アスリートにとって筋力の向上を目指すことは非常に重要なことです。
スプリントやジャンプ、素早い方向転換など自分の体重を素早く移動させる必要がある場合、最大筋力の絶対値ばかりではなく、体重比に着目する必要があります。
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ニュートンの第2法則
力(F)=質量(m)×加速度(a)
加速を生み出すには
加速度=力/質量
つまり、加速を生み出すには質量に見合った力が必要であることが導き出されます。
※体重たりの筋力がアスリートの加速能力に直接影響することになり、仮に筋力が10%増加しても、体重の増加が20%だとすると、体重あたりの筋力は低下し、加速能力がかえって悪くなります。
一般に体重あたりの筋力は、小柄な選手の方が優れているようで、筋力が筋断面積に比例するので、同じ筋断面積の大柄な選手と小柄な選手を比べると、大柄な選手の方が筋長の長い分だけ体積が大きくなり、体重が重くなってしまい、結果的に小柄な選手の方が筋力-体重比において優れていることになります。
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引用・索引ストレングス&コンディショニングⅠ理論編
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