まず、風邪ウイルスが鼻やのどから侵入し、のどの粘膜に付着し、感染します。
すると、感染したと脳が指令を出し、ブラジキニンやヒスタミンなどが産生され、これらの物質は血管を拡張して、ウイルスに対抗するための白血球などを集めます。
この時、血管が拡張して、血流量が増えたおかげで、部分的に熱を持ったり、赤くなったりするのです。
やがて、拡張した血管から、白血球や血漿タンパク質、水分などが外に漏れだし、この状態が続くことで、腫れが生じます。
また痛み増強物質である、プロスタグランジンが産生され、知覚神経受容体の感受性を高めます。
そこに、発痛物質である、ブラジキニンが作用すると、その刺激が脳まで伝わり、強い痛みを感じるようになります。
こうした一連の反応を炎症といいます。
炎症が軽い段階では、イガイガ、カサカサを感じる程度ですが、ひどくなると強い痛みを感じるのは、こうしたメカニズムのためです。
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