Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹2017~SV Horn (Austria) Physio/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

モントリオール大学トラックテストUMTT:The University of Montreal Track Test(UMTTで達成された速度{vUMTT}は、実験室で行ったトレッドミル試験の測定値と同程度に正確なvVO2maxの推定値を提供する)

モントリオール大学トラックテスト

モントリオール大学トラックテスト

モントリオール大学トラックテスト(UMTT:The University of Montreal Track Test)はVO2maxの判定に用いる、信頼性と妥当性を兼ね備えたフィールドテストになります。

 

UMTTで達成された速度(vUMTT)は、実験室で行ったトレッドミル試験の測定値と同程度に正確なvVO2maxの推定値を提供します。

 

VO2maxを決定する際の高いレベルの正確性には、マイペースで速度を決定することによってばらつきをなくし、あらかじめ記録されたとおりに、徐々に速度を上げるプロトコルが役立ちます。

 

きわめて正確なテストですが、実験室で直接測定されたvVO2maxはvUMTTよりいくらか低い(1.2%、0.07m/秒)ことも報告されています。

 

この差は持続時間が4分で減速も含むトレッドミルのvVO2maxプロトコルと比べると、UMTTの各段階の接続時間は2分間ということも説明できます。

 

またUMTTプロトコルは、無酸素性エネルギー機構の貢献をわずかに増加させる可能性があり、これは完全な疲労困憊また途中棄権が起きた時点で終了し、MRSが計算されるためです。

 

このテストはサッカーなどのスポーツで使われてきましたが、持続的で線形のトレーニング様式を用い、有酸素性持久力に依存するあらゆるスポーツに適しているとされます。

 

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最大下トレーニング処方のためのテストプロトコル

テスト 様式 プロトコル 開始速度 速度の上昇 最終速度の測定
タイムトライアル 線形 持続的線形ランニング
できるだけ遠く、できるだけ速く走る
自己のペース   テストの平均速度
距離/タイム(m/秒)
UMTT 線形および
漸増
トラックの周囲に50m間隔で標識を置く 8km/時 2分ごとに
1km/時
最後に完遂した段階の速度
  予め録音した合図音で
参加者をコントロールする
       
  2段階連続で、標識から5m以上遅れたらテストは終了する        
20SRT シャトルに
基づき漸増
参加者は20m間隔のシャトル走を完遂する 8km/時 2分ごとに
1km/時
最終段階で到達した
速度
    スピードは予め録音した合図音でコントロールする   1分ごと
0.5km/時
 
    参加者者がペースについていけなくなり、
3回連続でラインに到達できず、3m以上ラインから離れたらテストは終了する
     

 

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引用・索引Eston R and Reilly T. Kinanthropometry and Exercise Physiology Laboratory Manual: Anthropometry. London: Taylor & Francis, 2009.


2014_12_17 CrossTrain Test Universidad Montréal (Leger-Boucher)