Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹2017~SV Horn (Austria) Physio/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

スプリントにおける鉛直方向vs水平方向(GRFの水平成分を鉛直成分の割合として表した場合、研究結果においてその割合が上昇していれば、水平成分のほうが鉛直成分より比例的に増大していることになる)

鉛直方向の力と水平方向の力発揮

鉛直成分と水平成分

スプリントにおける鉛直成分と水平成分を比較してみると、鉛直方向の力の大きさでは上回っているように見受けられます。

 

Munroらは、速度3.0~5.0m/秒における鉛直方向の最大GRFは概して水平方向の最大の力の5~10倍にのぼると報告しています。

 

また速度3.0m/秒および5.0m/秒における水平方向の推進力積は鉛直方向の平均GRFのそれぞれ10%と15%になりました。

 

この見かけ上の力の大きさはBrughelliらのデータにも見受けられ、最大速度の40、65、および100%の速度における相対的な水平方向の力は相対的な鉛直方向の力のそれぞれ9、12、および18%であり、これは重力加速度(9.81m/秒2)によるものと考えられると報告しています。

 

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高速と低速のランナーの接地時間(高速ランナーと低速ランナーの間にみられる最大ストライド頻度の差は、高速のランナーおよびランニングにおいてストライド当たりの接地時間が短いことが起因する)

鉛直方向と水平方向の力発揮

鉛直方向と水平方向の力発揮には確かに見かけ上の差はありますが、しかしこの差は速度が上昇するにつれて小さくなます。

 

GRFの水平成分を鉛直成分の割合として表した場合、研究結果においてその割合が上昇していれば、水平成分のほうが鉛直成分より比例的に増大していることになります。

 

このように速度上昇に伴ってGRFへの水平成分の寄与率が上昇したことを明白に示した研究結果として、Munroらでは速度3.0m/秒で10%が5.0m/秒では15%に上昇しています。

 

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スプリントにおける鉛直方向の力発揮とは(ストライド長の増大は鉛直と水平の両方向の地面反力(Ground reaction force:GRF)を増大させることによって達成される可能性が示されている)

 

引用・索引Transference of Strength and Power Adaptation to Sports Performance-Horizontal amd Vertical Force Production