Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹2017~SV Horn (Austria) Physio/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

ランニングスピードの上昇に伴い、股関節伸展モーメントはどのように変化するか?

ランニングスピードと股関節

ランニング中の股関節伸展モーメント

最近の研究において、異なるスピードでランニング中の股関節伸展モーメントより大きく増加することが示されました。

 

Schacheらは、様々なスピードでランニングする際の関節モーメントを調査しました。

 

研究者は走サイクルの異なる時点におけるモーメントを記録しましたが、最大の股関節伸展モーメントは遊脚終期に記録されました。

 

http://nakajima-bonesetter.com/blog/post-11435

股関節対膝関節伸展モーメント

股関節対膝関節の伸展モーメント比は、スピードが速くなるにつれて増加することがわかり、速度が向上すると股関節が次第に大きく関与することを示唆しています。

 

3.5m/秒では股関節対膝関節のピーク伸展モーメント比は0.29:1.0になりました。

 

これに対し、8.95m/秒(「スプリント」とみなされる速度)の場合のピーク伸展モーメント比は1.18:1.0になり、これはランニングスピードが3.5m/秒から8.95m/秒に上がると、股関節の関与が304%増加し、結果的に、ランニング動作が膝関節優位から股関節優位に移行したこと(すなわち、伸展モーメントは股関節のほうが膝関節より大きいこと)を示しています。

 

これは、ランニングスピードの増加に伴い、股関節は膝関節に比べ伸展モーメントが相対的に大きく増加することを示しています。

 

http://nakajima-bonesetter.com/blog/post-11689

 

引用・索引Strength and Conditioning Research Limited Loughborough Leicestershire United Kingdom