Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究してます。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹元SV Hornトレーナー/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

女子アスリートにおける前十字靭帯損傷(膝関節LOAD(外転トルク)における左右の差異が、ACL損傷経験のある女子は非損傷者の6.4倍大きかった)

女子アスリートにおける前十字靭帯損傷リスク

女子アスリートにおける前十字靭帯損傷(膝関節LOAD(外転トルク)における左右の差異が、ACL損傷経験のある女子は非損傷者の6.4倍大きかった)

神経筋制御の欠陥

神経筋制御の欠陥は、女子アスリートにしばしばみられる「片側優位」であり、両脚間の筋力、コーディネーション、制御における不均衡と定義されます。

 

リスク評価の際には、左右の神経筋の筋力、柔軟性、コーディネーションにおける不均衡が損傷リスク増大の重要な予測因子となりうることをコーチは理解する必要があります。

 

www.nakajimabonesetter.com

動的外反数値と前十字靭帯損傷

女子アスリートにおけるACL損傷リスクに特異的な、動的外反数値における両脚の差異は、損傷経験のある女子には認められますが、非損傷者には認められません。

 

重要なことは、膝関節LOAD(外転トルク)における左右の差異が、ACL損傷経験のある女子は非損傷者の6.4倍大きかったことにあります。

 

女子アスリートはボックスドロップバーティカルジャンプ中に、外見上明らかな最大膝関節外反角における左右の差異を示す傾向があります。

 

さらに、損傷経験のある女子アスリートは、しばしばその後の損傷リスクを増大させるような両脚間の差異を示し、片側優位あるいは後遺症欠陥は、跳躍中の両大腿部の不均衡や足の接地非平衡(前後に)、そして接地タイミングのずれなどのタックジャンプ判断基準によって見出される可能性があります。

 

両脚間の差異を示すアスリートには、動的課題中の両脚間の均衡を向上させるためには、プライオメトリックエクササイズを併用したトレーニングプログラムを施すことが重要になります。

 

www.nakajimabonesetter.com

 

引用・索引Asci A and Acikada C.Power production among different sports with similar maximum strength.J Strength Cond Res21:10-16.2006

選手の膝をケガから守る チームで取り組む傷害予防トレーニング (TJスペシャルファイル11)

選手の膝をケガから守る チームで取り組む傷害予防トレーニング (TJスペシャルファイル11)

ACL再建術前後のリハビリテーションの科学的基礎 (Sports Physical Therapy Seminar Ser)

ACL再建術前後のリハビリテーションの科学的基礎 (Sports Physical Therapy Seminar Ser)

  • 作者: 福林徹,蒲田和芳,渡邊裕之,鈴川仁人,片寄正樹,大見頼一,加賀谷善教,永野康治
  • 出版社/メーカー: ナップ
  • 発売日: 2012/01/01
  • メディア: 単行本
  • クリック: 1回
  • この商品を含むブログを見る