Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹2017~SV Horn (Austria) Physio/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

最大下のトレーニングのための走速度の決定(12分間クーパー走テストは、パフォーマンスがトレッドミルで限定されるVO2maxに有意に関連付けられる持続的フィールドテストになる)

最大下のトレーニングのための走速度の決定

タイムトライアル/ディスタンストライアル

12分間クーパー走テストは、パフォーマンスがトレッドミルで限定されるVO2maxに有意に関連付けられる持続的フィールドテストになります。

 

クーパー走テストは線形のランニングプロトコルで、アスリートが強度を「マイペースで」決めながら、できるだけ長い距離を走ります。

 

同様に5km以上のタイムトライアルもトレッドミルに基づくVO2maxに有意に関連付けられ、「時間」に基づくか「距離」に基づくかに違いはありますが、いずれのプロトコルも支持されています。

 

タイムトライアルで要求される持続時間は、無酸素性機構の関与が低下して、有酸素性機構の貢献が最大となるために必要な時間が根拠となっています。

 

vVO2maxでの疲労困憊までの平均時間は4分から8分の間であり、有酸素性機構に最大ストレスをかけてvVO2maxを調査するために必要な時間は4分58秒であることが報告されています。

 

さらに、vVO2maxと5分間タイムトライアル(v5TT)および1500mトライアルの平均速度の間には、有意な相関関係が報告されています。

 

したがって、同じ生理学的状態がより時間効率のよい方法で測定できるため、伝統的な12分間クーパー走テストを用いる必要は無いことも報告されています。

 

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 最適なパフォーマンスのためのペース設定

様々な形式のタイムトライアルや距離に基づくテストがvVO2maxの妥当性かつ信頼性のある推定値をもたらす可能性がありますが、テスト様式によっては、最適なパフォーマンスのためのペース設定(習熟により上達)が必要な場合があります。

 

しかし、タイムトライアルのプロトコルは、簡単に距離の記録や設定ができ、多くのエクササイズエルゴメーターを使って実施できるため有益となります。

 

「最大走速度」(MRS:maximum running speed)を持続的な線形走行で測定することは、類似の性質をもつトレーニング様式とトレーニング後の競技、例えばトラック競技などにも適しているといえます。

 

このトレーニング様式は、トレーニング歴が浅いアスリートや有酸素性体力レベルの低いアスリートにも適しており、傷害発生率の高いコンタクトスポーツに対しても有効であると思われます。

 

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 最大下トレーニング処方のためのテストプロトコル

テスト 様式 プロトコル 開始速度 速度の上昇 最終速度の測定
タイムトライアル 線形 持続的線形ランニング
できるだけ遠く、できるだけ速く走る
自己のペース   テストの平均速度
距離/タイム(m/秒)
UMTT 線形および
漸増
トラックの周囲に50m間隔で標識を置く 8km/時 2分ごとに
1km/時
最後に完遂した段階の速度
  予め録音した合図音で
参加者をコントロールする
       
  2段階連続で、標識から5m以上遅れたらテストは終了する        
20SRT シャトルに
基づき漸増
参加者は20m間隔のシャトル走を完遂する 8km/時 2分ごとに
1km/時
最終段階で到達した
速度
    スピードは予め録音した合図音でコントロールする   1分ごと
0.5km/時
 
    参加者者がペースについていけなくなり、
3回連続でラインに到達できず、3m以上ラインから離れたらテストは終了する
     

引用・索引Castagna C, Impellizzeri F, Chamari K, Carlomagno D, and Rampini E. Aerobic fitness and yo-yocontinuous and intermittent test performances in soccer players: A correlation study. J Strength Cond Res20: 320–325, 2006.


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