アジリティテスト
スピード、加速、アジリティのテストとは
スピード、加速、およびアジリティのテストは、競技によって異なります。
40ヤードスプリントは直線スピードの測定方法として広く用いられていますが、受傷リスクを伴うことから、加速テストにはほとんどのチームが10および20ヤードスプリントを用いています。
1年のどの時期に当たるか、また選手達のやる気やコーチ陣の意向にもよりますが、ときには10/20ヤードのテストを1,2回行うこともあります。
方向転換の能力を評価するものとしては、3コーンテストとプロアジリティテストが、全競技を通じて用いられています。
有酸素性能力テスト
ほとんどの競技、特に無酸素性パワーを用いる競技では、持久力と有酸素性能力のテストを実施していませんが、一部の競技コーチは、有酸素性能力テストの実施とモニタリングを自身で行っています。
バレーボール、サッカー、および女子バスケットボールチームでは、「ビープ」テスト(20mシャトルラン)を好んで実施しており、また、サッカーチームは男女とも、今なお1マイル走や「クーパー」テストを行っています。
引用・索引Asci A and Acikada C.Power production among different sports with similar maximum strength.J Strength Cond Res21:10-16.2006