Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹2017~SV Horn (Austria) Physio/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

ピリオダイゼーションにおける筋力トレーニング(最大筋力の向上は主に神経系と筋の適応に依存しており、これらの適応は主として大きな外的負荷に繰り返しさらされることにより生じる)

ピリオダイゼーションにおける筋力トレーニング(最大筋力の向上は主に神経系と筋の適応に依存しており、これらの適応は主として大きな外的負荷に繰り返しさらされることにより生じる)

最大筋力の向上

最大筋力の向上を目的として計画されたプログラムを実施する場合、望む結果を得るためにはどの程度の外的負荷を用いればよいかを慎重に検討しなければなりません。

 

直感的には理解できる考えではありますが、実際には外的負荷はあまり重視されず、エクササイズ選択や特異性に重きが置かれることが多くなります。

 

最大筋力の向上は主に神経系と筋の適応に依存しており、これらの適応は主として大きな外的負荷に繰り返しさらされることにより生じます。

 

筋力向上そのものは広範な負荷の使用によって起こり得ますが、筋力向上の最適化は狭い範囲の負荷において生じます。

 

様々な外的負荷がレジスタンストレーニングプログラムによる筋力の適応に及ぼす効果を調べた複数の研究があり、Rheaらによるメタ分析は、トレーニング経験者の集団において最大限の筋力向上を獲得するためには、80%1RMの外的負荷が必要であると結論付けています。

 

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最大筋力の向上はトレーニング強度が85%1RMに到達すると生じる

Petersonらによるとアスリート集団を対象とした同様のメタ分析では、競技レベルのアスリートの場合、最大筋力の向上はトレーニング強度が85%1RMに到達すると生じると結論づけています。

 

ただし、これらのメタ分析が取り上げた研究の多くはトレーニング期間中に何らかのピリオダイゼーションを取り入れており、85%1RMという負荷はトレーニング研究に用いられた負荷の平均値であることに注意しなければなりません。

 

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引用・索引Cormie P McCaulley GO Triplett NT and McBride JM Optimal loading for maximal power output during for lower body resistance exercises MedSci Sports Exerc 12:54-60:340-349.2007

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