競技現場でストレッチングの方法を選択していく場合、筋と神経における次の二つの関係を理解しておく必要があります。
伸張反射
筋が過度に伸張されると、筋の中の筋紡錘が働き、筋がそれ以上伸展して障害を起こさないように反射的にその筋を収縮させます。
これは伸張反射と呼ばれ、筋の伸びすぎによる障害を防止するための生体防御機能の一つです。
相反性神経支配
主働筋が収縮しているとき、その拮抗筋は弛緩し、運動がスムーズに行えるように働く神経支配を相反性神経支配といいます。
競技現場では直面した場面やその時の選手の状態を踏まえ、これらの反応を抑制すべきか、あるいは活性化するべきかによって、どのストレッチングの方法を使うべきかを考えなければなりません。
https://nakajima-bonesetter.com/blog/post-10642
引用・索引アスレティックトレーナー教本
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