Nakajima整骨院Official Blog

世界中の治療やトレーニングを研究。2013年アスリートの治療に特化したNakajima整骨院を横浜市に開業。🇦🇹2017~SV Horn (Austria) Physio/柔道整復師/NASM-PES/NSCA-CPT/初級がい者スポーツ指導員/WFA Periodization Specialist。

小児の筋肉の発育・小児科学的観点「子どもは大人のミニチュアではない」

小児期の成長

筋肉の発達

体重が30㎏までは、男女ともに体重における筋重量の占める割合にほとんど差が無く、筋肉の発育は性ホルモンの影響で思春期にスパートを示し、男子では増えた体重の80%くらいが筋重量の増加になりますが、女子では40%くらいで脂肪の増加が目立ちます。

 

筋線維には2種類、ゆっくりと収縮する持久力に関係するST線維(遅筋)と速く収縮し瞬発力に関与するFT線維(速筋)があります。

※筋肉はこの2種類の線維が混在し、その分布や比率は個人差があり、1歳頃に決まります。

 

筋線維のタイプは、運動をすると互いに変化し、運動をやめると元のタイプに戻ります。

 

思春期の発育スパート以前で主に働くのは遅筋線維で、思春期発育スパートが始まると速筋線維が優勢となり、瞬発系が発達していきます。

※女子では速筋線維の発達が早期に頭打ちになるために、女子の方が男子よりも瞬発力に劣ることになります。

https://nakajima-bonesetter.com/blog/post-1984

小児の成長の特徴

小児は大人をサイズだけ小さくした存在ではなく、子ども特有の特徴があります。

 

神経系の発育・機能発達が呼吸器・循環器・骨格・筋の発育・機能発達に先行するので、運動持久力能力や筋力の増大よりも技能の習得に適した時期であり、思春期になると運動持久力や筋力の増大も期待できます。

「子どもは大人のミニチュアではない」

医療系の学生が小児科学を最初に学ぶ時に教わる言葉で、すなわち、子どもは大人のサイズを単に小さくしたものでは無く、形態や機能に子ども特有の特徴があります。

 

その特徴を理解することが正しい運動療法を行う上で重要になります。

https://nakajima-bonesetter.com/blog/post-7950

引用・索引運動療法ガイド