Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹2017~SV Horn (Austria) Physio/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

レジスタンストレーニングに起因する肩の障害(RTを集団で起こる傷害や障害のうち最大36%が肩関節複合体で発生している)

レジスタンストレーニングに起因する肩の障害(RTを集団で起こる傷害や障害のうち最大36%が肩関節複合体で発生している)

レジスタンストレーニングと肩の障害

レジスタンストレーニング(RT)は、スポーツ競技のための筋骨格の強化、障害のリハビリテーション、様々な健康や体力にもたらす利益などを実現する手段として提唱されてきました。

 

RTに起因する障害の発生率は過去10年間増加傾向にあり、RT参加者の25~30%が施術を要する重度の傷害を負ったことが報告されています。

 

さらに過去数十年の間に、ウェイトリフティングに関連した救急科への搬送または来院の件数は35%増加し、それらの傷害の約4分の1は不適切なトレーニングが原因とされています。

 

特に肩関節複合体は、RTに起因する傷害の中でもかなり高い割合を占めています。

 

www.nakajimabonesetter.com

肩関節複合体が負傷しやすい理由

研究者の報告によると、RTを集団で起こる傷害や障害のうち最大36%が肩関節複合体で発生しています。

 

肩関節複合体が負傷しやすい理由は、部分的には、RTにより肩関節に大きな負荷がかかることであり、従来あまり負荷のかからない関節である肩関節が、反復的な挙上の過程で相当な負荷を担う必要があります。

 

さらに、一般的なRTエクササイズでは、しばしば肩にとって好ましくないポジションを取る必要があります。

 

例えば、高負荷での可動域限界域の外旋位は、急性および慢性の傷害を負いやすく、さらに、上肢のRTルーティンでは、筋力や筋肥大に明らかな向上をもたらす大筋群を強調するあまり、安定性を担う小筋群がしばしば軽視されます。

 

反復的な負荷、不適切な姿勢、偏ったエクササイズの選択により、関節や筋のアンバランスが生じ、RT参加者の傷害リスクが高まる可能性があります。

 

www.nakajimabonesetter.com

引用・索引Myer G.Ford K.and Hewett T.Rationale and clinic techniques for anterior cruciate ligament injury prevention among female athletes.J Athl Train39:352-364,2004

機能でみる 船橋整形外科方式 肩と肘のリハビリテーション

機能でみる 船橋整形外科方式 肩と肘のリハビリテーション

  • 発売日: 2019/11/08
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)