Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹2017~SV Horn (Austria) Physio/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

関節リウマチにおけるストレッチングと筋膜リリース(筋長と対称性を復活させ、関節可動域を広げ、関節リウマチのクライアントの痛みとこわばりと軽減する可能性があるとされている)

関節リウマチとストレッチと筋膜リリース

関節リウマチとストレッチング

関節周りの筋の適切な筋長と対称性を維持することは、関節リウマチのクライアントにとって重要な課題になります。

 

損傷した関節の可動域は、痛みやこわばり、腫脹、骨の変形などにより制限されている可能性があります。

 

病変により、関節は弱く不安定になっており、不安定な関節を過伸展することの内容に細心の注意を払う必要があります。

 

発表されている論文は、手のリハビリテーション介入としてのストレッチに的を絞った研究で、ストレッチに的を絞った研究は非常に少ないです。

 

著者はアメリカスポーツ医学会(ACSM)のガイドラインを推奨しています。

 

ACSMは、主要筋群に対する中強度の運動(10ポイントスケールで5~10)を1週間に少なくとも2回行うことを推奨しています。

 

痛みの無い範囲で30秒保持する、ゆっくりとした静的ストレッチがダイナミックストレッチよりも好ましいとされています。

 

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 関節リウマチと筋膜リリース(MFR:myofascialrelease)

筋膜リリースは関節リウマチのクライアントにおいて、筋膜や軟部組織の障害に効果的な手段とされています。

 

筋膜リリースは、筋膜と筋の痛みと緊張を軽減しながらフォームローラーやボールなどを使って、関節可動域を広げる目的で使用されています。

 

Cubickらの症例では、少なくとも3~5分の筋膜リリースが、関節リウマチと膠原性大腸炎の患者の症状の改善に導いたことを明らかにしています。

 

6セッションの介入により、5週間後の患者の関節痛、関節可動域、胃腸障害、疲労感などが改善されています。

 

しかし、筋膜リリースの研究はまだ不十分であるとされ、関節を保護し、いかなる悪影響も及ぼさないように注意深く行う必要があります。

 

ストレッチと筋膜リリースの適切なプログラムは、効果的に筋の筋長と対称性を復活させ、関節可動域を広げ、関節リウマチのクライアントの痛みとこわばりと軽減する可能性があるとされています。

 

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引用・索引Al-Qubaeissy KY, Fatoye FA, Goodwin PC, and Yohannes AM. The effectiveness of hydrotherapy in the management of rheumatoid arthritis: A systematic review. Musculoskeletal Care 11: 3–18, 2013.


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