する全身運動は、脳の運動制御機能や知的機能の発達促進に有効である)

運動と脳・神経機能への効果 運動を行うということは、状況判断から運動実行まで、脳のほとんど全ての領域を使うということをになります。 素早い方向転換などの俊敏な身のこなしや状況判断・作戦などの思考判断を要する全身運動は、脳の運動制御機能や知的…

エクササイズによる高齢者の認知機能向上(エクササイズ量の多い人ほど、脳の前頭前野、頭頂葉、側頭葉における灰白質容積が大きく、脳梁の白質容積も大きい)

加齢と認知機能 加齢に伴い、認知機能に障害をきたしたり、認知症やアルツハイマー病といった精神疾患の発症リスクが高まることは珍しくありません。 また加齢は多くの場合、脳容積の減少を伴うことが研究によって明らかになっており、中でも著しい減少がみ…

スポーツ選手では糖質と脂肪の利用度を考える事が重要(糖質が無くなることが「疲労感」につながる)

筋グリコーゲンの保持が試合を左右する 筋グリコーゲンを中心とする糖質の貯蔵量には限りがあり、多くの選手にとっては、筋グリコーゲン量を以下に試合中保持できるかを考えることが重要になります。 特にサッカーやマラソンなどの持久的能力が必要な競技で…

脊髄反射と皮膚受容器(屈曲反射・交叉性伸展反射)

脊髄反射 末梢から脊髄へ強い感覚入力が入ると、その信号を使って脳からの指令無しに効果器(筋肉)を収縮あるいは弛緩させることで適切な行動が誘発されます。 これを「脊髄反射」といいます。 脊髄反射は脳を介さないので感覚入力から運動発現まで短時間…

睡眠と脳(睡眠不足は交感神経活動の亢進とともに血糖調整機能の低下、食欲抑制作用レプチンの分泌量が低下)

睡眠 動物は活動と休息を繰り返しています。 昼行性の動物は日中、夜行性の動物は夜間に主として活動しています。 動物の中で人は特に「睡眠」は大きな2つの「睡眠と覚醒の持続性」「眠りの深度を有している」という特徴を有しています。 筋肉をつけるため…

ランニング時には遅筋(ヒラメ筋)への血流量は速筋タイプの筋(腓腹筋)への血流量より3~4倍多くなる

運動時にはO2や栄養を必要とする活動筋や、体温調節が必要な皮膚へ血流が優先的に配分されます。 運動とともに、激しく拍動する心臓へも多くの血流が供給されます。 このとき、腎臓や消化器官への血流は維持されるものの、脳への血流は維持されています。 …

運動と神経内分泌系(標的臓器自体が変容(筋細胞自体の肥大や受容体の増加))

[caption id="attachment_15952" align="alignnone" width="653"] ©James Woodley Photography - www.jameswoodleyphotography.com[/caption] 負荷を徐々に上げるトレッドミルで走る場合、だんだんペースを上げると呼吸が荒くなり、運動継続が困難になりま…

スポーツで優秀な成績を収めるには大脳皮質の興奮水準を高める必要がある(大脳皮質をそれほど使わない人が大きな力を発揮することは生理学上は考えられない)

スポーツばかりしていて、あまり勉強しない人のことを「あいつは頭も筋肉だ」ということがありますが、スポーツ選手は、本当に頭を使っていないのでしょうか?生理学的にいうと答えは「NO」です。 筋肉が大きな力を発揮するためには大脳の興奮水準を高める…

体脂肪を制御する遺伝子(ob遺伝子・レプチン)

40年ほど前、遺伝的に極度の肥満を示すネズミ(マウス)の系統が育種されました。 このマウスの血管系と正常なマウスの血管系を特別な”ふるい”を通してつなぐと、肥満したマウスが痩せることが見出されました。 このことは正常なマウスでは血液中に体脂肪を…

運動前・運動中の分岐鎖アミノ酸(BCAA)摂取の生理学的効果(筋損傷・中枢性疲労・乳酸)

20種類のアミノ酸の中でバリン、ロイシン、イソロイシンの3つは、分岐鎖アミノ酸に分類される必須アミノ酸です。 筋肉タンパク質中に多く含まれるアミノ酸で、自然界の多くのタンパク質にはバリン、ロイシン、イソロイシンがほぼ1:2:1の比率で含まれていま…

クールダウンの生理学的観点からの重要性

クールダウン ダッシュなどの激しい運動を行うと、乳酸が多く産生され、血中乳酸濃度が増加します。 ※400m走を全力で行うと、血中乳酸濃度が20ミリモル近くまで上昇(安静時は0.5~2ミリモル)し、安静時の血中乳酸濃度まで低下するのに1時間近くかかること…

運動のコントロールを司る小脳と大脳皮質との相互関係

小脳 小脳の主な機能は、運動のコントロールになります。 大脳皮質が「何をするか」というのに対し、小脳では「どのようにするか?」を担当しています。 動作の支援系と呼ばれ、運動の「協調性」「調整」「円滑性」に関係しています。 https://nakajima-bone…