Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究してます。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹元SV Horn physio,柔道整復師,NASM-PES,NSCA-CPT。

プライオメトリックストレーニングと持久力強化(プライオメトリックストレーニングは、2.4㎞、3㎞、5㎞のランニングパフォーマンスにも有益な効果をもたらしたことが明らかになっている)

持久力強化とプライオメトリックストレーニング

持久力強化におけるトレーニングとプライオメトリックストレーニングにおいて、研究の結果の違いはトレーニング量および、被験者のトレーニングステータスの違いが原因となっている可能性があります。

 

Saunderらの研究の被験者は、高度にトレーニングを積んだランナー(Vo2maxが>60㎖/min/kg)であり、プライオメトリックストレーニングを週2回で3週間、週3回で3回実施していました。

 

このことは、高度にトレーニングを積んだランナー(Vo2maxが>65㎖/min/kg)の場合、少量のプライオメトリックストレーニングでは低いランニングスピードにおけるREを向上させるのに不十分である可能性を示唆しています。

 

また、研究結果が異なるもうひとつの理由として、両研究のランニング量の違いが考えられます。

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ランニングパフォーマンスとプライオメトリックストレーニング

Saundereらの研究の被験者は週60~80㎞であり、この研究ではより多量の持久走が実施されていたことが干渉作用を引き起こした可能性があります。

 

このことは、プライオメトリックストレーニングがランニングパフォーマンスにもたらす有益な効果を最適化するためには週80㎞以内に抑える必要があることを示唆しています。

 

また、プライオメトリックストレーニングは、2.4㎞、3㎞、5㎞のランニングパフォーマンスにも有益な効果をもたらしたことが明らかになっています。

 

Sedanoらは、タイムトライアルのタイムの向上こそが、実際のパフォーマンスの向上を示す真の指標である可能性を示唆しています。

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引用Effects of Performing Endurance and Strength or Plyometric Training Concurrently on Running Economy and Performance37-45