BCAAの生理学的効果
BCAAに期待される生理学的効果は、ロイシンの生理的効果にあります。
ロイシンは脱アミノ反応を受けると、α-ケトイソカプロン酸(α-KIC)に転換し、さらに代謝されてβ-ヒドロキシメチルブチレート(β-HMB)になります。
KICは筋肉タンパク質合成促進作用を持ち、β-HMBは筋肉タンパク質分解抑制作用を持っています。
※(運動に筋肉痛の発生を抑制することが期待されています。)
https://nakajima-bonesetter.com/blog/post-10475
中枢性疲労とは
血中遊離トリプトファンは脳関門を通過して、中枢においてセロトニンからメラトニンを生成し、スポーツの中の中枢性疲労発生の原因になります。
※BCAAはトリプトファンと脳関門通過で競合しますので、スポーツの前や途中でスポーツの前や途中でBCAAを摂取して、血中トリプトファン/BCAA比を小さくしてトリプトファンの脳内取り込みを抑えれば、中枢性疲労を抑制できるという報告があります。
筋肉内にロイシンが高濃度に取り込まれると、運動中のエネルギー源としてグリコーゲンよりも優先的に燃焼し、乳酸の発生を抑制しながらグリコーゲンの節約効果を発揮すると期待されています。
http://nakajima-bonesetter.com/blog/post-10270
引用・索引 実践的スポーツ栄養学 鈴木正成
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