Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究してます。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹元SV Hornトレーナー/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

評価

水分補給状態の実用的測定法(体水分の代謝回転は、体液と電解質の移動によって水分が失われることで起こるほか、肺や皮膚、腎臓からの水分喪失によっても生じる)

水分補給状態の評価には、少なくとも13種の手法が用いられ、循環機能、生化学反応、体温調節その他の生理過程を媒介します。 また、体水分の代謝回転は、体液と電解質の移動によって水分が失われることで起こるほか、肺や皮膚、腎臓からの水分喪失によっても…

サッカー選手の間欠的運動能力の発達とその評価(近年ではBangsboによって開発されたYo-Yoテスト、その中でもYo-Yo Intermittent Recovery(Yo-Yo IR)テストが世界的に広く利用されるようになってきている)

サッカー選手の間欠的運動能力を評価する上では、休息を挟みながら高強度運動を繰り返すタイプの、サッカーに特有なテストが必要になります。 これまでに、このような目的で様々なテストが開発され利用されており、日本ではブルガリアンシャトルラン、VMAな…

青少年アスリートのSSC能力の評価(最も強調される方法のひとつは、筋の弾性指標である伸張性利用率(EUR:eccentric utilization ratio)になり、これは、基本的にSJに対するCMJの割合であり、CMJの高さをSJの高さで割って求める)

青少年アスリートのSSC能力の評価には、2つの要素を考慮する必要があります。 ひとつは青少年の生物学的成熟度であり、もうひとつは測定方法になります。 www.nakajimabonesetter.com

S&Cコーチの役割(S&Cコーチは、競技コーチを手助けし、彼らが指導する各競技において重要な身体的特性を最も評価できるテストプロトコルを作成しなければならない)

S&Cコーチの役割 S&Cコーチは、競技コーチを手助けし、彼らが指導する各競技において重要な身体的特性を最も評価できるテストプロトコルを作成しなければなりません。 テストにはそのほか、選手またはチームの長所短所を特定する、プログラムデザインを評価…

バックスクワットにおける脛骨移動角度(脛骨の前方移動角度は、下腿部における筋構造の柔軟性と足関節の可動性から影響を受ける)

股関節および下腿部の潜在的な可動性 脛骨移動角度の弱点に狙いを定めた最適な修正エクササイズには、股関節および下腿部の潜在的な可動性の改善に的を絞ったキューイングが必要になります。 コーチやトレーナーは、直接的に膝の前方への移動を制限するキュ…

投球側の肘関節の評価:機能的外反ストレステスト(外反伸展過負荷は外反ストレスと強力な上腕三頭筋の伸展を合わせた肘関節後内側の傷害メカニズムのひとつであり、投手の間で肘頭骨棘形成を起こす根本的原因になる)

受動的外反ストレステスト 外反の不安定性を評価するために行われる一般的な徒手テストは、受動的外反ストレステストになります。 完全にリラックスした状態で、やや腕を外転し、肘関節を20~30°屈曲させ、この状態で肘関節内側に外反ストレスを加えます。 結…

投球肘の評価:可動域の測定(正常な運搬角は11~15°外反であるのに対し、成人の投手は15°を超える外反アライメントが一般的であるとされ、前額面可動域が大きいことは慢性的に伸張されて悪化した靭帯の弛緩性を示す)

肘関節評価の重要性 投球側の肘関節と非投球則の肘関節の比較は、構造的な異常や不安定性、および可動域不足を識別するために欠かすことができません。 多くの場合、減少した可動域は関節の拘縮あるいは損傷を示唆していますが、反復的な投球中に蓄積された…

酸素摂取能力と経済性(運動の経済性は、同一の仕事に対する酸素摂取量で評価)

運動の経済性は、同一の仕事に対する酸素摂取量で評価できます。 例えば、同じ体重の2人のランナーが同一スピード走った場合、運動中の酸素摂取量(L/min)が等しければ、運動の経済性は等しく、逆に、同一の仕事の運動をするために必要な酸素摂取量が多い…

運動のためのエネルギー量(全身の酸素摂取量をエネルギー消費量として評価する)

人は座位安静時、体重1kg当たり毎分おそよ3.5mlの酸素を摂取しています。 運動時には、主体となる骨格筋に加え、呼吸筋、心筋、脳など、活動に関与するすべての組織や器官のエネルギー消費が安静時の数倍から数十倍に増加します。 しかし、各組織や器官別に…

ジュニア期の早熟・晩熟タイプの評価(本格的な筋力トレーニングを開始するのは、一般的には年間の身長の伸びが1cm未満になる時期がベストタイミング)

思春期の子供の発育は一様ではなく、各人各様それぞれの個人差があり、この個人差を考慮した指導が求められます。 この例のように、小学生、中学生の時期に身長の伸びが良く、その後若くして伸び悩む子供がいます。 その理由として、生理的に早熟であること…

サッカー施術におけるスポーツ障害の機能解剖と評価・膝関節

膝関節は大腿骨遠位端を形成する内側顆、外側顆と脛骨との間でできる大腿脛骨関節と、大腿骨膝蓋骨でできる膝蓋大腿関節からなります。 ※腓骨は大腿骨とは関節しませんが大腿二頭筋や外側側副靭帯などの靭帯が付着することで関節に影響します。 http://nakaj…

野球肩の機能解剖と評価・肩関節複合体

肩関節は複数の関節から複合体になります。 ※狭義の肩関節である肩甲上腕関節は骨構造上、不安定な関節であるために、その安定性を軟部組織に依存しています。 関節包による肩甲上腕関節の安定化は肩関節肢位の変化に伴う緊張部位に依存しています。 ※上肢下…

野球肘の評価(カウンセリング、圧痛所見、投球時痛の再現テスト、上腕三頭筋シフティングテスト)

肘の投球時痛は、acceleration phaseでの外反ストレスで生じることが多く、外反ストレスがかかると肘内側には牽引ストレスが、肘外側には圧縮ストレスが生じることになります。 ※肘外側に疼痛が発生する場合(外側型投球障害肘)は上腕骨小頭に橈骨頭がイン…

野球施術・野球肩の評価・カウンセリング(投球障害肩の4つのパターン)

投球障害における主訴のほとんどは投球時に発生する痛みであり、そのほとんどは肩甲上腕関節がzeroポジションから外れた時に発生します。 投球障害肩に対して十分な施術効果を上げるためには、原因となる個々の部位を対象とした正確な評価、施術技術が不可欠…

リコンディショニング時の筋力増強の正常生理と病態生理の理解の重要性

筋力増強運動の生理学的背景 筋力の維持あるいは増強のためには筋が収縮し適度な緊張を生じることが不可欠となっています。 生理学的に筋収縮の強さはそれに関係する運動単位の数とその興奮程度に左右されます。 ①随意性の強さと意欲の程度 ②中枢神経系経路…

競技における選手の柔軟性の定義【関節可動域、関節弛緩性、筋柔軟性】

柔軟性の定義 柔軟性とは、「ある関節(または関節群)の運動可能範囲」になります。 柔軟性は、筋の緊張、アライメント、結合組織の硬さ、骨の変形などに規定されます。 柔軟性の指標 身体の柔軟性の指標としては、関節可動域、関節弛緩性テスト(general j…

腰痛の機能評価の項目)疼痛・姿勢・関節可動域(ROM)・タイトネス・筋力・スポーツ動作

病態の大枠を把握した後、身体機能についての評価を進めます。 実施すべき評価項目としては疼痛・姿勢・関節可動域(ROM)・タイトネス・筋力・スポーツ動作など多用であり、範囲としては腰部周囲に加えて足関節、股関節、胸郭、肩甲帯などと広範囲にわたる…

腰痛の評価・症候による分類(伸展型、屈曲型、回旋型、安静型、不安定型)

腰痛を分類するには、まずその腰痛の正体を見極めることが大切です。 それにはまずスポーツ専門の医療機関を受診させ、正確な診断を得たうえで現在の症状についてJ評価を進めます。 腰痛評価にあたっては、まず以下の分類を用いて簡潔に腰痛の概略を把握し…

競技スポーツ選手の筋力トレーニングのプログラム作成の流れ(現状把握と情報収集)

現状把握 選手やチームの現状(生活状況、トレーニング経験など) 健康状態(内科的疾患の有無) 障害歴 形態の現状(体重、体脂肪率など) 体力の現状(各種体力測定結果など) トレーニング環境(実施時間、実施場所など) 専門スポーツに関する情報収集 …