関係
走っていて急に下腹部が痛くなる事、誰もが一度や二度はこんな経験をしたことがあるはずです。 その時の状況として食事直後の時によくおこり、これは食事と関係があるということになり、食事の直後は、消化吸収の為に胃腸が活発に働きます。 胃で細かく分解…
スポーツ選手と免疫系 スポーツ選手がトレーニングをする第一の目的は、専門とする種目のパフォーマンス(競技力)を高めることで、筋力や持久力といった体力向上の目的もパフォーマンスに直結しています。 こうして高められた体力を「パフォーマンス・リレ…
筋の横断面積と力発揮 筋力は筋肉の横断面積に比例するという原則に従えば、筋肉は太ければ太いほど大きな力が出ることになり、太く大きな筋肉を持つボディビルダーは原則的には力が強いといえます。 しかし、太くなるにしたがって、物理的な問題が作用し力…
このタンパク質は最初、冬眠をする動物が持つ脂肪組織(褐色脂肪)に見つかり、脂肪を燃料として効果的に熱産生を行うためのタンパク質であることがわかりました。 すべての細胞は、酸素を取り込んで脂肪や炭水化物を分解し、エネルギー源であるアデノシン…
体幹の固定機能としてインナーユニット(腹横筋、内腹斜筋など)が注目されていますが、競技スポーツにおいてはインナーユニットの固定性のみで動作を固定するのは非常に困難であると考えられます。 ※大きい可動性と強い負荷にさらされる競技スポーツにおい…
大腰筋 大腰筋は腰椎に始まり(浅部は第12胸椎と第1~4腰椎側面及び椎間円板、深部は第1~5腰椎肋骨突起)、途中で腸骨に始まる腸骨筋と融合して骨盤内側を通り大腿骨小転子に停止する多関節筋です。 ※大腰筋と腸骨筋を合わせて腸腰筋と呼びます。 脊柱と内臓…
エネルギー源となる栄養素はタンパク質と脂質、炭水化物があり、これらを三大栄養素といいます。 ※アルコールもエネルギー源となりますが栄養上は重要ではありません。 エネルギーを摂取するときに、三大栄養素をどのような割合でとるかは健康上重要でこの割…
アスリートにとって筋力の向上を目指すことは非常に重要なことです。 スプリントやジャンプ、素早い方向転換など自分の体重を素早く移動させる必要がある場合、最大筋力の絶対値ばかりではなく、体重比に着目する必要があります。 https://nakajima-bonesett…
筋持久力運動 筋持久力の向上は一定負荷による作業回数や作業時間の増加となって表されます。 ※一般に持久力の訓練に伴い、最大筋力も増加するのが普通です。 猪飼氏は最大筋力の1/3の負荷で疲労に至るまでトレーニングする方法を用いたとき、最大筋力は6週…
筋力とは 筋収縮によって生じる緊張力を筋力(muscle strength)と呼ぶます。 筋の発揮しうる張力は、その運動単位の興奮の度合いにより決定されます。 ※1つの運動ニューロンが支配する筋線維の数(神経支配比)は、筋の種類で異なり、巧緻動作に富む筋では…
動的回復 激しい運動後は、すぐに座らないで、軽い運動をした方が回復が早くなります。 激しい運動により上昇した血中乳酸濃度は、じっとしていると安静レベルに戻るまで30分から1時間程かかりますが、ゆっくりでも運動をするとある程度早くなります(激しい…
副腎皮質ホルモン 副腎皮質ホルモンからは、性ホルモンとその前駆体、塩類調整ホルモン(ミネラルコルチコイド)、グルココルチコイドなど、多数のステロイドホルモンが分泌されます。 コルチゾール、コルチゾンなどのグルココルチコイドは、エネルギー代謝…
交感神経の主要な伝達物質であるノルアドレナリン(ノルエピネフリン)、副腎髄質から分泌されるアドレナリン(エピネフリン)などを総称してカテコールアミンと呼びます。 これらはエネルギーを活性化するとともに、心収縮力と心拍数を上げ、筋血流を増加さ…
近年、複数の研究者によって、高強度で(コントラストトレーニングやコンプレックストレーニング以外)持続時間の短い前負荷によるレジスタンスウォーミングアップの後、爆発的なジャンプパフォーマンスが増大することが報告されています。 この一時的な筋…
トレーニングによって誘発される免疫機能障害は、主としてコルチゾール(副腎皮質ホルモン)などのストレスホルモンに関係があることが報告されています。 糖質(CHO)はエクササイズ後のコルチゾールの増加を抑制することが示されています。 エクササイズに…
濃度と吸収の違い 水分は胃で吸収されず、ほとんどが腸で吸収されるので、できるだけ胃を速く通過し、腸に達するような飲料を選ぶ必要があります。 水分補給のポイントはどれくらいの量を飲めるかというよりは、飲んだものがいかに速やかに胃を通過すること…
運動中に最も重要なエネルギー源となるは、骨格筋中のグリコーゲン(筋グリコーゲン)になります。 強い強度の運動を長時間にわたって実施すると、筋グリコーゲンは枯渇してしまい、試合途中でスタミナが切れてしまうことになります。 したがって、どんな競…