Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹2017~SV Horn (Austria) Physio/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

試合期における疲労(この疲労は、選手が試合中に様々な様式で実施する移動、運動の強度や時間、移動距離によって引き起こされる)

サッカーにおける疲労とトレーニング

疲労

試合期において、試合で蓄積する疲労がジムで行なうトレーニングプログラムに大きな影響を及ぼす可能性があります。

 

この疲労は、選手が試合中に様々な様式で実施する移動、運動の強度や時間、移動距離によって引き起こされます。

 

これらの生理学的要求は、チームが採用するプレースタイルの影響を受ける可能性があります。

 

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サッカーの試合後の疲労の指標

指標/情報源 試合後の反応(Ascensao) 試合後の反応(Anderson)
スプリントスピード 72時間までパフォーマンスが低下 5時間後までパフォーマンスが低下
DOMS/主観的筋痛 72時間後まで増加 69時間後まで増加
クレアチンキナーゼ(CK) 72時間後まで増加 69時間後まで増加
ハムストリングスと
大腿四頭筋のトルク
72時間後まで低下 27時間後まで膝関節伸展トルクが低下
51時間まで膝関節屈曲トルクが低下
カウンタームーブメントジャンプ(CMJ) 測定せず 69時間後もなお低下

試合後最大72時間にわたって指標が悪化したことを踏まえ、トレーニングプログラムおよび週あたりのトレーニング負荷を計画する必要があります。

 

Thorpe&Sunderlandは、試合直後のクレアチンキナーゼ(84%)とミオグロビン濃度(238%)の大幅な上昇は、試合で実施されるスプリント回数と有意な相関関係があると説明しています(前者がr=0.88、後者がr=0.27)。

スプリント動作と疲労

多くのスプリント動作がパフォーマンスの主要な部分を占める選手は、スプリントの実施量が少ない選手に比べて完全な回復に要する時間が長い可能性があると考えられているため、これは重要な要素になります。

 

また、ポストシーズン中は複数のパラメータが低下すると考えられています。

 

Kraemerらは、シーズン9週目の時点でスピードと垂直跳びの跳躍高に有意な低下がみられ、また11週間におよぶシーズン終了後1週間の時点で、以前として膝関節伸展筋力に低下がみられたことを報告しています。

 

また、Handziskiらも、試合期の終了時にテストステロン対コルチゾール日が30%低下していたことも報告しています。

 

このコルチゾールの増加とテストステロンの減少は、異化状態が高まっていることを示しており、この場合、筋力およびパワートレーニングからプラスの適応を得る能力が低下している可能性があります。

 

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引用・引用Thorpe R, Sunderland C. Muscle damage,endocrine, and immune marker response to asoccer match. J Strength Cond Res 26: 2783–2790, 2012.


How to recover from a tough training workout