回旋動作
捻りの動作
アスリートの能力により困難なエクササイズは、回旋、加速と減速の運動になります。
他方、これらの動きは、脊椎損傷の原因になることもあり、また大抵のスポーツでみられる特徴でもあります。
これらの理由から、青少年アスリートは、捻りの動作を限定的な負荷と可動域の下で、ニュートラルな姿勢を保持し、ブレーシングを使って脊椎周り引き締めて行うべきとされています。
スポーツ活動における運動パターンの学習
提案された漸進は青少年アスリートの特定のスポーツ活動における正しい運動パターンを保証するために重要であり、そのような運動では、脊椎の加速と減速の動作は様々な軸と平面で起こります。
さらに、安定トレーニングや不安定トレーニングは、コア(体幹)トレーニングプログラムの漸進の中に組み込むべきではなく、不安定コアエクササイズ(BOSUやスタビリティボールを使ったプランクエクササイズなど)は、安定したサーフェス上で動作を行うのに比べ、不安定性が筋神経系により大きなストレスを与え、コアの筋群の活性化をより増大させます。
しかし、不安定なサーフェス(BOSUなど)を含むコアエクササイズは、青少年の運動に必要な力やパワーそして関節可動域を抑制することもありえます。
引用・索引School of Health and Sports Sciences Universitat de Girona Salt Catalonia Spain46-47

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