現場への応用
- ・CHO(糖質)の摂取量は、1日に体重1㎏当たり6~10gとし、非常に高強度の長時間にわたる活動に継続的に参加する多くのアスリートは、ほぼ10gの摂取が推奨される。しかし、必要な総カロリー摂取量が低めのアスリートは、CHO摂取量を体重1㎏当たり1日6g以下に減らす必要がある。これらのアスリートは、摂取カロリーの約60%をCHOから摂取すれば十分である。
- ・エクササイズの前には、アスリートの消化器官が耐えられるレベルのCHOを摂取することが勧められる。現在のところ、回復に役立ち局所的な炎症反応を抑えるためには、長時間の中強度の活動中には6%のCHO溶液を速やかに摂取する必要がある。グリコーゲンを最大限合成するためには、体重1㎏当たり1.5gのCHOを運動直後に摂取するか、運動後30分以内とその後6時間は2時間おきに体重1㎏当たり0.6~1.0gを摂取することにより、グリコーゲンの合成を最大化できることが明らかになっている。
- ・総カロリーの約20~25%を脂質から摂取する必要があり、少なくとも1週間に2サービング(8オンス=230g)の脂質を魚類から摂取することが推奨される。サケ、マス、オヒョウ、イワシ、セグロイワシ、ニシンなどはオメガ3系PUFAの供給源になる。
- ・現在のところ、主要栄養素以外で、アスリートの免疫系に役立つ可能性が最も高いサプリメントは、フラボノイドとして知られているポリフェノール群に属するものである。リンゴや玉ねぎなどの食物に含まれているケルセチンは、URTIの発生頻度を低下させることが知られている。茶やベリー類にみられる各種フラボノイドも有益であるとされている。
引用・索引Nutritional Feats Nutrition Consulting Statesboro Georga.65-70

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