Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹2017~SV Horn (Austria) Physio/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

間欠的テストと持続的テストとの比較(間欠的テストは、無酸素性エネルギーが最大限に寄与するため、最大超トレーニングの強度の設定により一層適している)

間欠的体力テストの比較

比較

間欠的テストは持続的なテストと比較して、無酸素性エネルギーが最大限に寄与するため、最大超トレーニングの強度の設定により一層適しています。

 

30-15IFTやYYIRTなどの最大超テストの最終MRSは、(vVO2maxを上回る)無酸素性速度予備量に対するいずれかの割合となるため、予想されるように、非常に異なる速度をもたらします。

 

例えば、vIFTはvVO2maxより一貫して20~25%速く、またvUMTTよりおよそ15~25%高い値になります。

 

また30-15IFTのテスト中は、UMTTと比較すると有意に高い血中乳酸濃度が認められ、無酸素性エネルギーの産生がより大きいことが裏付けられます。

 

しかしこの関係は、使われた特定のプロトコルに依存し、また個人の体力レベルからも影響を受けます。

 

例えば、YYIRTL1のパフォーマンスとvVO2maxまたvUMTTとの間には有意差は報告されていませんが、アスリートのMRSが16.3km/時より速い場合は、vUMTTはvYYIRT1で達成された値より適していると結論づけられます。

 

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 パフォーマンスの差異

パフォーマンスによる差異は、20mシャトルの距離でランニングリズムが次第に大きく妨害されることや、休息が短いか存在しないためにホスフォクレアチン(OCr)の再合成や乳酸の除去が起こらないことに原因がありそうです。

 

12分クーパー走やvUMTTの結果よりv20SRTの結果が低いことに、これらの問題が影響を与えていると思われます。

 

5分間タイムトライアルやUMTTのような、有酸素性機構が優位な最大下テスト中に発揮される速度を比較すると、プロトコルが類似の生理学的要求を提示しようとしているため、テスト間の差は少なく、例えば、UMTTは12分クーパー走、v5TT、およびトレッドミルを用いたVO2maxテストなどの結果と強い相関関係があります。

 

しかし、詳しくスコアを分析すると、vUMTTはv5TTより1.1km/時速く、トレッドミルのvVO2maxより約1.4km/時速くなりました。

 

興味深いことにより大きな無酸素性速度予備量を有するアスリートは、vUMTTとVO2maxとの差がより大きく、この違いは漸増テストで用いる「スプリントフィニッシュ」によるとされています。

 

上記は、MRSとして最終的な到達速度を用いるため、無酸素性速度予備量が大きいと、最終段階でより大きな「爆発的」なスピードに達することができるからです。

 

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引用・索引Berthon P, Fellmann N, Bedu M, Beaune B, Dabonneville M, Coudert J, and Chamoux AA. 5-min runningfield test as a measurement of maximal aerobic velocity. Eur J Appl Physiol Occup Physiol 75: 233–238,1997.


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