Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究してます。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹元SV Hornトレーナー/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

活動後増強(PAPとは、筋収縮の後に発揮能力が即時的に増大する現象であり、『コンプレックストレーニング』の前提条件である)

活動後増強効果とは

コンプレックストレーニングのメカニズム

CT(コンプレックストレーニング)において、厳密にどのような生理学的メカニズムが即時に作用しているのかは完全に解明されていませんが、CTの低強度エクササイズにおける発揮パワーの増大は、PAPが引き起こしていると考えられています。

 

Robbinsの定義によると、「PAPとは、筋収縮の後に発揮能力が即時的に増大する現象であり、『コンプレックストレーニング』の前提条件である」とされています。

 

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最大筋力と活動後増強

このPAPは、最大筋力の大きい人に生じやすいとされ、例えばBakerは、1年以上のレジスタンストレーニング経験を有するラグビー選手16名を対象に研究を行った結果、最大の筋力を有していた被験者2名は、「高強度」エクササイズ(被験者の1RMの65%負荷でのベンチプレス)の後に実行した「低強度」エクササイズ(スミスマシンを用いての爆発的なベンチプレススロー)において、発揮パワーの増大率が最大の6.2%を示したのに対して、最小の筋力を有していた被験者2名は、発揮パワーの増大率がわずか0.8%でした。

 

これと同様の結果は、アスリートとレクリエーションレベルのトレーニング実施者を比較したChiuらの研究でも報告されており、またYoungらとDuthieらの研究でも、最大の筋力を有する被験者が最大のPAPを示しています。

 

しかし、一方で、Jensen&EbbenのCT研究では、ディビジョンⅠに属する無酸素性競技の選手21名に、5RMの高強度スクワットの後にカウンタームーブメントジャンプ(CMJ)を実行させたところ、筋力が最大の被験者(男性6名、女性2名)と最小の被験者(女性6名、男性2名)とで、CMJのパフォーマンスに生じた反応に差は見られませんでした。

 

National Strengh and Conditioning Association(NSCA)がプライオメトリックトレーニングの実施に関して定めているような、一定レベルの筋力を獲得することが推奨されています。

 

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引用・索引Complex Training Reexamined Review and Recommendations to Improve