Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹2017~SV Horn (Austria) Physio/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

クライマーのインターバルトレーニングセッション(非常に高強度で、完全な回復が見込める運動-回復比{1:12}を用いて行うと、発揮パワーが最大化され、ホスファゲン系が刺激される)

クライマーのインターバルトレーニングセッション(非常に高強度で、完全な回復が見込める運動-回復比{1:12}を用いて行うと、発揮パワーが最大化され、ホスファゲン系が刺激される)

高強度インターバルトレーニングの有益

クライマーには、様々な仕事量や回復時間を用いて行う高強度インターバルトレーニングが有益であると考えられます。

 

インターバルトレーニングのセッションは、実際の競技の状況、例えば、1回毎のクライミングの強度や継続時間、行うクライミングの総量、およびクライミング間の回復時間の長さなど反映させなければなりません。

 

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代謝経路を意識したトレーニング

ボルダリングのトレーニングは、非常に高強度で(最大に近い強度で10秒)、完全な回復が見込める運動-回復比(1:12)を用いて行うと、発揮パワーが最大化され、ホスファゲン系が刺激されます。

 

さらに、それと同じかやや低い強度で、運動時間を長く、回復時間を短くして行うと(運動-回復比1:3~1:5)、解糖系の代謝が強化されます。

 

回復時間をさらに短くすると、代謝強度が高まり、アスリートは疲労した状態での運動継続を課せられ、そのような場合は、セット間の回復時間を長くする必要があります。

 

例えば、90秒の高強度クライミング3レップを複数セット行い、レップ間に60秒の休息時間を挟んで(運動-回復比3:2)、セット間に完全な回復(10分)を図ります。

 

有酸素性能力の向上が必要な場合は、等しい運動-回復比(1:1)で継続時間をより長くすると、有酸素性持久力が強化されます。

 

なお、インターバルトレーニングは期分けできるために、トレーニングの各ブロックをいずれかひとつの代謝経路に的を絞った内容にできます。

 

同様に、インターバルトレーニングには実際のクライミング、クライミング用に用いられる筋群を強化する他のエクササイズ、またはその両方を組み込むことが可能になります。

 

例えば、解糖系の代謝経路を強化したい場合は、30秒の高強度クライミングを複数セット、続いて間をおかずに30秒の高強度アームエルゴメーターまたはレジスタンストレーニングを行い、その後に既定の長さの回復時間を挟む必要性があります。

 

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引用・索引School of Health and Sports Sciences Universitat de Girona Salt Catalonia Spain46-47