偏平足は内側縦アーチの低下に特徴付けられます。
内側縦アーチは、静的には骨(第一中足骨、第一楔状骨、舟状骨、距骨、踵骨)並びにそれらを結びつけている靭帯(足底筋膜を含む)、動的には後脛骨筋、長腓骨筋、長母趾屈筋、長趾屈筋、母趾外転筋などに保持されています。
筋力低下の為にアーチの保持ができず、靭帯に弛緩が生じてしまうとアーチの低下が恒常となります。
内側縦アーチの低下は、横アーチの低下をもたらします。
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両アーチを形成している筋群
これは両アーチを形成している筋群のうち後脛骨筋、長腓骨筋が共通であり連動することと、内側縦アーチを形成している第一中足骨と第一楔状骨との位置関係が矢状面で平坦化するとともに、第一中足骨内反を生じて、中足骨基部での横アーチの平坦化を起こし、これが前足部に反映される為です。
すなわち扁平足に開張足が合併します。
開張足になると足趾は靴の中で締め付けられて、母指は外方に偏移するようになります。
同時に、母趾外転筋と母趾内転筋との筋力にアンバランスが生じて「外反母趾」が成立していきます。
また、足底筋膜にはアーチの低下に伴い腱膜の伸張ストレスが加わりやすくなり、「足底筋膜炎」を生じることがしばしば見られます。
外反扁平足に伴う障害は足部に限定されず、足関節部では、後脛骨筋炎、下腿では過労性脛骨骨膜炎、膝関節部では鵞足炎、内側側副靭帯炎、膝蓋骨内側部痛などをも発生させる要因となりえます。
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