平均のエクササイズRPE
セッションRPE値と、各エクササイズの平均RPE値との比較
セッションRPE値と、各エクササイズの平均RPE値との比較では、興味深い結果がでており、Dayらは、5種目のエクササイズ(ベンチプレス、バックスクワット、オーバーヘッドプレス、バイセップスカール、およびトライセップスプッシュダウン)について、各エクササイズをそれぞれ1セット完了後に取得しました。
その結果、これらの平均RPE値と、各強度(高、中、低強度)の完了後に取得したセッションRPE値との差はみられませんが、一方で、Sweetらは、これとは対象的な結果を報告しています。
6種目のエクササイズ(ベンチプレス、ラットプルダウン、ショルダープレス、レッグプレス、バイセップスカール、およびトライセップスプレス)を用いた研究では、3つの強度(90%、70%、および50%1RM)すべてにおいて、セッションRPEが平均RPEより有意に低かったと報告しており、各セットの完了後に評価された平均強度が、セッションRPEでは低く評価される可能性を示唆しています。
セッションを構成する要素
注目すべき点は、セッションを構成する要素のうち、純粋にリフティング要素のみ(RPE-LO)の評価も行われ、その結果、70%および90%強度において、セッションRPEはRPE-LOより有意に低くなったことです。
セッションRPE値と、各エクササイズの平均RPE値との比較では、興味深い結果が出ています。
Dayらは5種目のエクササイズ(ベンチプレス、バックスクワット、オーバヘッドプレス、バイセップスカール、およびトライセップスプッシュダウン)について、各エクササイズをそれぞれ1セット完了後にRPEの評価を取得した結果、これらの平均RPE値と、各強度(高、中、低強度)の完了後に取得したセッションRPE値との間に差はみられませんでした。
引用・索引Issurin V.New horizons for the methodology and physiology of training periodisation Sports Med 40:189-205.2010

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