Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹2017~SV Horn (Austria) Physio/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

サッカーにおける傷害の発生(欧州サッカー連盟:UEFAの傷害調査によると、選手1名当たり、平均受傷回数は1シーズンに2回、うち87%が下肢の傷害となっている)

サッカーにおける傷害発生とストレングストレーニング

傷害の発生

ストレングス&コンディショニング(S&C)プログラムを成功させるには、その競技で特に発生しやすい選手の障害発生を低減する方策が不可欠になります。

 

欧州サッカー連盟(UEFA)の傷害調査によると、選手1名当たり、平均受傷回数は1シーズンに2回、うち87%が下肢の傷害となっています。

 

特に、大腿(23%)、膝(18%)、股関節/鼠径部(14%)、足関節(14%)、および下腿/アキレス腱(11%)となっています。

 

大腿部で多い傷害は肉離れで、内訳はハムストリングスが12%、大腿四頭筋が5%になります。

 

Dellalらは、試合日程が過密な時期には、試合に関連した傷害が有意に増加していたと報告しています。

 

傷害の発生件数が増えると、受傷していないメンバーの負荷が増大します。

 

特に試合日程が過密な時期には、傷害発生率を低く保ち、選手の回復を高める上で選手のローテーションが不可欠とみられるため、非常に重要な問題になります。

 

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 傷害予防プログラム

傷害予防プログラムの例

 伸張性負荷

サッカーの試合において、選手は方向転換、垂直方向へのジャンプから着地をしなくてはならず、これらは、いずれも伸張性筋活動(筋が引き伸ばされながら力を発揮すること)を伴います。

 

しかし、伸張性筋活動を実施すると、等尺性筋力と動的筋力が急性的に低下し、併せて疲労レベルと筋損傷も増大する可能性があります。

 

したがって、筋力およびパワートレーニングにおいて、セット数、レップ数を操作しエクササイズを注意深く選択し修正することで伸張性筋活動の量を低減することが賢明です。

 

ただし、伸張性筋活動はパフォーマンスに必要な特性であり、IP(傷害予防)の観点からも重要であり、シーズン中のトレーニングから完全に排除すべきではありません。

 

伸張性局面を低減するエクササイズの修正

 

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引用・索引Ekstrand J, Hägglund M, Waldén M. Injuryincidence and injury patterns in professionalfootball—The UEFA injury study. Br J SportsMed 45: 533–538, 2011.


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