ストライド頻度とストライド長
スピードとは目的とするゴール(地点)あるいは設定された距離に対して水平面上(前方、後方、斜め及び横)を「最大速度」で移動する能力のことになります。
一定時間内のストライドの回数である”ストライドの頻度(ピッチ)”と1回のストライドで移動する距離である”ストライドの長さ”が制限因子となります。
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スピードのメカニズム
ランニング動作における接地局面では”着地と蹴りだし”すなわち”減速と推進”の2つの局面があります。
減速局面ではマイナスの水平パワー(減速パワー)が発生し、推進局面ではプラスの水平パワー(推進パワー)が発生しています。
スピード増加のためには、着地角度を垂直方向に転換し、減速パワーを抑えること(マイナスの床反力の水平分力を小さくする)、蹴りだし角度を水平方向へと転換して推進パワーを増加させる(プラスの床反力の水平分力を大きくする)ことがポイントとなり、また、接地時間の短縮によりSSC(ストレッチ・ショートニング・サイクル)が速く行われ、かつリカバリー脚の踵を臀部につけるよう素早く巻き込むことでストライド頻度を上げることができます。
※上記のことから、100m走は4つのスピード局面に分けることができ、第一局面は発進姿勢からスタートにおける”スタート局面”、第二局面は0mから30~60mくらいまでの”最大加速局面”、第三局面は40mないしは60~80mまでの最大スピード局面、第四局面は80~100mまでの”スピード持続局面”になります。
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引用・索引ストレングス&コンディショニングⅠ理論編
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