Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹2017~SV Horn (Austria) Physio/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

関節リウマチと有酸素運動(身体活動の代謝コストは、関節のこわばり、機能障害{歩行異常など}のために増加する可能性がある)

関節リウマチと有酸素運動

クライアント教育

健康なクライアントの標準値と比べ、関節リウマチのクライアントは有酸素性のコンディショニングレベルは低い傾向があります。

 

原因として、関節リウマチの症状が原因で、活発な活動を行う時間が少ないことが理由としてあげられています。

 

身体活動の代謝コストは、関節のこわばり、機能障害(歩行異常など)のために増加する可能性があります。

 

身体活動のための教育には、痛みの出るエクササイズの回避、関節を保護する活動、適切な身体メカニクス、エクササイズの安全な様式などを含める必要があります。

 

エクササイズの様式や種類は、障害を起こしている関節の位置と重症度によって決定しなければなりません。

 

潜在的不快症状を防ぐことのできる様式(水中療法など)からも有益とされています。

 

さらに、関節リウマチのクライアントが疾患から受けている心理的な影響を認識する必要もあります。

 

関節リウマチのクライアントは程度こそ異なりますが、抑うつ、質の悪い睡眠、身体活動に臆病など、エクササイズプログラムの立案に障害となる特徴を示す場合もあります。

 

最近の調査によると、エクササイズは関節リウマチの被験者のうつと睡眠の質を改善できることが示唆されています。

 

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 エクササイズ強度の設定

関節リウマチのクライアントは、エクササイズ中の強度レベルを測るために数値尺度を利用することが重要とされています。

 

ボルグの主観的運動強度(RPE)スケールは、数字と対応する表現を用いて、身体活動の強度をクライアントがどのように自覚しているかを測定します。

 

RPEスケールは、心拍数と強い相関関係があることも証明されています。

 

オリジナルのスケールは6から20まで15ポイントの範囲で、6が「まったく努力なし」、20が「最大努力」を表します。

 

このスケールは、0から10までのボルグCR10に改訂され、0が「まったく感じない」、そして10が「これ以上は無理」を意味します。

 

ボルグCR10は運動テストや身体トレーニング、そしてリハビリテーションの標準測定手段となります。

 

ボルグスケールはエクササイズに対するクライアントの反応を伝える効果的な方法であり、将来のエクササイズセッションを方向づけるためにも役立つとされています。

 

11ポイントの痛み評価尺度(NPRS:numerical pain rating scale)は、0(まったく痛みはない)から10(考えられる最悪の痛み)までを評価し、クライアントに対するエクササイズの影響をモニタリングするもう一つの手段となります。

 

NPRSは通常、関節リウマチのクライアントの痛みと疲労度を測るために使われ、エクササイズプログラムを指導する際に役立つとされています。

 

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引用・索引Al-Qubaeissy KY, Fatoye FA, Goodwin PC, and Yohannes AM. The effectiveness of hydrotherapy in the management of rheumatoid arthritis: A systematic review. Musculoskeletal Care 11: 3–18, 2013.


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関節リウマチの画像診断 診断の基本から鑑別診断まで

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