Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究してます。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹元SV Hornトレーナー/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

野球

ウェイトリフティングの生理学的変化(ウェイトリフティング選手は、非鍛錬者よりも一層多くの機械的仕事を行い、より高い血中乳酸濃度に達することができる)

ウェイトリフティングには短時間で高強度の努力を伴いますが、これはラグビーや野球、バレーボールなどのエネルギー供給によく似ています。 ウェイトリフティングと同様に、短時間で最大努力を行うエネルギー源は主にホスファゲン機構になります。 そして、…

競技特異的なトレーニングルーティンを作成するには(コアの強化はまず、股関節、体幹、および肩関節領域を含む多関節動作への漸進を伴う、アイソメトリックな安定性の獲得を通じて達成され、これを基盤とすることで、さらなる能力の向上を最も効率的な形で周期的に起こすことができる)

特異的スキルの練習や、複数の活動および競技への参加によって運動能力は向上しますが、競技力向上トレーニングを行なう事で、野球のパフォーマンスを最大限に向上させるために必要なすべてのスキルをさらに伸ばすことが可能になります。 コアの強化はまず、…

骨盤の不安定性やそれに伴う筋のアンバランスに関連付けられる股関節の障害とは(アスリートによくみられるパターンのひとつが、股関節屈曲筋群や腰部伸展筋群は強固ではあるが硬く、その一方で、腹筋群や股関節伸展筋群は伸張性はあるが弱いという状態になる)

いくつかの股関節関連の傷害、例えば、腰痛や股関節屈曲筋、ハムストリングスおよび鼠径部の挫傷、腹部ヘルニアなどは、多くの場合、骨盤の不安定性やそれに伴う筋のアンバランスに関連付けられます。 アスリートによくみられるパターンのひとつが、股関節屈…

本日は第1回神奈川学童野球指導者講習会の為、日吉の慶應義塾キャンパスへ。

多くの学童野球の野球少年、少女は多くの部位にスポーツ障害を起こしており、野球ばかりではなく、スポーツ全般を将来にわたり断念するような申告な症状を訴えている例もあります。 幸いなことに神奈川県は野球組織が他県と比べて統括されています。 この組…

第99回全国高校野球選手権神奈川大会開幕。

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アスリートに多発する肩関節後部の緊張のバイオメカニクス的考察(肩関節後部構造の可動性制限は、肩関節の機能不全の発生と継続にかかわる要因となる)

肩関節後部の緊張 肩関節後部の緊張(PST)がもたらし得る可動性障害と、その改善方法に関する提言を理解するためには、肩関節後部の解剖学的構造について理解する必要があります。 肩関節複合体は、肩関節、肩鎖関節、胸鎖関節、および肩甲胸郭関節からなりま…

野球選手の安定性-基礎を作る(野球では、身体の3平面(前額面、矢状面、水平面)全てで動作を行わなければならないため、関節運動およびローカル筋群の柔軟性について、より高度な適応と向上が求められる)

アイソメトリックトレーニングと静的保持 スタティックホールド(静的保持)を用いたアイソメトリックトレーニングの手法は、漸進的なプログラムにおいて有益な役割を果たします。 静的姿勢を安定させることができない選手を同様の安定化パターンを要する動的…

固有感覚と爆発力(アイソメトリック:等尺性における安定性の優れた基礎が構築されていると、動作の必要性が生じた場合に、固有感覚、すなわち動作を伴う関節安定化の作用によって、より素早く効率的な反応が調整される)

固有感覚の向上とは アイソメトリック(等尺性)な安定性の優れた基礎が構築されていると、動作の必要性が生じた場合に、固有感覚、すなわち動作を伴う関節安定化の作用によって、より素早く効率的な反応が調整されます。 固有感覚を向上させることで、関節と…

SAID(Specific adaptation to imposed demands:課せられた刺激に対する特異的適応)

プログラムデザインの根拠 SAIDは特異性、漸進性、および過負荷の原則を基にしたすべてのプログラムデザインの根拠となっている概念になります。 さらなるトレーニングへの適応を求める場合は、特異的課題の難易度を上げる必要があります。 従来のオフシーズ…

野球における戦略的エクササイズ処方:傷害予防とパワー発揮の両立(競技力向上プログラム作成にあたって、常に特別な注意を払うべきことは、多様な角度と速度を用いた様々な筋刺激を通じて、特異的適応を獲得することになる)

野球の競技力向上における中心的要素 レジスタンストレーニングと無酸素性コンディショニングは、今なお野球の競技力向上における中心的要素になります。 野球の競技力向上プログラム作成にあたって、常に特別な注意を払うべきことは、多様な角度と速度を用…

野球のバッティングパフォーマンスに関する補足レジスタンストレーニング(手関節と前腕のエクササイズが高校野球選手の直線スイング速度、撃心でのスイング速度、手の速度、およびバット-ボールコントロールまでの時間に有意に増加させる)

野球における手関節と前腕、手のトレーニング研究 野球のバッティングパフォーマンスに関する補足的なレジスタンストレーニングの効果を明らかにするために、最近、前腕および手のトレーニング研究が実施されました。 野球のバッティング能力に影響を及ぼす…

投球肘の評価:可動域の測定(正常な運搬角は11~15°外反であるのに対し、成人の投手は15°を超える外反アライメントが一般的であるとされ、前額面可動域が大きいことは慢性的に伸張されて悪化した靭帯の弛緩性を示す)

肘関節評価の重要性 投球側の肘関節と非投球則の肘関節の比較は、構造的な異常や不安定性、および可動域不足を識別するために欠かすことができません。 多くの場合、減少した可動域は関節の拘縮あるいは損傷を示唆していますが、反復的な投球中に蓄積された…

肘関節屈筋群の伸張と伸張性筋活動エクササイズの組み合わせ(外反伸展の過負荷を減少させ、肘頭骨棘形成、インピンジメント症候群や離断を防ぐ)

肘関節屈筋群の伸張性筋活動エクササイズ 肘関節屈筋群の伸張と伸張性筋活動を組み合わせることにより、投手を外反伸展の過負荷(VEO:Valgus Extension Overload)から保護できます。 VEOは、肘関節外反トルクの安定化が不十分で、投球腕の加速がピークに達し…

外反ストレスの影響と肘関節の伸展速度(腕の振り遅れと大きな肘関節の伸展が重なると、慣性モーメントが増大、肘関節の外反ストレスが増大する)

肘関節の伸展と肘関節外反モーメントの関係 三次元運動解析研究により、体幹のピーク回旋時における肘関節の伸展と肘関節外反モーメントの増大との関係が明らかになりました。 肘外反トルクは、MER(肩関節最大外旋)直前にピーク外反負荷が起こる瞬間、肘関節…

外反ストレスの影響と肩関節の外旋トルク(上腕内旋筋群の伸張性トレーニングは理論的には、肩関節の最大外旋、最大内旋モーメントの短縮性負荷を軽減し、手の最高速度を生み出す)

[caption id="attachment_17348" align="alignnone" width="644"] I followed one Japanese little league baseball team for six years. They are one of hundreds of teams who want to be the best and to be on top one day. They practice hard and giv…

投球のキネティックチェーンと投球速度(ボールリリースにおける手の最高速度は、肩関節の最大外旋と肩関節の最大外旋モーメント、ピーク肘関節伸展速度の大きさと相関関係がある)

[caption id="attachment_17345" align="alignnone" width="627"] The Woodlands pitcher Devin Fontenot works to a Kingwood hitter during their game at KHS on May 1, 2015.[/caption] 投手の連鎖的な力発揮システム 投手の投球腕のピーク角速度と球速…

プッシュアップのバイオメカニクス(プッシュアップの能力と、ベンチプレスのレップ数(挙上重量を体重比で示す)との間には、高い相関関係が存在する)

プッシュアップとは プッシュアップ(腕立て伏せ)は、上半身の筋力、パワー、および局所的筋持久力を向上させる目的で広く利用されています。 プッシュアップの負荷は個人の体重と各部位の長さによって制限されるものの、バイオメカニクス的に多様な実施方法…

投手の体幹はパワーの産生に不可欠であり障害リスクを減らす(体幹の筋が強力で安定し、効率的ならば、パワーを吸収・変換する能力が向上し、四肢にかかるストレスを減少させる)

アスリートのコア(体幹)はスポーツに関するほぼ全ての動作で重要な役割を担います。 これは、野球の投手にもいえることになり、投球動作では、体重の再分配により不安定性が生じます。 投球動作のはじめには、支持脚に全荷重がかかり、次に踏み出し脚が着地…

ジュニア野球選手の技術へのアプローチ(スクワットなどの基本的なトレーニングは「足の裏全体で実施する」「正しい背中のラインを維持する」野球の技術でも要求される重要な動作に発展する)

基本的な動作が競技特異的動作につながる 野球の技術を習得するにあたり、その技術に要求される前提条件を分析することは重要になります。 つまりこれが、野球の技術トレーニングの繰り返しで習得可能か、またStrength&Conditioningからのアプローチのほうが…

ジュニア野球選手の基本的な体力の獲得の意義(安定性を得ることで、動作の中での可動を効率化、静的、動的なバランス能力を向上させることで、野球の技術向上における基礎、障害のリスクを軽減させる)

調整能力の向上 調整能力の向上においては、発育に伴う神経系の発達と、運動を繰り返すことにより生ずる神経系内での可塑的な変化が主に関与していると考えられていますが、Strength&Conditioningの立場からは、特に後者における「運動の繰り返し」といった…

ジュニア野球選手のトップアスリートとしてスキル向上を目指す際に重要とされる能力(「完成像、理想像を明確にもつ」「運動観察眼をもつ」「動きのコツを明確に挙げることができる」「指導者や仲間の「ことば」を理解できる」)

調整能力 競技の中では、より速く、より強くといった出力の最大値だけではなく、場面によっては、出力の調整を含めた様々な調整能力が求められます。 このような調整能力は、守備や走塁においても様々な場面で求められ、さらに、こうしたプレー中での動作そ…

ジュニア野球選手の打撃動作をより洗練させるためには(スイングスピードと相関がみられるのが除脂肪体重である)

打撃動作の評価 投球動作と同様、野球における打撃動作は、バットを使用する操作系の動作になり、また、投手による投球が基本的に投げ手自身のタイミングで動作が開始されるのに対し、打撃動作においては、その投球に対する対応が求められることから、投球へ…

野球のジュニア選手の投球動作(投球動作を高いレベルへ導く要因として、体幹や下肢の強さが求められるが、下肢の筋量は遅れて増加する傾向がある)

投球動作の運動技能 自分の身体そのものの移動が伴う移動系動作に対して、投球動作は自分の身体以外のものを操作する操作系の動作になります。 そうした中でも野球における上手投げは、後天的に学習によって獲得する運動技能であり、成長に伴って身につく技…

サイドスローと野球肘リスク(サイドスローのバイオメカニクスは、肩外転の減少と前額面における同側への体幹側屈を伴い、肘の内反負荷を増大させる)

サイドスロー投手 スポーツ医学の分野で、サイドスロー投法のメカニクスの浅在的な障害作用について取り上げた研究はあまり多くありません。 サイドスローはボールリリース(BR)の時のアームスロット(体幹側屈、肩外転、および肘伸展の組み合わせ)が変化する…

野球のスイング中のパワーは体幹の筋群の大きな筋活動を維持するため、股関節から発揮する下肢のエクササイズを強調させる必要がある

理論的スイング 「野球の物理学(The Physics of Baseball)」という著書には、スイングはふたつの要素に分けられると述べられており、メジャーリーグの打者の場合、ボールが投手の手を離れてからバットとボールのコンタクトまでに0.2秒でスイングされますが…

野球のバッティング能力に影響を及ぼす因子(バットスイングスピードは体重、除脂肪体重、握力、背筋力との間に有意な相関関係が認められる)

野球においてバットスイングの重要性 野球は投げる、打つといった技術的な要素が強く関与するだけに、体力特性のみで競技パフォーマンスの良し悪しを比較するのは困難であり、実際、バッティング能力における先行研究においては、バットの軌道や下肢から骨…

パワーはオーバーハンドスローイングアスリートにおいて最も向上させたい変数であり、この変数は投球速度につながる

パワーとは パワーとは仕事率のことであり、力×速度、あるいはスピードと筋力の積と定義されます 。 ※パワーの同意語としてスピード筋力という言葉を用いることがあります。 パワーはオーバーハンドスローイングアスリートにおいてストレングスコーチが向上…

野球選手におけるオフシーズンからプレシーズンへのトレーニング(筋力と爆発力をともに訓練するエクササイズを組込まなければならない)

Kennの段階システム(Tier System)「3×4+」 野球のような競技のトレーニングプログラムデザインを行う際は、Kennの段階システム(Tier System)「3×4+」を利用します。 ※「3×4+」とは、週3回のワークアウトに、4つの段階(ブロック)を設けそれに加えてポ…

野球肘とピッチングメカニクスの評価(ピッチングの加速期において肘が肩の高さに届かない不適切な位置の場合、肘内側にかかる外反ストレスは増大する)

[caption id="attachment_16465" align="alignnone" width="640"] Jun 14, 2013; New York, NY, USA; Chicago Cubs center fielder David DeJesus (9) walks off the field after running into the wall chasing a triple by New York Mets center fielder …

野球肘とレジスタンストレーニング(コッキング期とアクセレーション期において運動学的神経筋トレーニングプログラムは下肢、体幹、上肢への効率的なエネルギー伝達を促進することにより神経筋コーディネーションを改善し障害リクスを低減する)

レジスタンストレーニングと受傷率 レジスタンストレーニングはウェイトマシン、フリーウェイト、油圧マシン、エラスティックバンド、アイソメトリックス、メディスンボール、および自重エクササイズなどを用いて行うトレーニングになります。 レジスタンス…